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福光俊介の「週刊サイクルワールド」<229>ビッグネームが続々と新天地へ 2017-18移籍市場から各チームの狙いを探る

by 福光俊介 / Syunsuke FUKUMITSU
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 2017年シーズンのUCIワールドツアーが終了し、選手たちはオフに入った。来年に向けて長かったシーズンの疲労を抜き、心身のリフレッシュを図る時期に入っている。一方チームに目を向けると、次なるシーズンに向けた戦力の補強に余念がない。プロトンで実績を積んだビッグネームから、将来を有望視される若手まで、さまざまな選手が新天地で走ることを決め、移籍発表を行っている。そこで、今回は次々と明らかになるストーブリーグ(移籍市場)の動向に目を向けてみることにする。

このストーブリーグ最大の目玉となりそうなのがファビオ・アルのUAE・チーム エミレーツ入りだ =ツール・ド・フランス2017第5ステージ、2017年7月5日 Photo: Yuzuru SUNADA

モビスター、UAE・チーム エミレーツが大型補強に成功

 スプリンターのマルセル・キッテル(ドイツ、クイックステップフロアーズ)のチーム カチューシャ・アルペシン入りや、今年のツール・ド・フランスで山岳賞とスーパー敢闘賞を獲得したワレン・バルギル(フランス、チーム サンウェブ)のフォルトゥネオ・オスカロ入りはすでにお伝えしたが、それ以降も新たな移籍が多数発表されている。

チーム カチューシャ・アルペシン入りが発表されているマルセル・キッテル =ツール・ド・フランス2017第7ステージ、2017年7月7日 Photo: Yuzuru SUNADA

 UCI(国際自転車競技連合)の規定により、チーム移籍にかかる正式契約・発表は8月1日以降と決められている。実態としては、お目当ての選手獲得を目指すチームが早くからオファーを出していたり、水面下で交渉を進めたりするケースが多く、なかには口頭での約束や仮契約を8月までに結んでいるケースもあるとされる。それでも、各チーム・選手はUCI規定に基づき8月に入ってから正式なアナウンスを行う。移籍情報解禁から3カ月、多くのチームで新たなメンバーを歓迎する喜びのリリースが出されている。

 まずは、UCIワールドチームの移籍加入決定状況からお届けしよう。なお、以下の情報は10月31日時点でのもの。今後発表されるものも数多くあることが予想されることから、戦力分析を兼ねたチーム展望を11月以降に改めてまとめていく予定だ。

■アージェードゥーゼール ラモンディアル

 移籍情報解禁から早々に発表されていたトニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル)に続き、逃げのスペシャリストであるシルヴァン・ディリエ(スイス、BMCレーシングチーム)、1週間程度のステージレースを中心に今シーズン活躍したクレメント・ヴェントゥリーニ(フランス)がコフィディス ソリュシオンクレディから加わる。

■アスタナ プロチーム

 すでに6人の加入決定と、積極的な補強が目立つ。2015年、2016年のブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したオマール・フライレ(スペイン、チーム ディメンションデータ)、昨年のジャパンカップを制し、今年のブエルタで山岳賞のダヴィデ・ヴィッレッラ(イタリア、キャノンデール・ドラパック)に注目が集まる。今年のジロ・デ・イタリア総合12位のヤン・ハート(チェコ、CCCスプランディ・ポルコヴィチェ)、上れるスプリンターのマウヌス・コー(デンマーク、オリカ・スコット)も実力者。

■バーレーン・メリダ

若手クライマーのマテイ・モホリッチはバーレーン・メリダ入り =ブエルタ・ア・エスパーニャ2017第7ステージ、2017年8月25日 Photo: Yuzuru SUNADA

 チームの総合エースの1人、ヨン・イサギレ(スペイン)の兄・ゴルカがモビスター チームから合流。若手クライマーのマテイ・モホリッチ(スロベニア、UAE・チーム エミレーツ)、グランツール総合上位常連のドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼール ラモンディアル)の加入も決定。ステージレースを中心にチーム力アップを目指している様子がうかがえる。

■BMCレーシングチーム

 サイモン・ゲランス(オーストラリア)をオリカ・スコットから、ユルゲン・ルーランツ(ベルギー)をロット・ソウダルからそれぞれ獲得。ゲランスはアルデンヌ、ルーランツはパヴェと、ともにクラシックで高い実力と実績を誇る2人。絶対エースのグレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー)のアシストを務めると同時に、レース展開次第では自らも勝ちを狙いにいくことになりそう。さらに、若手有望株のアルベルト・ベッティオール(イタリア)とタイムトライアルを得意とするパトリック・ベヴィン(ニュージーランド)がキャノンデール・ドラパックから加わる。

■ボーラ・ハンスグローエ

ダニエル・オス(右)は2012年以来となるペテル・サガン(左)との“再会” =ツアー・オブ・カタール2017第4ステージ、2012年2月8日 Photo: Yuzuru SUNADA

 グランツールを狙える選手として、今年のジロ総合10位のダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール・ドラパック)が加入。チーム スカイから加わるピーター・ケノー(イギリス)は堅実なアシストでエースを支えることだろう。スピードマンのダニエル・オス(イタリア、BMCレーシングチーム)は、ペテル・サガン(スロバキア)とリクイガス・キャノンデール時代の2012年以来の“再会”。サガンからの信頼も厚く、クラシックで好アシストが見られるはずだ。

■エフデジ

 山岳でのアシストぶりが光るゲオルグ・プライドラー(オーストリア)と、オランダチャンピオンのラモン・シンケルダムがともにチーム サンウェブから加入。フランスのUCIコンチネンタルチーム、アーミー・ド・テレから移籍するベンジャミン・トマ(フランス)は、HCクラスや1クラスでたびたびワールドチーム勢に勝利。その走りが高く評価され、トップチームへのステップアップが決まった。

■ロット・ソウダル

 加入が決まっている4選手は、いずれも地元ベルギー人ライダー。個人タイムトライアルのヨーロッパチャンピオン、ヴィクトール・カンペナールツ(チーム ロットNL・ユンボ)、クラシックスペシャリストのイェンス・クークレール(オリカ・スコット)に期待がかかる。ローレンス・ナーセン(WBヴェランクラシック・アクアプロテクト)は、アージェードゥーゼール ラモンディアルで走るオリバー・ナーセンの弟。

■モビスター チーム

モビスター チームに加入するミケル・ランダ。チーム内での立場がどのようなものになるか =ジロ・デ・イタリア2017第19ステージ、2017年5月26日 Photo: Yuzuru SUNADA

 大きな補強に成功したチームの1つ。目玉は、チーム スカイから移籍のミケル・ランダ(スペイン)。実力・実績ともにチーム内でのエース待遇は必至だが、すでに確たる立場を得ているナイロ・キンタナ(コロンビア)とアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)との棲み分けがどのようになるか。エデュアルド・セプルベダ(アルゼンチン、フォルトゥネオ・オスカロ)、ラファエル・バルス(スペイン、ロット・ソウダル)も実績のある選手。

■オリカ・スコット

 グランツールの個人総合を狙うチームは、山岳アシストとしてベテランのミケル・ニエベ(スペイン、チーム スカイ)を獲得。ともにクイックステップフロアーズから移籍のジャック・バウアー(ニュージーランド)とマッテーオ・トレンティン(イタリア)は、クラシックにグランツールに幅広い活躍が見込まれる。一時トップシーンから離れていたキャメロン・マイヤー(オーストラリア、ミケルトン・スコット)が3年ぶりにチーム返り咲き。21歳のルーカス・ハミルトン(オーストラリア、ミケルトン・スコット)は、今年のツール・ド・ラヴニール総合4位の有望株。

■クイックステップフロアーズ

クイックステップフロアーズのエーススプリンターとなるエリア・ヴィヴィアーニ =ツール・ド・ロマンディ2017第3ステージ、2017年4月28日 Photo: Yuzuru SUNADA

 トップスプリンターのエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、チーム スカイ)の移籍がやはりビッグトピック。ミケル・モルコフ(デンマーク、チーム カチューシャ・アルペシン)といったリードアウト要員も獲得し、ヴィヴィアーニのスプリント態勢を整えている。そのほかは将来性を見込んだ選手をセレクト。アルバロ・ホデグ(コロンビア)やファビオ・ヤコブセン(オランダ、SEGレーシングアカデミー)は、ツール・ド・ラヴニールのスプリントステージでともに1勝ずつ。ジェームス・ノックス(イギリス、チーム ウィギンス)はラヴニールで総合8位になっている。

■チーム ディメンションデータ

 グランツール総合トップ10常連のルイ・メインティス(南アフリカ、UAE・チーム エミレーツ)が3年ぶりにチーム復帰。自国が誇るトップチームでさらなる飛躍を目指す。クラシック路線は、トムイェルト・スラフトール(オランダ、キャノンデール・ドラパック)の加入で強化。チームのエーススプリンター、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)がかつて信頼を寄せていたスピードマン、ジュリアン・ヴェルモート(ベルギー)をクイックステップフロアーズから呼び寄せ、強固なスプリントトレイン形成をもくろむ。

■チーム EFエデュケーションファースト・ドラパック

 今シーズンまでキャノンデール・ドラパックとして活動したチームは、新たなスポンサーを得てトップシーンを駆ける。スプリンターでは、サーシャ・モドロ(イタリア、UAE・チーム エミレーツ)とダニエル・マクレー(イギリス、フォルトゥネオ・オスカロ)を獲得。今年のツール総合2位のリゴベルト・ウラン(コロンビア)を支えるべく、ダニエル・モレノ(スペイン)がモビスター チームから、ウランの後輩にあたる21歳のダニエル・マルティネスをウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリアからそれぞれ加わる。2年ぶり復帰のマッティ・ブレシェル(デンマーク、アスタナ プロチーム)らクラシックを得意とする選手も合流し、穴のない布陣となる。

■チーム カチューシャ・アルペシン

 キッテルの移籍が大きな話題となったが、そのほかの選手たちも実力者ぞろい。ワンデーからステージレースまで対応できるネイサン・ハース(オーストラリア、チーム ディメンションデータ)、TTスペシャリストのアレックス・ドーセット(イギリス、モビスター チーム)、山岳に強いイアン・ボスウェル(イギリス、チーム スカイ)の加入が決定している。今年はUCIアフリカツアーを中心に活躍したウィリー・シュミット(南アフリカ)は、2014年にヴィーニファンティーニ・NIPPO(現NIPPO・ヴィーニファンティーニ)に所属し、日本のレースでも走っていた選手だ。

■チーム ロットNL・ユンボ

 地元オランダ勢では、スプリンターのダニー・ファンポッペルがチーム スカイから移籍。今年までUCIアメリカツアーを中心に走ってきた、23歳のセップ・クス(アメリカ、ラリーサイクリング)と21歳のネルソン・パウレス(アメリカ、アクセオン ヘーゲンズバーマン)は、ともに総合力のある選手だ。

■チーム スカイ

次世代のグランツールレーサーと呼ばれるイーガン・ベルナルがチーム スカイ入りを決めた =ティレーノ〜アドリアティコ2017第4ステージ、2017年3月11日 Photo: Yuzuru SUNADA

 TTスペシャリストのヨナタン・カストロヴィエホ(スペイン、モビスター チーム)、総合力の高いダビ・デラクルス(スペイン、クイックステップフロアーズ)と獲得。補強ポイントをしっかりと押さえた印象だ。20歳のイーガン・ベルナル(コロンビア、アンドローニ・シデルミックボッテッキア)は、次世代のグランツールレーサーの呼び声が高い。また、昨年のアンダー23(23歳未満)ロード世界王者のクリストファー・ハルヴォルセン(ノルウェー、ヨーケル・イコパル)、23歳未満対象のジロ・デ・イタリア「ジロ・チクリスティコ・デ・イタリア」で総合優勝したパヴェル・シヴァコフ(ロシア)もプロデビューを果たす。

■チーム サンウェブ

 実績のある選手では、北のクラシックを得意とするエドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード)が代表格。育成能力の高いチームらしく、ツール・ド・ラヴニールで総合9位、10位のオーストラリア人コンビ、マイケル・ストラーとジャイ・ヒンドリー(ミケルトン・スコット)を次期エース候補として養成する。

■トレック・セガフレード

 クライマーのジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、クイックステップフロアーズ)、ツガブ・グルマイ(エチオピア、バーレーン・メリダ)、トム・スクインシュ(ラトビア、キャノンデール・ドラパック)が加わる。レースに臨むメンバー次第では、総合エースを任せられるだけの選手たちだ。ツール・ド・ラヴニール総合4位のニキアス・エグ(デンマーク、チーム ヴィルトゥ・サイクリング)、今シーズン5勝のスプリンター、アレックス・フレーム(ニュージーランド、JLT・コンドール)らもトップシーンへと躍り出る。

■UAE・チーム エミレーツ

UAE・チーム エミレーツ入りが話題となっているアレクサンダー・クリストフ =ツアー・オブ・オマーン2017第2ステージ、2017年2月15日 Photo: Yuzuru SUNADA

 大物が続々と合流を決めたのがこのチーム。まず、アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー)が同国の後輩、スヴェンエリック・ビストロムを引き連れチーム カチューシャ・アルペシンからの移籍を発表すると、グランツールレーサーのダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)の加入も明らかになった。そして、このほどファビオ・アル(イタリア)がアスタナ プロチームとの契約年数を残したまま移籍を決断。マーティンらとの棲み分けや、アスタナ プロチームとの契約問題が気になるところだが、新たなチームで再びグランツールの頂点を目指す構えだ。

プロコンチネンタルチームも躍進をうかがう

 来シーズンからUCIワールドツアーでは、レースにおける1チームあたりの出走人数を基本7人とし、グランツールのみ8人となることが決まっている。これにより、仮に出場するレースの時期が重なり、選手を2班以上に分けたとしても、今シーズンまでより少ない人数で転戦が可能となることから、UCIワールドチームの多くが所属人数の上限である30人を下回る選手数にとどめることが予想されている。すでにBMCレーシングチームは、24選手で2018年を戦うことを発表している。

 そのため、力がありながらもトップチームで走ることのできない選手がこれまで以上に多く出てくるものとみられる。契約をつかめない理由はさまざまあれど、このストーブリーグに関しては各チームの選手採用人数が大きく関係しそうだ。

スプリンターのブライアン・コカールは新チームのチーム ヴィタルコンセプトへ =ツール・デ・フランドル2017、2017年4月2日 Photo: Yuzuru SUNADA

 一方で、この状況をチャンスととらえ、好選手の獲得を目指している一部のUCIプロコンチネンタルチームの姿もある。新たな所属先を探す状況となっている選手たちにとっても、現況をポジティブに捉えるかどうかで、来シーズンの行く先が変わってくるかもしれない。

 バルギル獲得が話題となったフォルトゥネオ・オスカロと同じフランスチームでは、コフィディス ソリュシオンクレディにホセとヘススのエラダ兄弟(スペイン、モビスター チーム)が加わる。ステージレースを中心に総合成績を狙う存在となりそう。ディレクトエネルジーは、チーム ヨーロッパカー時代の2013年以来の復帰となるダミアン・ゴーダン(フランス、アーミー・ド・テレ)、同じく2015年以来の帰還となるジェローム・クザン(フランス、コフィディス ソリュシオンクレディ)が加わる。

 オメガファルマ・クイックステップやイアムサイクリングで活躍したジェローム・ピノー氏が立ち上げる、チーム ヴィタルコンセプトにも実力派ライダーが次々と合流の意思を表明。エーススプリンターは、ブライアン・コカール(フランス、ディレクトエネルジー)が務める公算だ。充実した戦力で、チーム初年度でのツール招待を目指す。

UCIプロコンチネンタルチーム、イスラエルサイクリングアカデミーにはベン・ヘルマンスが加入する =ツアー・オブ・オマーン2017第5ステージ、2017年2月18日 Photo: Yuzuru SUNADA

 来年のジロ開幕がイスラエルに決まり、ホストチームとして招待されることが濃厚なイスラエルサイクリングアカデミーも力のある選手たちがそろった。BMCレーシングチームからは上りに強いベン・ヘルマンス(ベルギー)、オリカ・スコットからは山岳スペシャリストのルーベン・プラサ(スペイン)、ディメンションデータからはスプリンターのクリスティアン・スバラーリ(イタリア)、アージェードゥーゼール ラモンディアルからは同じくスプリンターのソンドレホルスト・エンゲル(ノルウェー)が加入。UCIワールドチームに匹敵する戦力でジロを目指す姿勢を見せる。

今週の爆走ライダー−ラクラン・モートン(オーストラリア、チーム ディメンションデータ)

「爆走ライダー」とは…

1週間のレースの中から、印象的な走りを見せた選手を「爆走ライダー」として大々的に紹介! 優勝した選手以外にも、アシスト や逃げなどでインパクトを残した選手を積極的に選んでいきたい。

 1月のツアー・ダウンアンダーにはじまり、10月のツアー・オブ・クワンシーで終わった2017年シーズン。3年ぶりのUCIワールドチーム復帰は、キャリア最高となる年間79レースの出走だった。2月のツアー・オブ・オマーンでは総合8位、5月のツアー・オブ・カリフォルニアでは総合7位と、一定の成果も残した。

2016年のツール・ド・北海道ではステージ1勝を挙げたラクラン・モートン。日本にもゆかりのある選手だ =2016年9月3日 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 クライマーとして存在感を高めつつあるが、ガーミン・シャープで走っていた2014年には引退を決意した時期もあった。同じ時期に兄も競技者としてのキャリアを終え、2人で自転車旅に出たこともある。

 レースから離れて映った世界は思っていたものと違っていたのか、はたまた心身のリフレッシュにつながったのか。引退はせず、アメリカのチームで走り続けることを決めた。2016年にはツール・ド・北海道で1勝。日本でもファンを増やした。

 トップチームでの競技生活にもフィットし、「今度は勝てる段階へとステップアップしないといけない」と、2018年は勝利を本気で狙う。

 「当時は我慢することを知らなかった」と振り返る苦しかった時期。今の自分に対しては、「忍耐力を身につけてからは、すべてが正しい方向に進むようになった」と評価する。その先には、大きなレースでの勝利が待っていることだろう。“その気”になった彼の走りは、きっと魅力十分だ。

大満足の2017年シーズンを終え、次のシーズンでは勝ちを狙って走る。ラクラン・モートンの走りに注目が集まる =ブエルタ・ア・エスパーニャ2017第8ステージ、2017年8月26日 Photo: Yuzuru SUNADA
福光俊介福光俊介(ふくみつ・しゅんすけ)

サイクルジャーナリスト。自転車ロードレース界の“トップスター”を追い続けて十数年、今ではロード、トラック、シクロクロス、MTBをすべてチェックするレースマニアに。現在は国内外のレース取材、データ分析を行う。自転車情報のFacebookページ「suke’scycling world」も充実。UCIコンチネンタルチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。ウェブサイト「The Syunsuke FUKUMITSU

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