第15回ツアー・オブ・ジャパン (2012)「ツアー・オブ・ジャパン」20日から6ステージで開催 国内最大規模のロードレース

  • 一覧
昨年の「ツアー・オブ・ジャパン」のレース(大会事務局提供)昨年の「ツアー・オブ・ジャパン」のレース(大会事務局提供)

 国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」が20日から27日にかけて、大阪から東京まで6カ所を転戦して開催される。国際自転車連合(UCI)公認の国際レースで、海外招待チームと国内有力チームの計16チーム、96選手が一週間に渡って熱い戦いを繰り広げる。

 大会は、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」と同様に、毎日違うコースを走る「ステージレース」形式で実施される。連日、ステージ優勝が争われる一方、全ステージの合計タイムによる総合優勝もかかることから、各チームは総合上位のエースにリードを奪わせるための戦術を展開。チームや選手同士の思惑の違いなどからくる複雑な駆け引きが見所だ。この大会で活躍した後に世界へ羽ばたいた選手は数多く、観戦者には将来のトップ選手を探す楽しみもある。

 初日の「堺ステージ」は、大阪府堺市の仁徳天皇陵付近を舞台に、個人タイムトライアルで開戦。距離が2.65キロと短いため、選手たちは最初から最後まで全力で駆け抜け、百分の一秒を競う。移動日を挟んで22日は岐阜県美濃市の「美濃ステージ」、23日は長野県飯田市を起点とする「南信州ステージ」と、中部地方の美しい山岳地帯を転戦する。

 再び移動日を挟み、25日には静岡県小山町の「富士山ステージ」でヒルクライムNo.1の称号を争う。26日は静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターを舞台とする「伊豆ステージ」。激しいアップダウンコースが、総合優勝の行方を大きく左右する。最終日の東京ステージは、日比谷をスタートし、大井埠頭を周回する平地のスピードコースとなる。

 海外招待の6チームでは、UCIで高い格付けを得ているチャンピオンシステム・プロサイクリングチームや、昨年のジャパンカップを制したジェネシス・ウェルス・アドヴァイザースが有力だ。急きょ参戦が決まったホンコンチームは、アジアの雄、ワン・カンポーを擁する。39歳を迎えた今年もアジア選手権で優勝しており、台風の目となりそうだ。

 2004年に日本人唯一の総合優勝を果たした福島晋一は、マレーシアのトレンガヌチームから参戦。40歳を迎えても衰えを見せず、今年は直前のレースで2勝するなど好調を維持している。

 迎え撃つ国内勢は10チーム。上りに強い増田成幸(宇都宮ブリッツェン)をはじめ、西薗良太(ブリヂストン・アンカー)、佐野淳哉(チームNIPPO)、狩野智也(TEAM UKYO)らが総合優勝を狙うとみられる。一方、ステージ優勝争いでは、西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)、鈴木真理(キャノンデール・スペースゼロポイント)、畑中勇介(シマノレーシングチーム)らスプリンターの活躍が期待される。

 【海外チーム】 チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム(中国)/アモーレ・エ・ヴィータ(ウクライナ)/ジェネシス・ウェルス・アドヴァイザーズ(オーストラリア)/トレンガヌ・サイクリングチーム(マレーシア)/OCBCシンガポール・コンチネンタルサイクリングチーム(シンガポール)/ホンコンチーム(香港)

 【国内チーム】 愛三工業レーシングチーム/ブリヂストン・アンカー/キャノンデール・スペースゼロポイント/マトリックス・パワータグ/シマノレーシングチーム/チームNIPPO/チームUKYO/宇都宮ブリッツェン/パールイズミ・スミタ・ラバネロ/日本学生自転車競技連盟選抜(大学選抜ジャパン)

 大会の模様は、ツアー・オブ・ジャパン総集編としてBSフジで放映される。放映日時は6月16日(土)午後1時~1時55分の予定。

ツアー・オブ・ジャパン公式サイト

関連記事

この記事のタグ

ツアー・オブ・ジャパン2012

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載