GIANT JAPAN斎藤選手含め11人が世界と戦う海外UCI シクロクロスレースに本気で挑むサラリーマンライダー、中国「千森杯」参戦記

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 9月上旬に中国・北京郊外で開催されたUCIクラス1のシクロクロスレース「2017 Qiansen Trophy(千森杯)」に、日本から選手11人が参戦しました。今回、GIANT JAPANに勤務する斎藤朋寛選手の参戦記をお届けします。興味深い中国のシクロクロスシーンがわかるとともに、たくさんの仕事をこなしながらUCIレースに参戦する斎藤さんのレポートには、サラリーマンライダーにとって参考になるヒントがいっぱいです。

スタート後の落車をすり抜けて好スタートの筆者 Photo: Masakazu Abe

多忙なイベントと並行して遠征準備

展示会会場の横浜大桟橋ホール Photo: Tomohiro SAITO

 1年間の仕事で一つのピークとなる販売店様向け「2018新製品展示会」を終えた翌日9月1日、中国北京郊外で2レース開催されるUCIクラス1のシクロクロスレース「2017 Qiansen Trophy(千森杯)」に参戦のため、羽田空港から中国の北京首都国際に飛び立った。

 今年で5年目となる「千森杯」には、過去も毎年多くの日本人選手が参戦している。毎年この遠征を取りまとめてくれている東北シクロクロスのオーガナイザー菅田さんから情報をいただき、今年は日程的にギリギリ参戦できそうだったのでエントリーの希望を提出した。今回の遠征に志願したのは、今年のシクロクロス活動目標を全日本とJCXシリーズでのベストリザルトの更新としていて、そのためにシーズン前半で経験値を高め、目標への課題を克服していきたい想いがあったためだ。もちろんUCIレースに参戦する以上は、UCIポイントを獲得することも目標に準備を進めた。

 世界中から各選手が本格シーズン前の貴重なUCIポイントを獲得に来るため、ランキングが低い私は一次、二次選考ともに参加権を確保することができずあきらめかけていた。しかし幸運にも最終的に大会4週間前に参加権を獲得することができた。国際ライセンスの申請に関しては、神奈川県車連さんにJCFからの発行を短期間でサポートいただき、バイクのパッキング面では、体調不良で今大会の参戦を見送ったLivのサポートライダー武田和佳選手からBTB輪行箱を借りることができたのでスムースに準備を行うことができた。

 遠征の直前は展示会で時間が取れないこともあり、出発1週間前から早目に梱包に取り掛かるが、楽しくなってこだわったため時間を要して、2台目のパッキングが終わったのは出発前夜23時過ぎ。衣類などのパッキングが完了したのは深夜になってしまった。

羽田空港発着組出発前 Photo: Tomohiro SAITO
BTB輪行箱の内部。再梱包をスムースにするため各梱包材に使用場所を記載した Photo: Tomohiro SAITO

出発の日は長い一日に

 今回、日本選手団として大会側から招待されたメンバーは選手11人、スタッフ5人の計16人。メンバー確定後は、菅田さんが中心になり大会側から得た情報や、共通する準備品などの情報をFacebookのグループを通じて共有。また、中国国内ではFacebookなどの各種SNSが検閲により規制されており通常見ることができないため出張時はVPNサーバーを介して接続するが、その契約や使用方法なども共有して準備を進めた。

 羽田・成田・関西の3空港からグループごとに出発し、現地北京のホテルで合流することに。私は最終選考で参加が決まった「中里仁選手、向山浩司選手、諏訪孝浩メカニック兼監督」と一緒に4人で羽田空港から午後4時50分発のJAL便で出発し日本時間の午後8時半頃に北京首都国際空港に到着。大会スタッフにホテルまでのバスの発車時間を確認したところ、成田組の到着を待って出発のようで、空港で食事や買い物をして過ごした。日本時間の午後11時半に空港を出て翌午前1時にようやくホテルに到着。その後、荷物を皆で協力して部屋まで運び、日本時間の午前2時にようやくベッドで身体を休めることができた。

Di2バッテリー付シートピラーはシャドーギアバッグで機内持ち込み Photo: Tomohiro SAITO
北京空港到着後、WifiとVPN接続にトライする総監督の諏訪孝浩さん Photo: Tomohiro SAITO
バスの発車時間まで空港で空腹を満たすため麺を食す Photo: Tomohiro SAITO

2017 Qiansen Trophy(千森杯)日本選手団メンバー

【Men Elite】
小坂光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)※キャプテン
織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
小坂正則(スワコレーシングチーム)
竹之内悠(TOYO FRAME)
重田兼吾(Team CUORE)
斎藤朋寛(RIDELIFE GIANT)
中里仁(Speedvagen Family Racing)
向山浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM)

【Women Elite】
唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
福本千佳(Live GARDEN Bici Stelle)
須藤むつみ(Ready Go JAPAN)

【Staff】
佐藤成彦(弱虫ペダルサイクリングチーム)
池本秀紀(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)
鬼頭拓也(TOYO FRAME)
高木政佳(Team CUORE)
諏訪孝浩(SNEL CYCLOCROSS TEAM)※総監督

豊台の「Beijing River Side Hotel」外観 Photo: Tomohiro SAITO
豊台ホテル到着後は大荷物を皆で部屋までピストン輸送 Photo: Tomohiro SAITO

 大会側が用意してくれたツインルームのルームメイトは、同じ羽田空港組の中里仁選手に。幸い中里選手は意思疎通がとてもしやすい人柄で遠征中気楽に過ごすことができた。事前にホテルのコーヒーが薄いとの情報を得て、コーヒーを大量に持参した準備力に甘えて毎日ごちそうになってしまった。おかげで我々の部屋はよい香りだった。

千森集団が招待、歴史や文化も体験

 今大会は、主に北京で体育関係の建設を行う「千森集団」が主催し、北京市やGIANTをはじめとする自転車業界も開催をサポートしている。大会側が世界中から招待した選手、スタッフ、メディアは、北京滞在中3食付のホテル代、航空券代の定額支給などほぼ全てのコストを主催者が負担してくれた。さらに、万里の長城観光なども組み込まれていて、シーズンが始まる前にUCIポイントを獲得できるアジアでの好条件なレースのため、ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリアなどから強豪選手も多く参戦した。

 主催者である千森集団の宋さんは、中国でまだマイナーなシクロクロスを広めるために今年で5年目となるUCIレースを誘致して、将来的に中国人選手がエリートクラスで走る姿を目標に今後はワールドカップの開催も視野に入れて取り組んでいるとのこと。また海外からきたアスリートに中国の歴史や文化を感じてもらいたいため観光スケジュールも組み込んでいる。大会期間中はボランティアを含むスタッフが多数配置されており、想像していたよりもホスピタリティが高く素晴らしくオーガナイズされたイベントとなった。

北京空港で大会ボランティアの学生さんと Photo: Tomohiro SAITO
日本語通訳の王さんと織田聖選手 Photo: Masakazu Abe
チームマネージャーミーティングで司会する宋さん Photo: Tomohiro SAITO

試走では各国の選手とも交流

 遠征2日目は、翌日に開催される「豊台(Fengtai)」大会の試走のため、起床後にすぐ1台目の組み立てを終えて朝食をとった後、北宮国家森林公園内にあるコースまで約9kmの道のりを自走で向かう。1周 2.5kmのコースは、スタート&ゴール地点の平地エリアをベースに標高差15mと25mの2つのループを林間に設置した、砂利のコーナーや脚力の必要な登坂やハイスピードな下り区間など走り応えのあるレイアウト。試走時間はコースを覚えバイクのセッティングを合わせるだけではなく、トップレベルの選手の後ろで試走して情報を吸収できるように時間を使った。

GIANTファクトリーオフロードチームのカール・ディッカーと Photo: Tomohiro SAITO
デンマークのGIANT-ASSOS CX TEAMメンバー Photo: Tomohiro SAITO

 ホテルに戻った後は、チームマネージャーミーティングに同席し、その後はウェルカムパーティー参加のためバスで会場へ。パーティーでは中国演劇の披露もあり、各国から参加した選手たちはレース前夜の晩餐をリラックスして楽しく過ごすことができた。ホテルに戻った後は、日本選手団でミーティングを行い、マネージャー会議の情報共有と、選手・スタッフの動きの再確認を行った。

ウェルカムパーティー会場 Photo: Tomohiro SAITO
念願の北京での北京ダック Photo: Tomohiro SAITO
エアロワンピースにゼッケンを装着 Photo: Tomohiro SAITO
ホテルで昼食後自走で会場まで向かう Photo: Tomohiro SAITO

北京の自転車事情

 豊台会場までの自走移動は、ほとんどの道路に自転車専用道が設置されているため、たまにオートバイが逆走してきたりはするものの安心して走行することができた。また、日本でも話題のシェアバイクが道路端のいたる所に乗り捨てされており、あまり良い光景ではなかったものの、様々なタイプのシェアバイクを見ることができた。

充分な幅の自転車道 Photo: Tomohiro SAITO
シェアバイクがいたる所で乗り捨てされている Photo: Tomohiro SAITO

走りごたえある豊台大会

 レース当日の遠征3日目は、朝ゆっくりと過ごして早目の昼食を取った後ホテルを出発して自走で会場に向かう。会場到着後は試走を行いタイヤと空気圧を最終決定。コースの長い登り区間で脚をカバーできるサンド系を使いたかったが、砂利の浮いたコーナーが続く区間でタイムロスが大きかったため、オールラウンドなIRC SERAC CXを選択した。天気予報が28℃と高めで路面も乾燥していたため、私を含む多くの選手がボトルに水を用意して挑んだ。

豊台のコースマップ Photo: Tomohiro SAITO
大会側が用意してくれたチームテント2張 Photo: Tomohiro SAITO
メインスポンサーのGIANTとLivのフラッグ Photo: Tomohiro SAITO

 UCIポイント順のゼッケンは33番。スタート直後の右コーナーでイン側が空くと信じて4列目右端に並ぶ。スタートの号砲後、右コーナーで落車が起こったが、右端のラインが空いていたため上手くすり抜けて最初の登りを5位で通過。砂利路面でも狙ったラインを走行可能にしてくれるハンドリングはTCXに登載されるOD2のおかげだ。その後も2つ目の林間ループの長い上りセクションに入るまでは好位置をキープ。この様子は生中継で放映され日本のみならず、後にGIANTの同僚からも好評価を得ることができた。

高低差がありコーナーが多い林間コースを走る筆者 Photo: Masakazu Abe
インターネット配信中継に映る筆者

 しかし、中盤以降の長い登りでゴボウ抜きされ毎周回順位を落とす。そして残り4周時点で落車してしまい右膝をけがして流血した影響で、集中力とともに順位を落とし38位でゴールした。全体としては、最初の5分間をトップ選手と走れたことは良い経験になったが、体調管理を含めフィジカルの弱さが表れたレースだった。

 レース後は、右膝からの出血と切り口からの擦過傷が気になったため、すぐに現地のドクターに見てもらうと「傷口が深いのですぐ病院で縫うべきだ」と言われた。北京の病院で縫合することに“ビビリ”があったのと出血が止まり大丈夫そうだったので、「今日様子を見て明日ひどければ病院に行く」と伝えて海外での初手術を回避できた。帰りはスタッフと一緒にバスに乗ってホテルに戻り、唐見選手から貴重な『キズパワーパッド』を分けていただいた。夜はバイクのパッキングを済ませてから皆で会食し、今回担当したAJOCC速報レポートを完成させてから、膝をなるべく曲げないようにして眠りについた。

右膝が深くえぐれてしまい病院に Photo: Tomohiro SAITO
メカニックチームと一緒にホテルまでバスで戻る Photo: Tomohiro SAITO

延慶のレースへ移動

 翌遠征4日目は、朝食後に第2戦の開催地に移動開始。約1時間半バスに揺られ、途中万里の長城を越えて北京市の北西部に位置する「延慶(Yanqing)」の宿泊先「中銀飯店」に到着した。チェックイン後、トラックから荷物を降ろし、昼食後に再度自転車を組み立てた後、試走のためホテルから約5km離れたコースに向かう。

 全長3.5kmのコースは前回とうって変わって、簡易舗装を含む林間コースのフラットセクションがメインで、高速コーナーやスタート後2つある階段+キャンバー下り、フライオーバー、凹凸のある路面など様々な要素を含む、常にペダリングを要するスピード&パワー系のレイアウト。膝の痛みはほぼないため2日後のレースは参加できる安堵感はあったものの、貴重なキズパワーパッドが捲れないように注意しながら4周試走を行いラインとタイヤのセッティングを決めていく。

 この日はレース2日前で一番時間に余裕があったため、夕食後に買い物とフットマッサージに出かける。英語、日本語はもちろん通じないため、数少ない中国語の単語を駆使して30分間フットマッサージを受けてリラックスすることができた。

引き続きルームメイトは中里選手 Photo: Tomohiro SAITO
痛くて気持ちいいフットマッサージを堪能する重田兼吾選手&織田聖選手 Photo: Tomohiro SAITO

世界遺産、万里の長城を見学

 翌5日目は、午前中に「万里の長城」の観光が組み込まれていて大多数の選手・スタッフが参加した。この日も右膝のキズパワーパッドが捲れないように注意しながら、他のメンバーがどんどん先に進んでいく中、中里選手と昨年既に見学済みの諏訪さんと3人でゆっくりと疲労が溜まらないように万里の長城を堪能した。

5日目に訪れた万里の長城 Photo: Tomohiro SAITO
ほとんどの参加者が万里の長城へ観光に Photo: Masakazu Abe
レアなキャップを自分へのお土産に買う日本人たち Photo: Tomohiro SAITO

 ホテルに戻り昼食を取った後コース試走に。前日試走した印象でタイヤは軽い走りを重視して、この日はIRC SERAC CX SANDで空気圧を詰めていく作業に集中した。ハイスピードセクションでは高圧が有利なものの、バンピーな路面やコーナーで圧は低くしたいこともあり、1.6~1.8barの間でフィーリングだけでは判断できなかったため、ホテルに戻った後に走行データをチェックして、全走行時間中の各セクションの割合をイメージして空気圧を決定した。夕方からマネージャーミーティングに参加して、その後は夕食を取りながら皆で談笑する。滞在5日目にもなると海外組とのコミュニケーション量も多くなっていった。

延慶のコースマップ Photo: Tomohiro SAITO
しなやかで軽い走りのチューブレスタイヤ IRC SERAC CX SAND Photo: Tomohiro SAITO

スピード&パワー系の延慶大会

 レース当日は、7時に起床して朝食を軽めに取ったあと準備をして、11時に再度昼食を取り会場に自走で向かう。到着後は2周回試走を行い、前日よりも凹凸のバンピーな路面が気になったため、前日決定した空気圧から0.05bar落とした1.65barに決定し、気温が高かったため今回もボトルを装着してレースに挑む。

コースに3カ所ある降車ポイント。自転車を担いでクリア Photo: Masakazu Abe

 前回同様ゼッケン33番の自分は、スタートライン4列目で、3列目の竹之内選手の後ろの最右側に並ぶ。スタート後、竹之内選手は最初の3踏みで前列の選手を抜いて行く。壁ギリギリだったので同じラインを進むことができず、スタート後にコース幅が狭まるポイントで順位を下げてしまい、最初の降車ポイントを抜けた段階で後方からスタートしている日本人選手にも抜かれてしまう。

ドライでもウェットでも高性能な愛車 TCX ADVANCED PRO Photo: Tomohiro SAITO

 高速コースで縦に伸びるため焦らず最初は位置をキープすることに集中して1周回終了時点で39位。その後はパックの前側に位置しながら中切れを回避して前のパックを協力して追い順位を上げていく。5周目から最終9周目まで一緒のパックで走り抜け出した戦友、オーストラリアのBenとの最後勝負を制して28位でゴールした。

 今回は豊台のレースよりも体調を戻せたのでリザルトの最大化を目標に走り、内容的にも頭を使いながら1時間6分上手く走れたことは収穫だった。ハイスピードかつバンピーな路面でここまで走れたのはTCX ADVANCED PROの剛性と振動吸収性がバランスした性能に助けられたからこそ。今回もトラブルなく走ってくれた愛車に感謝!

先頭集団でレースした竹之内悠選手 Photo: Tomohiro SAITO

 レース後、竹之内選手がトップグループでレースを展開して4位だったことを知って鳥肌が立った。表彰台まであと数秒の差だったので惜しい気もするが、ヨーロッパから主要メンバーの参加しているレースで日本人がこの走りをしたことは、同じレースを争う身としてもテンションを上げざるを得ない嬉しい結果だった。

レースの後もたくさんのサプライズが

 レース直後に帰国時間が迫っている国があった影響か、機材とスタッフを運ぶバスの手配が間に合わなかった影響で、日本遠征隊を含む多くの選手はスペアバイクを片手に持ち二台引きで5km先のホテルを目指す必要があったが、二台引きすることが比較的多いシクロクロス選手だからか、交通量の多い延慶の郊外での走行だったが皆トラブルなくホテルまで戻ることができた。ホテル到着後は1時間半後のフェアエルパーティーまでに、シャワー+バイク2台と荷物のパッキングを完了させる。

レース後はスペアバイクを片手に自走でホテルまで Photo: Tomohiro SAITO
シャワーを浴びる前に最後のパッキングを済ませる Photo: Tomohiro SAITO

 パーティーでは各国選手の紹介と表彰があり、各種アトラクションもあったことで、各国の参加者達と交友を広めながら楽しむことができた。途中サプライズとして、この日誕生日を迎えた唐見選手のお祝いを大会スタッフの協力を得てメインステージで行うことができた。キズパワーパットの恩人、唐見さんが喜んでくれたのはよかった。

主催者にお願いして唐見実世子選手のサプライズ誕生日祝いを Photo: Tomohiro SAITO
外国人勢と完全に打ち解けているパンダの須藤むつみ選手 Photo: Tomohiro SAITO
無理やり被ってもらったけどベストドレッサー賞の福本千佳選手 Photo: Tomohiro SAITO
日本でも人気のSQUIDチームも中国遠征に参加 Photo: Tomohiro SAITO
ルクセンブルクチャンプとジャージを交換する小坂光選手 Photo: Tomohiro SAITO

最後はサプライズ「空港泊」

 旅の最後には我々にもサプライズが用意されていた。空港までのバス配車の関係で、翌朝8時半の便だった羽田空港組はパーティー後の午後11時にホテル出発し北京空港に夜中に到着後、ベンチで仮眠し朝を迎えた。レース後かつパーティーでお酒を飲んだこともあり40歳の私にはわりとハードだったが、アジア圏でたぶん最初で最後の空港泊を気をポジティブに過ごし、眠りにつけない時間は速報レポートの作成にあてた。

北京空港で夜を明かす羽田空港組 Photo: Tomohiro SAITO
北京遠征を共にした機材と帰国 Photo: Tomohiro SAITO

 今回の遠征は自分自身17年ぶりの海外レース参戦だったが、中国は出張で慣れていたこともあり国内レース同様にレースに臨めた。目標としていた結果は達成できなかったものの、走りの内容は良い部分も多かった。また同行メンバー各々の想いや、遠征時の個人的、団体的な課題も多く感じることができ、様々な視点で良いインプットが得られた7日間だった。このような機会をいただけたことに感謝して、今シーズン自分のレースや業界の発展に取り組んでいきたい。同行した遠征メンバー、特に現地でサポートをしてくれたメカニックの方々、大変お世話になりました。ありがとうございました!

中国北京シクロクロス日本選手団 Photo: Masakazu Abe

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