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初開催に200人が出走東京、だけど別世界! 「伊豆大島御神火ライド」で新たな”サイクリストの聖地”が誕生

by 後藤恭子 / Kyoko GOTO
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 東京から一番近いサイクリングアイランド、伊豆大島を一周するイベント「伊豆大島御神火(ごじんか)ライド2017」が9月10日に初開催された。残暑と初秋が入り混じる青空の下、島一周を満喫するショートコースと、島一周にヒルクライムを組み合わせたロングコースの2コースを総勢200人が出走。『Cyclist』の連載でおなじみ、ロードレース解説者の栗村修さんやモデルの福田萌子さん、RENさん、マルコ・ファヴァロさんもゲストライダーとして出走し、伊豆大島の中心にそびえ立つ三原山の「御神火」のようにエネルギーを爆発させた。

伊豆大島をマグマのように駆け巡る! Photo: Naoi HIRASAWA

晴天のイベント当日!これも御神火パワー?

 朝6時過ぎ、会場となった仲の原園地にはサイクリストが続々と集まって来た。6時30分からの開会式では、秋晴れの心地よい空気の中、ゲストライダーと一緒に、「ドクターストレッチ」の指導を受けながら入念に準備運動を行うなど、ファンライドイベントならではのリラックスした雰囲気でスタートした。

「ドクターストレッチ」さんの指導のもと皆で準備体操 Photo Naoi HIRASAWA
自転車で負荷がかかりやすい部分を入念に Photo: Shusaku MATSUO
スタート直前に不具合も「Y's Road」さんによる安心な万全サポート Photo: Ikki YONEYAMA

 リラックスモードも束の間、スタートまでのカウントダウンで参加者たちの気持ちも高まり始める。「とにかく三原山が楽しみ」という萌子さんに、「絶景やエイドステーションのご当地グルメを楽しみましょう」と呼びかけるマルコさん、何よりも安全走行を呼びかけるRENさん。そして当初「ショートコース」に出走する予定だった栗村さんは、高まる会場の空気に圧されたのか、急きょ三原山ヒルクライムを交えた「ロングコース」に変更することを宣言し、「さすがー!」と会場を沸かせていた。

『Cyclist』でおなじみ、健脚ゲストライダーの皆さんが勢ぞろい。左から栗村修さん、マルコ・ファヴァロさん、福田萌子さん、RENさん Photo: Shusaku MATSUO

 午前7時、MCアリーさんの合図とともに参加者たちが元気にスタート。前後のサポートライダーの案内のもと、ロングコース5チーム、ショートコース3チームの計8チームに分かれ、5分間隔でスタート地点の仲の原園地をあとにした。

午前7時、第1グループから第9グループまで5分間隔で順次出発 Photo: Shusaku MATSUO

東京から好アクセスの別世界

「御神火」の愛称で崇め、親しまれている三原山(展望台からの眺め)。 Photo: Naoi HIRASWA

 伊豆大島の中央にどっしりと姿を構える三原山は、太古より噴火を繰り返し、現在の島の地形を形作ってきた。島の人々はそんな三原山に畏敬の念を抱き、火口から噴出す炎のことを神の火「御神火」として崇め親しんでいる。噴火によって作り出された伊豆大島は地球の活動を見ることができる「ジオパーク」としても認定されており、島内には黒く固まった溶岩の流れや、大きな火口、黒い砂漠など、‟生きている火山”を体感できる景色があふれている。

地表を覆う黒い火山岩(スコリア)。「砂漠」と呼ばれている Photo: Kyoko GOTO
海へ流れ出し、固まった溶岩 Photo: Kyoko GOTO

 そんな火山島である伊豆大島には適度にアップダウンがあり、走り応えは充分。地層の断面が生み出す自然の造形美や海岸線から見える絶景は、まるで東京から遠く離れた別世界に足を踏み入れたよう。高速船ならわずか1時間45分、大型船なら夜に都心を出港し目覚めたらたどり着く好アクセスながら、手軽に旅情溢れる島リゾートをを楽しめる。

「大島一周道路」の分岐点。道の至るところにわかりやすく看板が設置されている Photo: Kyoko GOTO
名勝負の舞台となった名残がブルーラインとなって残る Photo: Naoi HIRASWA
図はロングコース。三原山に向かうヒルクライムを除いたものがショートコースとなる ©伊豆大島御神火ライド2017実行委員会

 伊豆大島には一周46.6kmの「伊豆大島一周道路」があり、これが今大会のルートの基本となる。ロングとショートは41km地点にある3つめのエイドステーション(AS)まで同じコースだが、ショートはそこから海岸線を進んでスタート地点の仲の原園地に戻り、ロングは三原山山頂へと向かう「御神火スカイライン」を駆け上がる。道の舗装も行き届いた道路で、2016年に全日本選手権とアジア選手権が開催された際のブルーラインも残っている。

ショートコースのコースプロフィール ©伊豆大島御神火ライド2017実行委員会
ロングコースのコースプロフィール ©伊豆大島御神火ライド2017実行委員会

「千波地層断面」を眺める太古サイクリング

 1つめのASに向かう16kmの道のりは、全体の中では比較的なだらかなコース。ゆるいアップダウンが続き、準備運動のように心拍を少しずつ上げる。少し走り出しただけでうっそうと生い茂る植物とキラキラと輝く木漏れ日。ここが東京の島であることを忘れそうになる爽やかな空気だ。

最初はゆるめのアップダウンからスタート Photo: Ikki YONEYAMA
千波地層断面の横を走る Photo: Naoi HIRASAWA

 走り出して5kmほど過ぎたところで海岸線に出ると、縞模様の大きな岩が現れた。「千波地層断面」と呼ばれる、約1万5千年の間に100~200年ごとに発生した大噴火による降下火砕物が堆積した巨大な地層断面だ。地元では‟巨大バウムクーヘン”と呼ばれ、大島の観光スポットにもなっている。今回のコース上にはいくつかの「フォトスポット」が設けられており、ここもその1つ。参加者たちはライド中でも通り過ぎることなく余裕をもって写真撮影を楽しんでいた。

砂岩層と玄武岩質安山岩の互層。地元では「バームクーヘン」と呼ばれているそう Photo: Naoi HIRASAWA
生い茂る木々のトンネル。木漏れ日を浴びながら潜り抜ける Photo: Kyoko GOTO

 第1ASの場所はスタートから16kmほど走ったところにある「トウシキ海岸」付近。眼前に海が広がる最高のロケーションだ。ここでの補給食は地元の飲食店のあたたかいおもてなし。有名ではないけれど、地元に来たからこそ味わえるご当地のホクホクのコロッケや、豆乳ドーナツなど手作りの食品がずらりと並び、最初のエイドにして早くも自分の“グルメライド計画”が求められる。「全部1個ずつ食べたいけれど、最初からこんなに食べたらあとがもたないかも…」という心配をする参加者もいた。

第1ASでは豆乳ドーナツやコロッケなど地元の店舗の商品がずらり Photo: Ikki YONEYAMA
栗村さんも大島の「あんこさん」に囲まれて嬉しそうな表情 Photo: Ikki YONEYAMA
波浮名物、「鵜飼商店」さんの揚げたてコロッケをほおばる。まだホクホクと温かい Photo: Kyoko GOTO
地元のサイクリストが着ていた、通称「大島ジャージ」。大島のサイクルコースが描かれている Photo: Kyoko GOTO

凝縮された表情豊かなコース

 1つめのASを過ぎ、海外線沿いに自転車を走らせるとすぐに2番目のフォトスポット・「筆島」(ふでしま)が見えてくる。一見単なる突き出た岩のように見えるが、れっきとした島で、実はマグマの通り道だったそう。大島よりも古い歴史を持ち、240万年から数十万年前に活動していたとのこと。それが長い年月をかけて荒波に削られ現在のような不思議な形になったとされ、荒波に耐えるその姿が別名「神の宿る岩」として崇められている。

「筆島」ポーズをとる栗村修さん。ここで写真を撮る際は、ぜひこのポーズを Photo: Ikki YONEYAMA
15kmにわたって、ややきつめの山岳コースがスタート。ショートコースではハイライトの上りだ Photo: Kyoko GOTO

 この「筆島海岸」が‟山岳コース”のスタート地点。大島公園まで約15kmにわたって上りが続く、ショートコースではハイライト、ロングコースでは足を削られる坂となる。斜度は緩急を繰り返すややきつめの山岳コースだが、時折見える高台からの絶景がご褒美となり、サイクリストたちを元気づける。参加者たちも「きつい」といいながら表情は笑顔。程よくチャレンジしがいのあるコースに、「いろんな表情があって飽きませんね」と楽しんでいた。

心が折れそうになる勾配も Photo: Naoi HIRASAWA
ところどころに出現する斜度強めの坂は<br />ふんばりどころだ Photo: Shusaku MATSUO
上った先に広がる絶景。足を止めずにはいられない Photo: Kyoko GOTO
「きついですねー」といいながらも楽しそうな笑顔 Photo: Ikki YONEYAMA
まだまだ余裕? Photo: Ikki YONEYAMA
地表を覆う黒い火山岩の“砂漠”を眺め、「ここをMTBで疾走できたら楽しいでしょうね~」と目を輝かせるRENさん Photo: Kyoko GOTO

 山岳コース上からは、ところどころで地表を覆う黒い火山岩(スコリア)を目にする。三原山の東側まで足を伸ばせば「黒砂漠」あるいは「裏砂漠」といわれる一帯が広がっているそうで、その光景はもはや「地球とは思えない」とのこと。残念ながら自転車で行くことはできないが、イベント終了後、あるいは前日など時間のあるときに一度訪れてみてほしいエリアだ。

 参加者が口々に言うように、大島の道は全体的に舗装が素晴らしく行き届いている。萌子さんも「ダウンヒルが苦手な私でも道がきれいだから安心して下れるんです。道がきれいって大事ですね」とご満悦。坂を下るサイクリストたちもその気持ちよさに自然と笑顔になるが、下りの勾配がきつい場所も多々あるので、十分に気を付けながらダウンヒルを楽しんでほしい。

道路がしっかり舗装されていてダウンヒルも気持ちいい! Photo: Kyoko GOTO
第2ASでは大島特産あしたばの天ぷらも。歯ごたえもサクサクに揚げるコツは、お母さんいわく「愛情」! Photo: Naoi HIRASAWA

 スタートから31km地点、2つめのAS「大島公園」に到着。孔雀等を放し飼いにしており、ゾウガメなども見ることができるが、なんと入場は無料。敷地はとても広く公園内の広場ではのんびりと過ごしたり、季節によってさまざまな種類の椿を鑑賞することができる。サイクリングで訪れたときには、ゆっくりと立ち寄ってみたいスポットだ。

 ここでの補給食は、ご当地名物「あしたばの天ぷら」。それに合わせてふきやさざえの炊き込みごはんのおにぎりが用意されていた。あしたばの天ぷらはサクサクと揚げたてのような歯ごたえ。揚げ方のコツをたずねる参加者に「愛情よ!」と答えるお母さん。地元グルメとともに地元の人たちとの交流を楽しんでいた。

ふきやさざえの炊き込みごはんがおにぎりに Photo: Kyoko GOTO
大島名物「かしゃんば餅」。一般的には柏餅のことだが、大島では「サルトリイバラ」の葉で包む。ヨモギ入りのお餅の中にはたっぷりのアンコ Photo: Naoi HIRASAWA
東京・神奈川・千葉から会社の同僚同士で参加していた3人(左から大塚さん、坂本さん、磯崎さん)。「思っていたよりきつくて楽しい」 Photo: Kyoko GOTO

 参加者に話を聞くと、皆一様に「大島、想像以上にきつい!楽しい!」という返事が返ってきた。東京・荒川区から参加していた女性は、「友人から、大島が楽しいと聞いていてずっと来てみたいと思っていた。なかなか来るタイミングがなかったので、イベントを知ったときこれだ!と思った。来てよかった。来年は他の友人を誘って参加します」と話していた。

 また、会社の同僚とロングコースに参加していた大塚さんは、「軽い気持ちで参加しちゃったかな~と(笑)。でも、距離のわりに変化に富んだコースで、景色も良いし、地元のおいしいものも堪能できて大満足です」と話していた。

ここでしか味わえないご当地グルメも

 大島公園を出発し、3つめのASとなる万立浜(まんたてはま)海水浴場へ向かう11kmは、ほぼ下り基調のコース。上り続きだった道から解放されるように参加者たちは自転車を走らせた。途中、同イベントの表紙にも使用されている「泉津(せんづ)の切り通し」が突然現れる。階段の両脇にそびえ立つ巨木は、まるで仁王像。苔むした様子が神秘的な雰囲気を漂わせ、まるで「異世界への入り口」といった佇まいだ。

イベントのメインフォトにも使われていた「泉津(せんづ)の切通し」。その神々しさに、パワーをもらう栗村さん Photo: Ikki YONEYAMA
海を横目に泉津橋を快走 Photo: Kyoko GOTO
大島空港周辺のアップダウン。車の往来も少ないのもうれしい Photo: Kyoko GOTO
万立浜会場から望む本州。空気が澄めば富士山も見えるそう Photo: Kyoko GOTO

 アップダウンの少ない海沿いの道を快走し、たどり着いた万立浜海水浴場は、大島が火山であることを思い出す黒々とした岩を望み、そして遠方には、ここが東京からさほど離れたところではないと思い出す本土を望むことできる。空気が澄めば富士山を望むこともできるという。

 そんな第3ASで振る舞われたのが鯖カツバーガーと、椿油が生地に練り込まれたしっとりしたとしたどら焼き、そして大島牛乳アイスだ。「もう食べられないよー」といいつつ、まだまだ手を伸ばすサイクリストたち。

第3ASでは鯖カツバーガーが登場! Photo: Ikki YONEYAMA
椿油を生地に練り込んだ「大島椿どら焼き」も Photo: Kyoko GOTO
大人気だった「大島牛乳アイス」。「よくがんばったね~!」とおじさんの笑顔もうれしい Photo: Ikki YONEYAMA

 とくにサイクリストから人気だったのは大島牛乳アイスだ。正午近くで気温が27℃まであがっていたこともあるが、それ以上に甘すぎず、さらりとした味わいが運動中の味覚に心地よいと評判だった。手作りのため大量生産ができないそうで、伊豆大島島内のみの限定販売。サイクリングで伊豆大島を訪れたときには、ぜひ堪能してほしい一品だ。

地元のサイクリストの方々も「良いコースでしょう。とくに今日の天気は最高!」と誇らしげ Photo: Kyoko GOTO
なんと東京と八丈島に住む友人とで大島で落ち合い、参加したというメンバー(左から宗像さん、中島さん、川口さん、土屋さん) Photo: Kyoko GOTO

人を寄せ付けない「御神火スカイライン」

三原山山頂に向かう「御神火スカイライン」 Photo: Kyoko GOTO

 ここが運命の別れ道。ロングコースを選択した人たちは、ここから大会のハイライト、三原山ヒルクライムへと向かう。走る道の名は元町から三原山山頂を結ぶ「御神火スカイライン」。2013年の台風災害から4年。昨年開通したばかりで、道の途中にはいまだ工事中の場所がいくつか残る。

海から山頂へとつづく「御神火スカイライン」 Photo: Kyoko GOTO
「坂が好き!」という福田萌子さん。「御神火スカイライン」にドキドキワクワクの初挑戦! Photo: Shusaku MATSUO

 「御神火」の名にふさわしく、簡単には人を寄せ付けない「神コース」。6km、平均斜度9%というプロファイルから推して知るべく、14~15%の坂もわりと頻繁に顔を出してくる容赦ない激坂コースだ。これまでの道のりで「想像以上だった大島」。ここまで削られた脚に、さらにとどめを刺される思いで参加者は意を決して足を踏み入れる。

平均9%という斜度のきつさに次第に首が下がり始めるサイクリストたち Photo: Kyoko GOTO
健脚のRENさんをしても「これはきつい!」 Photo: Kyoko GOTO
応援していたマルコさんが最後を一押し!もちろん女性限定! Photo: Kyoko GOTO

 下から上の道を見上げられる、まさに壁のようなコース。頂上に向かうにつれ、そして九十九折れを曲がるにつれ、斜度がぐぐっと増す、なかなか痺れるコースだ。自転車を下りて押し歩きを始める人も少なくなく、ファンライドイベントにはめずらしい様子を呈していた。しかし、眼前に広がる景色は常に絶景。標高を増すごとに変わる景色に、もっと高みを目指したくなる。

 地元の中学校に通う大倉光翔(あきと)くんは、いつも自転車で通学していて、日々のアップダウンで脚を鍛えているが、三原山を上ったのは今回が初めてとのこと。「こんなにきついとは思わなかった。1人じゃ上る気にはならないけれど、こういうイベントがあればまた参加したい」と語っていた。

登頂の喜びを爆発させる参加者。「来年はショートかな」という瀬尾さん(写真左)に対し「いやリベンジでしょ!」という鈴木さん(左から2番目) Photo: Kyoko GOTO
地元中学生、大倉光翔(あきと)くん。通学時のアップダウンで鍛えた健脚で三原山に初登頂 Photo: Kyoko GOTO
視界いっぱいに広がる雄大な三原山の火口 Photo: Kyoko GOTO
三原山をバックに記念撮影 Photo: Naoi HIRASAWA

 頂上地点から少し歩いたところに三原山の火口を一望できる展望台があり、参加者たちは、その絶景にヒルクライムの疲労を癒していた。「頑張った先に絶景やおいしいものが必ずある。大島にはごほうびがたくさんあるね」とマルコさん。ちなみに、火口までは登山道があり、片道45分ほどで火口付近まで行けるとのこと。次回ヒルクライムに挑戦する際には、時間に余裕をもって臨みたい。

栗村さん「“どこでもドア”の先にあるような不思議な場所」

下山し、ゴールに向けて「サンセットパームライン」を走る Photo: Kyoko GOTO

 下山は「御神火スカイライン」ではなく、斜度が緩い登山道から下る。少し長めのダウンヒルを楽しんだあとは、海を望む「サンセットパームライン」を走る。ゴールが近づいてくるさみしさは、72kmとは思えない充実感。時間もおよそ5時間半ほど。長すぎず、短すぎず、でも盛りだくさんな経験は、大島ならではの満足感だろう。

コンタドールばりの「バキューン!」ポーズでゴールする栗村修さんと一周コース(ショートコース)の参加者 Photo: Ikki YONEYAMA
続々とゴールゲートをくぐるロングコースの参加者たち Photo: Kenta SAWANO

 東京都内から友人の高崎敦子さんと参加した坂本康次さんは完走後、「大島に来るのは2回目ですがサイクリングは初めて。大島を一周できて、競争ではないので彼女とも一緒に走れると思い参加。各エイドステーションで大島ならではの郷土料理を味わえ、距離もほどほどで良かったです。エイドステーションでは拍手で迎えてもらい嬉しかった」と語った。

東京都内から参加の坂本康次さん(左)と友人の高崎敦子さん。「各エイドステーションで大島ならではの郷土料理を味わえ、距離もほどほどで楽しかった」 Photo: Ikki YONEYAMA
群馬県より実さんと参加した竹森晴美さん(左)。「楽しかったのでどうにか完走できました。エイドは最高!満足!鯖カツバーガーがおいしかったです」 Photo: Kyoko GOTO

 友人たちと参加した津久井共生さんは「ここでないと見られない景色が見られてよかった。一番良かったのは(御神火スカイラインを上った)上からの景色。港まで見下ろせて気持ち良かった。サポートライダーが先導してくれて、オーバーペースにならなくて助かった。サポートも途中コース上で水を運んでくれて助かった。写真ポイントも良く、船で渡ってきた甲斐がありました。福田萌子さんらゲストの方が気さくで楽しかったし、マルコさんが旗を振って応援してくれたのも嬉しかった。大島は初めてですが、こういう機会でないと来れなかったと思います」と答えた。

友人たちと参加した津久井共生さん(左)。「ここでないと見られない景色が見られてよかった。大島は初めてですが、こういう機会でないと来れなかったと思います」 Photo: Ikki YONEYAMA
ガイドリーダーを務めた地元サイクリストの金城葉月さん(左)と寺本雄一郎さん。「ケガも事故もなく無事に終えられて良かったです」と安堵の表情 Photo: Kyoko GOTO

 栗村さんは、「伊豆大島という新たなサイクリストの聖地が生まれました。アジア選手権、全日本、マスターズという公式レースから始まった伊豆大島のスポーツサイクルのイベントですが、待望のファンライドイベントが開催されたことで、大島が自転車を使った町おこしをするという意味では、本当の第一歩だったと思います。大島には、きれいな道、きれいな景色、美味しい食べ物という、自転車乗りに大切なものがあります。またコースも平地あり、アップダウンあり、山ありと、改めて大島の可能性を感じました。沖縄みたいな雰囲気なのに、調布飛行場から30分足らずで来られるので、“どこでもドア”の先にあるみたいな不思議な場所です。まだ来られていない皆さんも、ぜひ大島にいらしてください」と締めくくった。

※編集部による掲載写真は、全て今大会オフィシャルカメラの「NIKON D7500」と純正レンズで撮影しました。

NIKON D7500で「伊豆大島御神火ライド」を撮影するCyclist編集部 Photo: Shusaku MATSUO
編集部が使用したNIKON D7500は望遠レンズとのバランスも良かった Photo: Shusaku MATSUO

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