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危険箇所、投稿で追加自転車事故をアプリで防止 立命館大准教授ら開発

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「みんなでつくろう自転車安全マップ」の画面。学生が投稿した危険箇所などを表示する

 キャンパス周辺の自転車事故をアプリで防止―。立命館大学理工学部環境システム工学科の笹谷康之准教授らが開発したアプリ「みんなでつくろう自転車安全マップ」が注目を集めている。交通事故に注意が必要な場所を地図上で表示する仕組みで、学生らの投稿で危険箇所を追加できるなど、利用者の視点を反映する点が特徴だ。県外でアプリを導入する大学も出始めており、今後利用の拡大を図る。

 立命大のびわこ・くさつキャンパス(草津市)では多くの学生が自転車通学しており、事故も目立つことから対策を進めていた。学生にとって身近なスマートフォンで注意喚起を図ろうと、笹谷准教授を中心に大学生協共済連なども加わり「自転車安全マッププロジェクト」が発足。開発を始め、昨年2月に完成した。

 地図上では、同キャンパス周辺で県警から提供を受けた人身事故の発生地点のほか、学生が通学の際などに危険と感じて投稿した地点をアイコンで表示している。

 アイコンは、道路周辺が暗い▽道幅が狭い―など危険の種類ごとに分類。アイコンをクリックすると、投稿者が危険と感じた時間帯や具体的な状況なども知らせる。学生の体験をもとに、どの場所にどのような危険があるのかを一目で分かるよう工夫したという。

 アプリの開発で、笹谷准教授らは平成28年度地理情報システム学会のポスター賞を受賞した。アプリは昨年9月に山形大学で導入されたほか、首都圏の大学も興味を示しているという。

 現在のシステムは危険箇所を投稿できるのは登録した一部の学生のみだが、市民からも投稿してもらえるよう、改良していく方針。笹谷准教授は「地域住民からも情報を集めることで、地図が充実する。多くの人に参加してもらうよう活動を広げたい」と話している。

 アプリは23、24日に神戸市内で開催される、IT技術の地域への活用を考えるフォーラム「Code for Japan Summit2017」でも紹介し、利用を呼びかける。

産経ニュースより)

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