バイクインプレッション2012「フェルト F5」 人車一体を感じられる、レースに適した本格的ロードバイク

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フェルト F5

ドイツメーカー、フェルトのロードバイクには、エアロ性能を追求したARシリーズ、高い運動性能を誇るFシリーズ、ロングライド向きのZシリーズがある。今回紹介するFシリーズのF5はシマノ・105を装備した、激戦の20万円台ロードの注目株だ。
 

フェルト F5 / FELT F5
価格:207,900円
サイズ:480、510、540、560、580
カラー:グロスカーボン
問い合わせ先:ライトウェイプロダクツジャパン http://www.riteway-jp.com

カーボンフレームは上位グレードF2まで共通となっている。軽量さとパフォーマンスを高い次元で両立させたレーシングモデルだカーボンフレームは上位グレードF2まで共通となっている。軽量さとパフォーマンスを高い次元で両立させたレーシングモデルだ
ハンドルやステムをはじめ、周辺パーツはフェルトオリジナルだ。統一されたカラーリングがバイクの魅力をより引き立てているハンドルやステムをはじめ、周辺パーツはフェルトオリジナルだ。統一されたカラーリングがバイクの魅力をより引き立てている
ライダーのパワーをしっかりと受け止める、ボリュームのあるBB周り。上位機種同様BB30という大口径の規格を採用ライダーのパワーをしっかりと受け止める、ボリュームのあるBB周り。上位機種同様BB30という大口径の規格を採用

スペック

フレーム:フェルト UHCパフォーマンスMMCカーボン
フォーク:フェルト UHCアドバンスドカーボン
変速機:シマノ・105(F)、シマノ・105(R)
ギヤ:FSA ゴッサマプロ50×34T、11-25T(10速)
ホイール(リム):マヴィック・CXP-22S
重量:7.98kg(カタログ値)


インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

米山 これぞロードバイクといった印象の一台でしたね。良い意味でクセがないので、競技志向でこれからロードバイクを始める人には最適だと思います。

松尾 ボクも同感で、この価格でこれだけの性能とは、正直いいなと思いました。全体的にまとまりがよく、どこで何が起きているかカラダですぐに感じ取れました。ハンドリングも素直で、コーナーをスムーズにこなします。漕ぎ出しや加速に鋭さはなかったけど、引っかかりが無く足を踏みおろせたので軽やかさはありました。

米山 最高級バイクのような、思わず歓声を上げてしまう加速感や軽さはないけれど、スピードがある程度乗った状態からさらにパワーを掛けて加速していくのは、楽しい感覚があったね。基本のフレームがしっかりしていて、不安のない十分な剛性があるし、それでいて振動吸収性も高い。メカ好きな男性や、レース志向の人にはベース車として徐々にパーツをアップグレードするのも良いと思いますよ。

松尾修作松尾修作
VAX RACING所属。Jプロツアーに参戦する現役大学生レーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

松尾 そうですね。そのまま本格的なレースに参加しても満足できるレベルですが、もし交換するならタイヤ、それから予算があればホイールです。中低速域は気持ちよく走れるけど、高速域はホイールを変えればもっと良くなります。剛性についてはBB周りは十分でしたが、ヘッドはスプリントや上りでトルクを掛けるときにはやや物足りなさがありました。ステムのせいかもしれませんが、でも全体を考えてこのバランスに整えてるとも捉えられます。

米山 アッセンブルされているタイヤは、耐久性を高めたロングライド向きのものだったから、グリップ力の高いレース向きのものに変えるだけで十分ロードレースに対応できるでしょう。上りのセクションでの印象はどうだった?

松尾 上りではとにかく足が良く回りました。やっぱりクセがないんですよね。下りが少し荒れた路面だったんですが、フレームの表面で振動を吸収して快適でした。

米山 そうそう、シッティングでもダンシングでもスムーズ。性能の高いフレームにコンポーネントグレードを105にしたモデルだからよく走りますね。オリジナルパーツでトータルコーディネートされているから見た目もカッコイイし、本気で走り始めたい人の最初の一台にオススメです。

松尾修作・米山一輝


TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 和田やずか

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