児童に“自転車運転免許”も自転車が通る道を3類型、交通違反の取り締まり強化 国交省・警察庁が自転車利用環境「ガイドライン」を公表

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「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」の表紙と目次「ガイドライン」の表紙と目次

 国土交通省と警察庁は11月29日、自転車専用通行帯(自転車レーン)などの整備指針や利用ルールを示した「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」を公表した。この中で、自転車が通る道について「自転車道」「自転車レーン」「車道混在」の3パターンを提示。悪質な交通違反への取り締まり強化や、児童らに“自転車運転免許証”を交付して利用ルールを周知する工夫なども盛り込まれた。

 ガイドラインは、今年4月に警察庁と有識者らが開いた検討委員会での提言を受け、作成が進められていた。

自転車道の設計・整備例
自転車専用通行帯(自転車レーン)の設計・整備例
車道混在型の設計・整備例自転車通行空間の設計・整備例

 注目される内容は、自転車が車道を走行する前提で道路整備を進める指針となる「自転車通行空間」に関する記載。「自転車道」は幅2m(やむをえない場合は1.5m)以上とし、縁石などで車道、歩道と構造的に分離させる。また「自転車レーン」は幅1m以上(1.5m以上が望ましい)とし、路面を色分けするなどして視覚的に分離させる。「車道混在」型でも、路面に自転車の通行位置を明示させるとしている。

 このほか、交差点の設計手法として、左折時の巻き込まれ防止を考慮した自転車停止位置・スペースの確保や、二段階右折時の滞留スペースの新設について詳しく記されている。

 一方、取締りの強化に関しては、街頭における指導警告の積極的推進や、違反の検挙、取締り活動の周知などを列記。自転車の利用ルールを周知する方法としては、学校での安全教育強化のほか、自動車の運転免許取得・更新時における啓発、ボランティアと連携した街頭指導などが挙げられた。

「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」について

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