ロードもマウンテンもOK! 新スタイルの自転車イベント、白馬で7月開催

自転車ブームが盛り上がる中、多くのジャンルのサイクルスポーツを一度に楽しめる、これまでにないサイクリング・イベントが誕生する。長野県白馬村で7月21、22日に開催される「スペシャライズド デイズ」は、舗装道路を高速で疾走するロードレーサーや、林道や山道を駆けるマウンテンバイク(MTB)など、さまざまな種目を一度に楽しめるのが特徴だ。
通常のサイクリング大会は、ロードレーサー、MTBなどの種目ごとに開催されるが、今回のスペシャライズド デイズは、会場となる「Hakuba47マウンテンスポーツパーク」周辺に舗装路、悪路などさまざまなコースを設定。参加者は2日間の日程の中で複数の種目に出場することができる。
ロードレーサーには、40キロから120キロの距離を走る「ロングライド」、チェックポイントを通過する長距離種目「ブルべ」、斜面を登る「ヒルクライム」を実施。MTBには、ソロやグループによる「耐久レース」や、山の斜面を下る「ダウンヒル」などが用意されている。
さらに、自転車を用いた親子オリエンテーリングや、女性向け・子供向けの講座、ウェルカムパーティなどさまざまな企画が催され、家族や仲間同士で参加して楽しむことができる。
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主催するアメリカの自転車大手「スペシャライズド」の日本法人によると、ヨーロッパでは同様のイベントを開催しているが、日本国内では初めて。今大会ではゲストとして、世界的なMTBライダーとして知られるマット・ハンターや、アジアを中心に活躍する愛三工業レーシングチームの選手らも出走する。
参加料はどのイベントにいくつエントリーしても均一で、5月末までの先行受付中は3000円、その後は5000円と低額に抑えられているのも魅力だ。
- 「スペシャライズド デイズ」では、マウンテンバイクとロードレーサーのイベントが同時に催される(イメージ写真)
- 「スペシャライズド デイズ」では、家族や親子で楽しめるイベントも多数催される(イメージ写真)
- 「スペシャライズド デイズ」にゲストとして参加する愛三工業レーシングチーム(当日の出場選手は未定)