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RENの「自転車のススメ」<20>セントレアでミドルディスタンスのトライアスロン 70.3マイルを疾走!

by 小林廉 / Ren KOBAYASHI
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 今回の「RENの自転車のススメ」は、トライアスロン参戦レポートです。最近の私は自転車に乗る時間がちょっと少なくなりましたが、様々なスポーツにチャレンジする事によってトレーニングは継続中! 6月11日に愛知県知多市、常滑市、半田市を繋ぎ開催された「アイアンマン70.3 セントレア知多半島ジャパン」に出場してきました。

ドラフティングが禁止されているのでDHバーを持ち空気抵抗をできるだけ低減させます Photo: REN

準備もたっぷり3種目分

 今回の大会は8時間の制限時間で、スイム1.9km・バイク90.1km・ラン21.1kmの総距離113.1km(70.3マイル)で行われる、ミドルディスタンスのトライアスロンです。全国から「鉄人」の称号を勝ち取るために大勢の参加者が集まりました。今回は過去最高の参加人数だったそうです!

 受付や表彰式などが行われる会場は、大会名の通り、中部国際空港「セントレア」。大会前日には続々とトライアスリートが集まってきます。一般的な自転車ロングライドイベントと同様に、レース前日が受付となっています。

参加人数が多くてビックリする私。トライアスロン人気は最近のロングライドブームにも負けていませんね! Photo: REN
レース前日は様々なブースが立ち並びとても華やか。稼働中の空港内でこうしたスポーツイベントが行われるのは世界的にみてもとても珍しいそう Photo: REN
競技説明会の様子。走行距離と競技種目が多いのでたっぷりと時間を掛け競技説明を受ける Photo: REN
世界的なサーキットに組み込まれているので様々な国々の方々が参加していました。もっとも多かったのは台湾の選手たち。とてもノリがいい! Photo: REN

 トライスロンは3種目を連続して走るレースなので、自転車のイベントと比べると準備が大変。それぞれの種目で注意する箇所が多くあるため、競技説明会もタップリと約1時間を要するのが特徴です。

トランジションエリアには着替えがセットされています。番号を間違えないように素早く自分のバッグを取り着替えます Photo: REN

 選手の側もレースレース当日に慌てないために、準備をしっかりとしたいですね。プロ選手の世界では、「トライアスロンは早着替えも入れて4種目」と考えられている程で、事前の準備が勝敗を分ける事もあるとか。実は私もバイクのトラブルが見つかり、大会のオフィシャルメカニックさんに大変お世話になりました…。ありがとございました。

 レース当日は、スタートの3時間前に起床しました。長丁場のレース。朝食をしっかり食べ、コースの復習と補給食の準備をします。

 午前7時20分、年齢別に分けられた私のグループがスタートしました。

スイム 1.9km 48分16秒

スイムアップ。練習して大会に挑んでいるとはいえ1.9kmの遠泳はとても疲れます。ライフセーバーの方々が目を光らせていますが、何が起こるかわからないので自分の身を守る事を最優先しましょう

 最初はスイムです。島の間を泳ぐことになるので、潮流が速く選手を苦しめることに…。

 「最も危険なパートはスイム」

 残念ながら毎年、どこかのトライアスロン大会で不幸にも命を落とす選手がいるんです。肝に命じて泳ぎます。焦ってはいけない。

 ブイまで潮流に逆らっての我慢、我慢のスイム。泳いでも泳いでもブイが遠い。しかし後半は潮流に乗りスイスイと。ただ、往路で肩や広背筋をかなり消耗し、最後でウェットスーツを脱ぐのに手間取りました。

 私のスーツは背中にチャックが無いセパレートタイプ。スーツと素肌の間に大量の水を入れてから脱ぐと「スッポン!」と気持ちいい程一瞬で脱げるのですが、浅い場所でやってしまったためか何度も何度も不発でした…。

バイク 90.1km 3時間5分55秒

 自転車好きだからバイクパートは元気になれます。

 今回は他の選手の後ろに付くドラフティングが禁止されているのでDHバーが有効です。直線はDHバーを持ち上半身を伏せ空気抵抗を最小に! コーナーはブルホーンバーに持ち替えスムーズにターンします! 通常のロードバイクでも参加は可能ですが、トライアスロン用バイクの特徴でもあるDHバーは疲労軽減の強い味方です。

 最後の種目のランニングは、身体の上下動が激しくなり食欲が無くなるので、バイクのうちにしっかりと補給を摂取する事を心がけました。

第2種目はバイク。ブルホーン&DHバーを装備した専用バイクを使用 
トライアスロンのバイクパートのイメージは「平坦」かもしれませんが、実際はダンシングを駆使し登坂をこなします 

 工業地帯の周回路を終え、市街地を走行して終盤のアップダウンへ。沿道で応援している地元の方々の多さたるや! その声援に、ブルホーンバーを握っている手を一瞬開いてありがとうを伝えました。

 トランジションを過ぎると美ジョガーの姿も。大会にはチームでのエントリーも用意されていて、水泳・自転車・ランそれぞれのエキスパートがチームを組んで走る事も可能です。楽しみが広がりますね。

爽やかな美ジョガー! Photo: REN
ザバスピットインと名付けられた補給ステーション。苦しくても栄養価の高いものを摂取しなければフィニッシュできません Photo: REN

ラン 21.1km 2時間25分10秒

 ランはハーフマラソンの21kmです。陸上競技場を周回し、一般道へ飛び出して行きます。スタンドでは吹奏楽部が応援マーチで見送ってくれます。

 実は私、ランニングが一番苦手。

 バイクで頑張り過ぎたのか? ランのスタートはこれまでの大会以上に脚が重くて回転数を上げられない…。中盤になりやっと筋肉がほぐれてペースアップできました。

 しかしそう簡単に終わらせてくれない! ズドーンと目の前に現れる7~8%の登坂! 丘陵ランがガシガシと脚を削っていきます。ランのための筋量不足を痛感しながら、しかし最後まで集中力は切らさないよう頑張ります。

コース一番の難所。10%を超える登坂。脚の様子をうかがいながら。ちょっとでも無理をすれば痙攣を起こします。天気予報では曇りでしたが、強い日差しが Photo: REN

 だんだんと看板の距離が減ってくるのが嬉しい。ダンスミュージックが聞こえてくればゴールまでもう少し! 足取りが軽くなります。

 そしてついに迎えたフィニッシュ!

 お祭り騒ぎのフィニッシュエリアへ飛び込むのは、やはり最高! ゴールテープを高々と掲げるのは何度やっても気持ちの良いものです。

 そして大会競技委員長である白戸太朗さんと握手。スタート前に「ゴールで待っているよ」という心強い言葉を掛けて頂いていたのです。

疲労もピークですが、ゴールでは不思議と笑顔がこぼれます 
フィニッシャーメダルが首に。己との戦い、距離へのチャレンジを乗り越え、フィニッシュした者は皆勝者です 

 トライアスロンはアメリカンスポーツ! ゴールした者は誰でもヒーローになれる。そこが好きな部分かもしれませんね。

 総距離113.1km(70.3マイル) 6時間46分39秒!

(最近ウェイトトレーニングによって大幅なウェイトアップを実現しました。基礎体力がアップしている筈なので、またアイアンマンにまたチャレンジしてみたい欲が…)

『御神火ライド』でお会いしましょう

 さて、次に私が参加するイベントは、9月10日に開催される『伊豆大島御神火ライド』です。

 ファミリー&距離に不安のある方の為の島一周ショートコースの他、ロングコースは雄大な景色の中72kmを走って獲得標高1,480mとかなりタフなコース!

 豪華なゲストの方々もいらっしゃるという事でとても楽しみです。

 それでは伊豆大島でお会いしましょう!

小林 廉(こばやし・れん)/REN小林 廉(こばやし・れん)/REN

数々のCM・雑誌・ファッションショーで活躍するトップモデル。08年より本格的にスポーツサイクルに乗り始める。自転車媒体で見ない日はないというほどの“乗れるモデル”。アイアンマン北海道完走。特技はウィリー(映像を見る)。身長188cm、体重74kg。千葉県在住。オフィシャルブログ「REN’s World

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