バイクインプレッション2012「Dedacciai STRADA ASSOLUTO RC」質実剛健で華やかさもある、チューブメーカー発のイタリアンバイク

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 2012年モデルとしてデビューしたアッソルトRCは、デダチャイストラーダにおける、初めての電動コンポーネントDi2対応モデルとして誕生した。全体は剛健な印象だが、トップチューブは滑らかな曲線を描く。販売形態はフレームセットの他、3つのコンポーネント仕様から選べる。

Dedacciai STRADA ASSOLUTO RC(デダチャイ ストラーダ アッソルトRC)Dedacciai STRADA ASSOLUTO RC(デダチャイ ストラーダ アッソルトRC)

Dedacciai STRADA ASSOLUTO RC(デダチャイ ストラーダ アッソルトRC)
価格:342,000円(シマノ・アルテグラ仕様)
430,000円(シマノ・アルテグラDi2仕様)
279,000円(シマノ・105仕様)
199,000円(フレームセット)
サイズ:S(480)、M(500)、L(520)
カラー:ブラック、ホワイト×ブラック、ブラック×ホワイト
問い合わせ先:インターマックス http://www.intermax.co.jp

 

スペック

フレーム:カーボンモノコック
フォーク:フルカーボンフォーク
変速機:シマノ・アルテグラ(F)、シマノ・アルテグラ(R)
ギヤ:シマノ・アルテグラ50×34T、12-25T(10速)
ホイール:マヴィック・キシリウムレース
重量:1050g(フレーム)、390g(フォーク)

高剛性なフレームにマッチしたフォークが、力強く踏み込んでもラインを崩さず、イメージ通りに走らせてくれる高剛性なフレームにマッチしたフォークが、力強く踏み込んでもラインを崩さず、イメージ通りに走らせてくれる
トップチューブがヘッドチューブに巻き付くデザイン。ヘッドは1”1/8  – 1”1/2インチの上下異型サイズを採用トップチューブがヘッドチューブに巻き付くデザイン。ヘッドは1”1/8 – 1”1/2インチの上下異型サイズを採用
フレームは電動コンポーネントにも対応し、試乗車のアルテグラ仕様のほか、アルテグラDi2仕様も選べるフレームは電動コンポーネントにも対応し、試乗車のアルテグラ仕様のほか、アルテグラDi2仕様も選べる

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 松尾修作
VAX RACING所属。Jプロツアーに参戦する現役大学生レーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

米山 デダチャイというと、今でもチューブを作っているメーカーとしてのイメージが強い。フレームメーカーとしてのキャリアは短くても認知度はそれなりに高いのかな。

松尾 そう思います。とくに昔からロードバイクに親しんでいる人にはお馴染みでしょうね。また、フレームとしても上位モデルのいくつかは、かなり特徴的な力強いイメージですから、印象的な商品だと思いますよ。今回の試乗車はトップモデルではなく、アッソルトRCですね。電動コンポーネントに対応するフレームで、幅広いユーザーに対応し、コンセプトはロングライドとありましたが、乗ってみてどうでしたか?

米山一輝 米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

米山 率直な印象は、カーボンモノコックフレームの中では固いほうだなと感じたよ。かなりガッシリしているんだよね。パワーのある人ならよく進みそうだけど、今の僕にはキツいかな。

松尾 踏んで勝負をかけるような速く走りたい人向きですよね。モノコックフレームらしく全体のバランスは良好ですが、トップチューブ辺りの剛性が高めです。その代わりというか、BB周辺はそうでもなく、リズミカルに踏めました。

米山 トップチューブのラインをはじめ、形状は見た目としてすごく良い雰囲気だよね。でも一般的なロングライド向きと言われる弓なりデザインのバイクとは違って、アッソルトRCは戦闘的だよ。踏めば踏んだだけ良い反応があって、上りも下りもそつなく良いレベルでこなすけど、コンフォート性能は秀でてはいないでしょう。

松尾 そうですね、そこは近年のコンフォートバイクとは違いますね。レーシーなほうに振られていると思います。加速感はゼロからでも、高速でも良く伸びて、スプリンター系のライダーが好みそうな印象でした。もがいてもラインがぶれずに走れます。

松尾修作と米山一輝

米山 基本的なところは高いレベルにあるから、あとは自分にもう少し脚があればなと。乗り込めばより良く付き合えるということだね。それに、こういう乗り味のほうが走りやすいという人もいると思う。

松尾 そうですね。BB周りでリズムを作りながらペダリングできるから、上りを良いペースで走れるのはよかったですよ。軽快さを演出していて、速く走れていました。スプリントでも頼りになります。レースで使用するなら、ホイールは余裕があればですが、まずはタイヤをレーシング性能の高いモデルに変えればOK。ガツガツ走ってもバイクはしっかりとついてきますよ。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 和田やずか

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