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全22チームが選手発表キンタナ、バルデらがツール・ド・フランス出場へ カヴェンディッシュも決定

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 ツール・ド・フランスに出場する全22チームが、出場メンバーを発表した。ナイロ・キンタナ(コロンビア)、ロマン・バルデ(フランス)、ティボー・ピノ(フランス)といった総合系の有力選手が出そろい、スプリンターはマルセル・キッテル(ドイツ)、アンドレ・グライペル(ドイツ)のほか、6月に病気療養から復帰したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)もメンバー入りしている。

アージェーデュゼール ラモンディアール

 昨年のツールではステージ優勝を挙げ、総合2位に入ったバルデが、再び表彰台を狙う。ツール前哨戦のクリテリウム・デュ・ドーフィネは総合6位とまずまずの成績だったが、昨年は総合2位でツールにつなげていたことを考えると、少し期待外れな結果だったともとれる。解散したイアム サイクリングで総合リーダーを務めていたマティアス・フランク(スイス)が、バルデのサポートに回るのは心強い。

昨年総合2位のロマン・バルデは再び表彰台に挑む =ボルタ・チクリスタ・カタルーニャ第5ステージ、2017年4月24日 Photo : Yuzuru SUNADA

■アージェーデュゼール ラモンディアール
ヤン・バークランツ(ベルギー)
ロマン・バルデ(フランス)
アクセル・ドモン(フランス)
マティアス・フランク(スイス)
ベン・ガスタウアー(ルクセンブルク)
シリル・ゴティエ(フランス)
ピエール・ラトゥール(フランス)
オリバー・ナーセン(ベルギー)
アレクシー・ヴィエルモーズ(フランス)

キャノンデール・ドラパック

 ジロ・デ・イタリアで初のステージ優勝を挙げたピエール・ロラン(フランス)は、アグレッシブな走りでツールで母国に勝利をもたらせるか。リゴベルト・ウラン(コロンビア)は今季、ステージレースの総合トップ10以内には入っているものの表彰台入りはなく、過去の実績には見劣りする結果に。ツアー・オブ・カリフォルニアで総合3位のアンドリュー・タランスキー(アメリカ)もエースを担える。

ジロ初勝利を飾ったピエール・ロラン =ジロ・デ・イタリア第17ステージ、2017年5月24日 Photo: Yuzuru SUNADA

■キャノンデール・ドラパック
アルベルト・ベッティオール(イタリア)
パトリック・ベヴィン(ニュージーランド)
ネイサン・ブラウン(アメリカ)
サイモン・クラーク(オーストラリア)
テイラー・フィニー(アメリカ)
ピエール・ロラン(フランス)
アンドリュー・タランスキー(アメリカ)
リゴベルト・ウラン(コロンビア)
ディラン・ファンバーレ(オランダ)

エフデジ

 初出場のジロで1勝、総合4位と惜しくも表彰台入りを逃したピノ(フランス)。5月からの連戦で、総合を争えるコンディションにあるかが課題だが、ステージを狙うなら、昨年は果たせなかったステージ優勝は現実的な目標となる。フランス国内選手権でチャンピオンジャージを獲得したアルノー・デマール(フランス)はツール初勝利を狙う。新加入したイタリア人スプリンターのダヴィデ・チモライがアシストとして期待される。

初出場のジロでステージ優勝を挙げたティボー・ピノ =ジロ・デ・イタリア第20ステージ、2017年5月27日 Photo: Yuzuru SUNADA

■エフデジ
ダヴィデ・チモライ(イタリア)
ミカエル・ドゥラージュ(フランス)
アルノー・デマール(フランス)
イグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア)
オリヴィエ・ルガック(フランス)
ルディ・モラール(フランス)
ティボー・ピノ(フランス)
アルテュール・ヴィショ(フランス)

モビスター チーム

 キンタナもピノ同様に、ジロから連戦となる総合優勝候補。2014年にジロで初めてのグランツール総合優勝を飾り、昨年はブエルタ・ア・エスパーニャを制した。フルームに敗れてきたツールを制することができれば、3大ツールの制覇達成となる。総合上位を狙いながらキンタナをアシストできるアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)をはじめ強力な山岳アシストをそろえ、ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)の加入によって集団内の立ち回りも向上するはず。

ジロは総合2位。グランツール連戦となるナイロ・キンタナ =ジロ・デ・イタリア第14ステージ、2017年5月20日 Photo: Yuzuru SUNADA

■モビスター チーム
アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)
カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア)
ホナタン・カストロビエホ(スペイン)
イマノル・エルビティ(スペイン)
ヘスス・エラダ(スペイン)
ナイロ・キンタナ(コロンビア)
ヤシャ・ズッタリン(ドイツ)
アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)

クイックステップフロアーズ

 エース、アシストともに豪華な顔ぶれ。エーススプリンターのキッテルはステルZLMツールでステージ優勝をあげるなど好調を示し、1勝だけだった昨年よりもツールで好成績を残したい。ダニエル・マーティン(アイルランド)はパリ~ニースとドーフィネで3位に入るなど総合力の向上が際立ち、例年以上の期待ができる。ツール・デ・フランドル初制覇など素晴らしいシーズンを送っているフィリップ・ジルベール(ベルギー)も好調を保っており、アシスト陣は勝利を狙えば一発のある強力な布陣になっている。

得意のクラシックだけでなく、総合での成績も向上しているダニエル・マーティン =リエージュ~バストーニュ~リエージュ、2017年4月23日 Photo : Yuzuru SUNADA

■クイックステップフロアーズ
ジャック・バウアー(ニュージーランド)
ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア)
フィリップ・ジルベール(ベルギー)
マルセル・キッテル(ドイツ)
ダニエル・マーティン(アイルランド)
ファビオ・サバティーニ(イタリア)
ゼネク・スティバル(チェコ)
マッテーオ・トレンティン(イタリア)
ジュリアン・ヴェルモート(ベルギー)

ロット・ソウダル

 チームの中心はツール通算11勝を誇り、最終ステージのパリ・シャンゼリゼで2連覇のスプリンター、グライペル。2015年にはステージ4勝と近年大きなインパクトを残しているが、2011年から毎年ステージ優勝している安定感も魅力。サポートするスプリントトレインは、メンバーの入れ替わりこそあったが強力なことに変わりはない。ステージを狙えるティム・ウェレンス(ベルギー)、逃げ屋のトマス・デヘント(ベルギー)、2011年のブエルタ・ア・エスパーニャ以来、17大会連続でグランツールを完走しているアダム・ハンセンもメンバー入りしている。

パリ・シャンゼリゼのゴールスプリントを2年連続で制しているアンドレ・グライペル =ツール・ド・フランス大21ステージ、2016年7月24日 Photo: Yuzuru SUNADA

■ロット・ソウダル
ラースユティング・バク(デンマーク)
ティシュ・ブノート(ベルギー)
トマス・デヘント(ベルギー)
トニー・ガロパン(フランス)
アンドレ・グライペル(ドイツ)
アダム・ハンセン(オーストラリア)
ユルゲン・ルーランズ(ベルギー)
マルセル・シーベルグ(ドイツ)
ティム・ウェレンス(ベルギー)

ディメンションデータ

 エプスタイン・バール・ウイルス感染症によって、3月から療養していたカヴェンディッシュだったが、6月のツアー・オブ・スロベニアで復帰し、ツールにも参戦することが決まった。昨年はステージ4勝を挙げツール通算30勝を飾る好調ぶりをみせたが、どこまでコンディションを整えられているかが注目。ベルンハルト・アイゼル(オーストリア)、マーク・レンショー(オーストラリア)といったカヴェンディッシュのためのトレインは磐石の布陣でスプリントに備える。

今季は3月以降療養していたマーク・カヴェンディッシュが復活を期す =アブダビ・ツアー第1ステージ、2017年2月23日 Photo: Yuzuru SUNADA

■ディメンションデータ
エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)
スティーヴン・カミングス(イギリス)
ベルンハルト・アイゼル(オーストリア)
レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ)
セルジュ・パウェルス(ベルギー)
マーク・レンショー(オーストラリア)
スコット・スウェイツ(イギリス)
ジェイコブス・フェンター(南アフリカ)

UAE・チーム エミレーツ

 ジロに回ったルイ・コスタ(ポルトガル)は出場せず、総合エースはルイス・マインティーズ(南アフリカ)一本。期待の若手という立場から、リーダーとしての役目を担って、昨年の総合8位以上の好成績を目指す。パンチャーのディエゴ・ウリッシ(イタリア)はステージ優勝を狙ううえで重要な存在。スプリンターはベン・スウィフト(イギリス)がエースを務める。

総合リーダーとして昨年以上の成績を求めるルイス・マインティーズ =ツアー・ダウンアンダー第3ステージ、2017年1月19日 Photo : Yuzuru SUNADA

■UAE・チーム エミレーツ
ダルウィン・アタプマ(コロンビア)
マッテーオ・ボーノ(イタリア)
クリスティアン・ドゥラセク(クロアチア)
ヴェガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)
マルコ・マルカート(イタリア)
ルイス・マインティーズ(南アフリカ)
マヌエーレ・モーリ(イタリア)
ベン・スウィフト(イギリス)
ディエゴ・ウリッシ(イタリア)

コフィディス ソリュシオンクレディ

 総合よりもスプリンターを重視した布陣を敷き、期待されて続けたブアニが、スプリントでツール初勝利を挙げられるかが最大の焦点。好調だった昨年は、一般人とのトラブルでけがを負って大会直前で出場をキャンセル。フランス国内選手権ではライバルのデマールに敗れ2位に終わったが、ツールで雪辱を果たしたい。

2年ぶりの出場が決まったナセル・ブアニ =ボルタ・チクリスタ・カタルーニャ第4ステージ、2017年4月23日 Photo : Yuzuru SUNADA

■コフィディス ソリュシオンクレディ
ナセル・ブアニ(フランス)
ディミトリ・クライス(ベルギー)
クリストフ・ラポルト(フランス)
シリル・ルモワーヌ(フランス)
ダニエル・ナバロ(スペイン)
ジュリアン・シモン(フランス)
ジョフレ・スープ(フランス)
ルイスアンヘル・マテ(スペイン)
フロリアン・セネシャル(フランス)

ディレクト エネルジー

 フランス人だけの構成で臨むフランスチーム。チームの顔であるトマ・ヴォクレール、シルヴァン・シャヴァネルというツール出場経験が豊富なベテラン勢が大黒柱。昨年のブエルタ・ア・エスパーニャで1勝し、今年はヨーロッパツアーのステージレースで3度の総合優勝を飾ったリリアン・カルメジャーヌ(フランス)、今季2勝のトマ・ブダ(フランス)ら活きのいい若手もそろう。一方で、スプリンターのブライアン・コカール(フランス)はメンバーから外れた。

チームの顔である人気選手、トマ・ヴォクレール =クリテリウム・デュ・ドーフィネ第5ステージ、2017年7月7日 Photo: Yuzuru SUNADA

■ディレクト エネルジー
トマ・ブダ(フランス)
リリアン・カルメジャーヌ(フランス)
シルヴァン・シャヴァネル(フランス)
ヨアン・ジェヌ(フランス)
アドリアン・プティ(フランス)
ペリグ・ケムヌール(フランス)
ロマン・シカール(フランス)
アンジェロ・テュリク(フランス)
トマ・ヴォクレール(フランス)

フォルテュネオ・ヴィタルコンセプト

 4年連続でツールのワイルドカードを獲得したフランスチーム。過去2年間はエドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン)が総合で期待されてきたが、これまでは目立った成績を残せていない。6月にフランスで開かれたステージレース、ルート・デュ・スッドではブリース・フェイユー(フランス)が総合4位と好調を示した。今季初戦でグライペルを相手に勝利したスプリンターのダニエル・マックレイ(イギリス)が、平坦ステージでどこまで上位に絡めるか。

過去2年、ツール・ド・フランスでは結果を残せていないエドゥアルド・セプルベダ =ラ・フレーシュ・ワロンヌ、2017年4月19日 Photo: Yuzuru SUNADA

■フォルテュネオ・ヴィタルコンセプト
マキシム・ブエ(フランス)
ブリース・フェイユー(フランス)
エリー・ジェスベール(フランス)
ロマン・アルディ(フランス)
ダニエル・マックレイ(イギリス)
ピエールリュック・ペリション(フランス)
ローラン・ピション(フランス)
エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン)
フロリアン・ヴァション(フランス)

ワンティ・グループゴベール

 若手のギヨーム・マルタン(フランス)がグランツールでの走りを試される。長年エフデジに在籍してきたヨアン・オフレド(フランス)、クイックステップ育ちのギヨーム・ヴァンケイスブルク(ベルギー)はグランツール経験は豊富とはいえないが、UCIワールドチームと戦ううえで貴重な存在となりそうだ。

長年在籍したエフデジから新天地に移ったヨアン・オフレド =ヘント~ウェヴェルヘム、2017年5月26日 Photo: Yuzuru SUNADA

■ワンティ・グループゴベール
フレデリック・バカールト(ベルギー)
トマ・デガント(ベルギー)
ギヨーム・マルタン(フランス)
マルコ・ミナールト(オランダ)
ヨアン・オフレド(フランス)
アンドレーア・パスクアロン(イタリア)
ディオン・スミス(ニュージーランド)
ギヨーム・ヴァンケイスブルク(ベルギー)
ピーテル・ヴァンスペイブラウク(ベルギー)

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