スクールや講習会も積極的に実施AVENTURA AIKOH VICTORIA RACINGが発足 E1とフェミニンツアーで活躍を狙う

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)のシリーズ「Jエリートツアー」のトップカテゴリー「E1」を主戦場とするチーム「AVENTURA AIKOH VICTORIA RACING」(アベントゥーラ・アイコー・ヴィクトリア・レーシング)が新たに発足し、プレゼンテーションが4月16日に行われた。立ち上げは国内外のレース経験が豊富な管洋介で、辻本尚希がエースを務める。スポンサーには建築資材メーカーの「アイコー」や、スポーツ量販店の「ヴィクトリア」が名を連ねている。

アベントゥーラ・アイコー・ヴィクトリア・レーシングの選手たち。左から辻本尚希、矢野和也、管洋介、西川沙代子、樫木祥子、アイコーの相場康雄社長 Photo: Shusaku MATSUO

スクールや講習会にも注力

チームの立ち上げ人で、プレイングマネージャーとしてレースを走る管洋介 Photo: Shusaku MATSUO

 所属選手は男子6人、女子が2人の合計8人。エースの辻本は昨年開催されたJBCFトラックチャンピオンシップの4kmチームパーシュートで優勝。金田聡士も昨年、全日本大学対抗選手権自転車競技大会の同種目で優勝するなど、スピードマンが集まっている。女子では、4月のツアー・オブ・タイランドに日本代表として参戦し、総合10位でUCIポイントを獲得した樫木祥子がJフェミニンツアーで優勝を狙う。

 チームはJBCFのレースで好成績を目指す一方で、スポーツサイクルのスクールや、安全講習に力を入れる。所属選手で、普段は救命活動を行う職に就く矢野和也と西川沙代子はエイドアドバイザーとして、落車した際のファーストエイドの対応などをレクチャーしていくという。

4月のツアー・オブ・タイランドで総合10位に入り、UCIポイントを獲得した樫木祥子 Photo: Shusaku MATSUO
救急の現場で活躍する所属選手の矢野和也(左)と西川沙代子はエイドアドバイザーとしてもチームの活動を支える Photo: Shusaku MATSUO

引退後にも雇用できる環境を

メインスポンサー「アイコー」の代表を務める相場康雄社長 Photo: Shusaku MATSUO

 メインスポンサーのアイコー代表で、自らもロードバイクに乗る相場康雄社長は「我々は建築資材メーカーなので、B to Bがメインで、なかなか直接一般の方の目に触れる機会がありません。自転車競技をサポートする企業として知っていただければ」と話した。

アスリート社員に対する展望を述べた稲石幸司商品部門長 Photo: Shusaku MATSUO

 また、ヴィクトリアの稲石幸司商品部門長は「辻本は弊社のアスリート社員で、普段は千代田区・御茶ノ水のエルブレスバイクに勤務しながら競技活動を行っています。競技で得た知識や経験をお客様に還元できればと考えています。また、アスリートが競技活動を終えた際、しっかりとした社会人として働くことが求められる。弊社では、現役活動を終えた後のアスリート社員も社員として雇用し、継続して仕事をしてもらいたいと思っています。辻本はモデルケース第一号として頑張って欲しい」と期待をこめた。ヴィクトリアは自転車の安全講習を定期的に行っていくという。

チームウェアはウエイブワン「レジェフィット」を使用する Photo: Shusaku MATSUO
ロードバイク教室「グランディヴェル」で管からレッスンを受けている3人。右が金崎さん Photo: Shusaku MATSUO

 プレゼンテーションに訪れた金崎聖美さんは、東京都渋谷区にあるロードバイク教室「グランディヴェル」に通い、講師としても活動する管からレッスンを受けている。金崎さんは「2年前に落車で腕の骨を折ってしまい、ゼロからのスタートとして基本から学ぶべくレッスンに通っています。管さんから安全な乗り方をマンツーマンで教えてもらい、無理なく安心してスタートすることが出来ました」と、経験豊富な選手から教わる重要性を述べた。

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