地元プロ・キナンの選手らが“参戦”滑走路を疾走、ママチャリレースも 和歌山・南紀白浜で「エアポートクリテリウム」

  • 一覧

 和歌山県南部の白浜町で3月26日、旧南紀白浜空港滑走路を利用したレースイベント「第11回白浜エアポートクリテリウム」が開催された。メインのクリテリウムレースのほか、キッズ対象のキックバイク、そしてキナンサイクリングチームも参加したママチャリ耐久レースなど、ユニークな催しが行われた。

2人1組になって肩を組んで走る練習 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

幅広い参加者が楽しめるイベントに

 昨年まではJプロツアーにカテゴライズされていた「チームタイムトライアル南紀白浜」「白浜クリテリウム」と併催されてきたが、今年からは単独開催されることとなった。例年6月に行われるUCIアジアツアーのツール・ド・熊野と同じ、「NPO法人スポーツプロデュース熊野」が主催している。

 このイベントの魅力は、さまざまな目的を持った参加者が一堂に会するところ。レーシング志向の高いサイクリストであれば、ビギナーからエキスパートまで3クラスに分けられた「一般ロードレース」へ。最もハイクラスとなるエキスパートでもレース距離が30kmと、気兼ねなくスタートラインにつくことができる。

選手が講師を務めたサイクリング講習会 Photo: Syunsuke FUKUMITSU
参加者と選手の交流もイベントの魅力 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 そして、今回のメインイベントともいえるのが、「チーム対抗ママチャリ耐久レース」。2人以上6人以内のチーム構成で、1周回約1.0km のコースを1時間30分走り続ける。一般、ファミリー、レディース、小学生、変速ママチャリと5部門に分けられ、チームのメンバー編成に合わせたエントリーが可能だ。

“ママチャリ”でも激走

ママチャリ耐久レースに向けて、ポジション出しに取り組む選手たち Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 ゲストとして招待されたキナンサイクリングチームは、全11選手がそろってママチャリ耐久レースへ“参戦”。選手たちは一様に“プロライダーの血”が騒ぐのか、早朝からママチャリのポジション出しに没頭。時間をかけて、自らに合ったポジションを押さえ、レース本番へと乗り込んだ。

 いつもと違うライディングでも「脚の違い」を見せた選手たち。スタートから全力でペダリングを続け、ときにはチームタイムトライアルさながらの隊列で風を切って走る場面も。

キナンサイクリングチームのメンバーがチームTTさながらの隊列で進む Photo: Syunsuke FUKUMITSU
ママチャリ耐久レースのスタート Photo: Syunsuke FUKUMITSU
ママチャリ走行を楽しむリカルド・ガルシア Photo: Syunsuke FUKUMITSU

キックバイクの部やスクールも

 選手たちの記録はすべてオープンとされたが、実測の結果、ネオプロの中西健児が50周回と大会全体でも一番の走行記録をマーク。各選手2人1組で出走したなか、中西だけが単独走行というハンデを背負いながらも、それをものともしない走りを見せた。閉会式では、急遽特別賞が設けられ、中西が文句なしの受賞となった。

 正式記録のトップは一般の部優勝チームの49周回と、こちらもプロライダー顔負けの健脚を見せている。キナンサイクリングチームはレース以外でも、キッズ対象のバイクスクールや約50mの直線を走行したキックバイクのガイドを務めるなど、1日を通して参加者との交流を図った。

キッズ対象のキックバイクのスタート Photo: Syunsuke FUKUMITSU
最終走者となった子供を中島康晴がガイドする Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 会場には地元食材を使った飲食のブースや、スーパーカーの展示、和歌山日産自動車による試乗会などが用意され、自転車にとどまらない楽しみ満載のイベントとなった。

この記事のタグ

イベント

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

サイクリストTV

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載