2020年までに約100地区に設置“知って、自転車ナビルート” 警視庁、利用者に交通指導
自転車が絡む交通事故を減らそうと、警視庁は3月10日、走行場所と方向を車道上に矢印マークで示す「自転車ナビルート」を整備した交差点で、ナビルートの周知や利用者への交通指導を実施した。

交通規制課によると、ナビルートは白いマークと青い矢印の2種類ある。白いマークは車道左端に表示し、自転車の図柄と矢印を組み合わせたもの。青い矢印は交差点に記される。いずれも走行位置を自転車利用者に明示している。
10日は、整備したばかりの杉並区高円寺南1丁目の都道交差点で杉並署員が交通指導。
警視庁は、これまでに都内の国道・都道の22路線と駅周辺など48地区の計約552キロにナビルートを整備。東京五輪が開催される2020年ごろまでに83路線、約100地区に拡大するという。
(共同通信)