梶原悠未がスプリント賞ジャージ唐見実世子が得意の上りで独走優勝、総合首位に ビワセカップ第2ステージ

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 ベトナムで9日間行われる女子ロードレース「ビワセカップ」は3月9日、第2ステージが88kmで行われ、日本ナショナルチームで出場している唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が後続を3分離しての独走優勝。同時に個人総合首位のリーダージャージを獲得した。

ラストの平坦区間を独走で突き進む唐見実世子 Photo: Daebong Kim

←<第1ステージ>初日は梶原悠未が優勝

 日本チームはこのほか、前日第1ステージで優勝した梶原悠未(筑波大学)がスプリント賞の首位をキープ。レースの模様を唐見選手のレポートでお届けします。

◇      ◇

終盤に9kmの上り 唐見をエース指名

 大会2日目は朝4時に起床。まだ薄暗い中、5時15分ホテルを出発。正直眠い。レース会場に7時半過ぎに到着して、急いで準備をして8時スタート。ちょっと焦りました。

 今日のコースは最初の65kmくらいまでは軽いアップダウンが続き、その後9kmの上りをこなして、ラスト13kmは平坦基調。チームは、梶原選手のリーダージャージを守るのではなく、彼女にはスプリントポイントに徹してもらって、今日から総合は私(唐見)か、場合によっては福田選手が狙うという作戦でスタートしました。

最後の上りまでは大きな集団で展開 Photo: Daebong Kim

 細かいアップダウンでいくつかのアタックがかかるものの、決定的なものではなく全体的にスローな展開でした。スプリントポイントが32km地点と64km地点の2カ所あり、ポイント手前からハイペースになりましたが、そこは樫木祥子選手のアシストもあって、梶原選手がきっちり先頭通過してくれました。

 私に関しては、下山美寿々選手や福田咲絵選手、樫木選手が水を運んでくれたりサポートしてくれたおかげで、全くストレスなく上りに突入する事ができました。

スプリントポイントを争う梶原選手(右) Photo: Daebong Kim
補給を取りにチームオートバイまで戻る樫木選手 Photo: Daebong Kim

上り途中から独走

独走でガッツポーズのゴール Photo: Daebong Kim

 上りに入ってすぐに8人くらいの集団になりました。主にダラダラとした勾配の緩い上りで、しかも向かい風だったので、正直先頭を引きたくない状況。ですが、誰も先頭を替わってくれないので何度か揺さぶりをかけたら、何とか独走に持ち込む事ができました。

 8人の集団の中には福田選手も含まれていたので、安心して精一杯踏む事ができました。山岳賞を取ってから残り13kmも向かい風でしたが、監督からの叱咤激励もあり、最後まで踏み続ける事ができました。終わってみたら後方集団とは3分以上の差。これは福田選手が追走集団を抑えてくれたからです。

 今日の勝利は間違いなくチームみんなで奪い取ったものでした。明日からは他チームからの猛烈な洗礼を受ける事になります。でももう後にはは引けないので…。やるしかありません。

長い上り区間、追走集団でライバルチームのチェックに入る福田選手 Photo: Daebong Kim
仕事を終えて集団で上る下山選手 Photo: Daebong Kim

第2ステージ(88km)
1 唐見実世子(日本ナショナルチーム) 2時間46分47秒
2 Supuksorn Nuntana(タイ、Thailand) +3分15秒
3 Dinh Thi Nhu Quynh(ベトナム、Tuyen Biwase Binh Duong) +3分16秒
5 福田咲絵(日本ナショナルチーム) +3分28秒
19 樫木祥子(日本ナショナルチーム) +6分49秒
26 梶原悠未(日本ナショナルチーム) +7分38秒
49 下山美寿々(日本ナショナルチーム) +11分57秒

個人総合成績
1 唐見実世子(日本ナショナルチーム) 4時間27分26秒
2 Supuksorn Nuntana(タイ、Thailand) +3分19秒
3 Dinh Thi Nhu Quynh(ベトナム、Tuyen Biwase Binh Duong) +3分22秒
6 福田咲絵(日本ナショナルチーム) +3分38秒
19 梶原悠未(日本ナショナルチーム) +7分29秒
46 下山美寿々(日本ナショナルチーム) +12分07秒
71 樫木祥子(日本ナショナルチーム) +19分31秒

総合スプリント賞
1 梶原悠未(日本ナショナルチーム) 30pts

総合山岳賞
1 唐見実世子(日本ナショナルチーム) 30pts

チーム総合
1 日本ナショナルチーム 13時間33分05秒

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