ティレーノ~アドリアティコ2017 第1ステージチームタイムトライアルでBMCレーシングチームが優勝 カルーゾが総合リーダーに

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 イタリアを舞台とするUCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーのステージレース「ティレーノ~アドリアティコ」が3月8日、7日間の日程で開幕。初日は第1ステージのチームタイムトライアル(チームTT)が行われ、BMCレーシングチームが23分20秒(平均時速58.371km/h)で2年連続の初日優勝を果たした。先頭でゴールしたダミアーノ・カルーゾ(イタリア)が個人総合首位となり、ブルーの総合リーダージャージに袖を通した。

2年連続で初日のチームTTを制したBMCレーシングチーム Photo: Yuzuru SUNADA

平均時速57km/hオーバーの争い

 このレースはイタリア半島の西から東へ、ティレニア海からアドリア海へと向かうことから“2つの海のレース”と呼ばれている。チームTTに始まり、平坦、山岳ステージを経て、個人TTで幕を閉じる。昨年はフレッヒ・ヴァンアーヴルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム)がペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)との接戦を制し、1秒差で総合王者となった。

 第1ステージは、リド・ディ・カマイオーレを発着点に、22.7kmの平坦コースが取られた。コーナーは少なく、海岸線を進むコースは見通しが良い。天候にも恵まれ、トップチームは軒並みフィニッシュ時の平均速度が57km/hを超えた。

 序盤は最初にスタートしたロット・ソウダルが好タイムの24分12秒を記録。なかなかタイムを破るチームは現れなかったが、中盤以降にロットNL・ユンボをはじめ、モビスター チームやエフデジが立て続けにタイムを塗り替えた。なかでも、チームTTの世界選手権を制したクイックステップフロアーズが23分37秒でフィニッシュし、トップタイムを更新。優勝の行方は昨年、同レース初日のチームTTを制したBMCレーシングチームに託された。

22.7kmを平均時速58.371km/hで駆け抜けたBMCレーシングチームの選手達  Photo: Sunada YUZURU

 最後にスタートしたBMCレーシングチームは人数は減らしつつも6人で残り1kmのフラムルージュを通過。ラストは地元のイタリア人、カルーゾを先頭にフィニッシュラインに飛び込んだ。結果、クイックステップフロアーズに17秒差をつけて勝利し、マリア・アッズーラ(個人総合リーダージャージ)にカルーゾが袖を通した。

 カルーゾは「昨年より速い展開だったが、TTが得意なステファン・クーン(スイス)や、ローハン・デニス(オーストラリア)が牽引してくれた結果だ。地元イタリアでリーダーになることは特別だね」とレース後の会見で述べた。

個人総合リーダー賞のマリアアッズーラに袖を通したダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシングチーム) Photo: Yuzuru SUNADA

第1ステージ結果
1 BMCレーシングチーム 23分20秒
2 クイックステップフロアーズ +17秒
3 エフデジ +22秒
4 モビスター チーム +22秒
5 オリカ・スコット +25秒

個人総合
1 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシングチーム) 23分21秒
2 ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +0秒
3 フレッヒ・ヴァンアーヴルマート(ベルギー、BMCレーシングチーム)
4 ステファン・クーン(スイス、BMCレーシングチーム)
5 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシングチーム)
6 ティージェイ・ヴァンガーデ レン(アメリカ、BMCレーシングチーム)

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