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本格サイクリストから親子連れまで試乗にフォーカス「サイクルモードライド大阪」 2日間で1万8000人近くが来場

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 500台以上の試乗車が集結し、試乗にフォーカスしたスポーツ自転車フェスティバル「サイクルモードライド大阪2017」が3月4、5日の2日間、大阪府吹田市の万博記念公園で開催された。各ブランドの最新モデルをチェックしようと、2日間で1万7911人もの来場者が集まった。 (岡田由佳子)

多くの人で賑わったサイクルモードライド大阪の会場 Photo: Yukako OKADA

充実の試乗コースが魅力

折り返しでトータル2.2kmと充実の試乗コース。コース幅も十分に確保され安全だ Photo: Yukako OKADA

 屋外を中心とした会場には、150以上の自転車関連ブランドが集まり、試乗車台数は500台以上。本格サイクリスト、カップル、親子連れなど多くの人で賑わい、活気に満ちていた。

 同じ「サイクルモード」の名称を使うイベントは、千葉・幕張メッセで例年秋に行われる「サイクルモード・インターナショナル」があるが、今回は「ライド」が付くことからも分かる通り、試乗によりフォーカスする。

 キャノンデール・ジャパンのPR担当、山本和弘さんは、「幕張は(試乗コースが)渋滞を起こしてしまって試乗が満足にできない。それに比べ大阪会場はコースルートが長く坂も平坦もあって充実している」と、バイクの乗り味を存分に楽しめる点を評価する。キャノンデールを始め、現在は幕張会場に出展していない有名ブランドの出展も多く見られたのが印象的だ。

ビギナーや女性にもうれしい配慮

ジャイアントブースは試乗はすぐに満員御礼。午後1時に受付が締め切られ順番待ちに長蛇の列ができた Photo: Yukako OKADA

 会場に入るとまず目に飛び込んでくるのはジャイアントブース。28台の試乗車が次から次へと試乗に貸し出されていた。ブースでは総勢16人のスタッフを配置し、試乗体験をする人に対して、丁寧に説明とフィッティングを行っていた。

 なかでも女性向けブランド「リブ」のバイクは、必ず女性スタッフが対応。初めて試乗する女性来場者も、女性スタッフの笑顔と優しい声がけに安心してスポーツバイクを体験できていたようだ。

試乗車の説明をするリブのスタッフとこれから試乗する女性来場者(写真右)。この日は父親と一緒にバイク選びに来たという Photo: Yukako OKADA

 キャノンデールブースにも人気モデルに試乗しようと長蛇の列ができた。試乗した人には高級バイクを分割購入する際に金利が無料になる「分割手数料ゼロ%クーポン」などの特典も用意された。幅広い展示車の中でも特におすすめなのは、ハイエンドロードのスーパーシックス エヴォ ハイモッド。走りの性能もさることながら、27色のカラーバリエーションの中から、バイクのカラーを選択してデザインが可能。世界にたった1台のマイバイクを作れるのが魅力だ。

元キャノンデール所属のプロレーサーで、現在PR担当の山本和弘さん。手に持つのはスーパーシックスエヴォハイモッド、デュラエース仕様の完成車で85万円~ Photo: Yukako OKADA
購入を検討している人に嬉しい分割手数料ゼロ%クーポンが Photo: Yukako OKADA
世界最軽量モデルは109万9000円、フレームセット36万9000円(ともに税抜き) Photo: Yukako OKADA

 キャニオンブースでは発表されたばかりの“世界最軽量”モデル「アルティメットCFエボ 10.0SL」に注目が集まった。試乗できない人も「持つだけでも、持っていいですか?」と、その軽さを試して喜びの表情。特殊なカーボンを使用することで、軽量でも実用性を兼ね備えたフレームになっているという。

発表ホヤホヤの最新モデルも

 あこがれの高級車ブランドの一つ、ピナレロのブースは試乗コースに近く、試乗希望者も多数集まっていた。中でもおすすめなのが1月10日に発表され、早速チームスカイが使用している「ドグマF10」。クリストファー・フルームがツール・ド・フランスを制覇したドグマF8の後続モデルで、選手たちのフィードバックをもとにさらにブラッシュアップさせている。

早くもチームスカイが使用しているドグマF10 Photo: Yukako OKADA
テニス出身という女性スタッフ。ヨネックスらしいブルー&グリーンのカーボネックス完成車 Photo: Yukako OKADA

 ヨネックスのブースは、空と大地をイメージしたブルー&グリーンの大きなロゴが印象的。テニスやバドミントンで世界的に知られるブランドとあって、他のスポーツですでにヨネックス製品を使用している人が、馴染みがあり品質にも信頼を置けるヨネックスで揃えるということも多いそう。

 おすすめモデルは「カーボネックス」で、日本製のフレームセットは約650gと超軽量。今シーズンからフォークをベントとストレートのいずれかから選べるようになり、ユーザーのニーズにさらに広く対応できるようになった。ブルー&グリーンのヨネックスカラーも新登場した。

アルミフレームの世界最軽量モデル、ファーナSL。アルテグラ完成車で23万円(税抜)とコストパフォーマンスも高い Photo: Yukako OKADA

 日本人のためのスポーツバイクブランド、コーダーブルームのブースでは、サポートするJプロツアーチーム「ホンダ栃木」の紹介パネルが展示された。幅広く展開するモデルの中でも特に人気だったのが、アルミフレーム世界最軽量をうたう「ファーナSL」。カーボンフレームに劣らない走行性能を一度味わおうと希望者が次々と訪れ、試乗車は常に出払っている状態だった。

 スコットブースではエアロロード「フォイル」シリーズに試乗希望者が集中。スコットのオリジナルウェアも展開され、黒を基調にアクティブなブースデザインで独自の世界観を演出していた。

写真のバイクはフォイル20で、シマノアルテグラ完成車44万9000円 Photo: Yukako OKADA

ウェアや周辺製品も盛りだくさん

男性向けおすすめデザインのキングスナイト(右)と、女性向けのスパイラル。スタッフが着ているウェアも実はカジュアルラインの製品 Photo: Yukako OKADA

 バレットブースではレースウェアからカジュアルラインまで幅広いウェアを展示・販売。機能性の高さと独自のデザインが人気を呼んだ。

 カジュアルモデルはサイクリングはもちろん、幅広いスポーツシーンで着られる機能性と、普段使いもできるデザイン性の両立が魅力。女性用ウェアは袖を少し大きめに作って、二の腕が細く見えるようにするなど、体のラインを美しく見せる作りになっている。しっかりと伸縮するためあらゆる体型にフィットするのがうれしい。

おススメのストレッチウィンドシェル1万800円(税抜) Photo: Yukako OKADA

 パールイズミブースではウェアや周辺アイテムを豊富に展開。今シーズン一押しはユニセックスで使用できるストレッチウィンドシェルだという。よく伸びて着心地が良く、使わない時は小さく畳めて持ち運びに便利。背面はメッシュなので通気性も抜群だ。

 ガーミンのブースではペダル型の最新パワーメーター「Vector 2J」と、プロバイクフィッター木下智裕さんによるイベント「キノフィット×ガーミン ペダリング改革スピードチェック」を展開。ペダルの回転効率や踏力の分布を視覚化できるメーターを使い、木下さんによるポジショニングとフィッティングが行われた。「ガーミンのパワーメーターは(データが)視覚化されるためキノフィットの効果がよりわかりやすく、相乗効果を生んでいます」と木下さん。短時間ではあるものの無料でキノフィットを受けられるとあって、予約は全て埋まっていた。

汗だくでパワーメーターを見ながら、木下智裕さん(左)から「キノフィット」を受ける来場者 Photo: Yukako OKADA
ペダリング効率や平均パワーなどが表示されるVector 2J Photo: Yukako OKADA

自治体もサイクリングをアピール

 柑橘類をイメージするオレンジを基調とした愛媛県自転車新文化推進協会のブースでは、サイクリストにおなじみの「しまなみ海道」だけでなく、愛媛県内各地のコースや、今度は四国全体を「サイクリングパラダイス」としてPR。

 果物が豊富に実る和歌山県の「紀の川エリア観光サイクリング推進協議会」では、サイクリングマップを配布。乗り捨てできるレンタサイクルで実際に使用されている小径車の展示や、ゲストにプロレーサーの辻善光さんと絹代さんが訪れる「ピンクリボンサイクリング2017 in紀の川」のPRも行われた。

愛媛県自転車新文化推進協会は、伊予銀行とともにみかんカラーで、愛媛と四国のサイクリングの魅力をPR Photo: Yukako OKADA
女性にうれしい気軽なサイクリングもPRする、紀の川エリア観光サイクリング推進協議会 Photo: Yukako OKADA

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