事故防止への有効性を検証川崎で全国初 一方通行の自転車道で社会実験始まる

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一方通行の自転車道を走行する利用者=14日、川崎市幸区一方通行の自転車道を走行する利用者=14日、川崎市幸区

 神奈川県警と川崎市は14日、自転車利用者の多い京急川崎駅とJR川崎駅近くの県道約200メートルで、片側2車線の歩道側1車線をつぶして一方通行の自転車道を設ける全国初の社会実験を始めた。27日まで約2週間行い、事故防止への有効性を検証した上で、本格実施を決める。

 社会実験は、川崎市幸区の幸町交差点から京急川崎駅付近の交差点までの上り線約240メートルと下り線約190メートルの区間。同区間にはJR線と立体交差するすり鉢状のアンダーパスが含まれているため、自転車のスピードが出やすい。このため、自転車のスピード超過のほか、車道での逆走などの危険性も指摘されていた。

 今年5月には、同区間で自転車同士が正面衝突し、幸区のパート女性(45)が、頭などを強く打って死亡する事故も起きている。

 社会実験では、片側2車線の歩道側1車線をそれぞれつぶし、車道と歩道の間にガードレールを設置して幅約2メートルの一方通行の自転車道を設けた。期間中は警備員が常駐し、利用者に注意喚起する。

 期間中は利用者へのアンケートを実施。車線の減少が交通渋滞に与える影響や、事故防止への有効性についても検証する。

 初日の14日は、自転車道の脇に県警交通規制課の警察官らが立ち、「本日より自転車道が設置されています。自転車の方は自転車道を通行してください」などと呼びかけた。

 同課規制官の宮島良警視(53)は、「大きな問題はなかった。ホームページでの呼びかけや、チラシの配布などで周知を図りたい」と話した。

 自転車道を利用した近くに住む会社員、向井翔さん(25)は「この道で、自転車に乗っていた友達が自転車と正面衝突しそうになったことがあるので、一方通行の自転車道があると良い」と歓迎。育児休暇中の女性会社員(32)は「一方通行を逆走しないなど、利用者がマナーを守ればとても安全なのでは」と話していた。

MSN産経ニュースより)

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