アブダビ・ツアー2017 第3ステージルイ・コスタが頂上ゴールで競り勝ち優勝 チームの地元でリーダージャージを獲得

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 UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビで行われているUCIワールドツアー「アブダビ・ツアー」が2月25日、ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムからジェベルハフィートまでの186kmで争われ、頂上ゴールをルイ・コスタ(ポルトガル、UAE チームエミレーツ)がイルヌール・ザカリン(ロシア、チーム カチューシャ・ アルペシン)との一騎打ちを制して優勝。チームの地元で勝利を飾り、総合優勝にも王手をかけた。

イルヌール・ザカリン(ロシア、チーム カチューシャ・ アルペシン)に競り勝ったルイ・コスタ(ポルトガル、UAE チームエミレーツ) Photo: Yuzuru SUNADA

 ラスト10kmで700mを駆け上るレイアウトのコースは4人の逃げが先行して進んだ。アラン・マランゴーニ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ)、パベル・ブルット(ロシア、ガスプロム・ルスヴェロ)らのプロコンチネンタルチーム勢が残り14km地点まで逃げ続けたが、上りが始まる手前のスプリントポイント前に吸収。スプリントポイントではマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ディメンションデータ)とマルセル・キッテル(ドイツ、クイックステップフロアーズ)のマッチスプリントとなり、キッテルが先着した。

エースクラスのアタック合戦が開始

フィニッシュに向けて先制してペースを上げるイルヌール・ザカリン(ロシア、チムー カチューシャ・アルペシン) Photo: Yuzuru SUNADA

 上りに差し掛かるとナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター チーム)のアタックを皮切りに活性化。縦に伸びた集団にはバウケ・モレマ(オランダ)やアルベルト・コンタドール(スペイン)のトレック・セガフレード勢、トム・デュムラン(オランダ、チーム・サンウェブ)、ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)などグランツールで総合を争うレベルの選手が残り、ハイスピードで展開を繰り広げた。

 隙をついて抜け出したのはコスタ、これにザカリンが後から合流した。2人は先頭交代をしながらゴールを目指し、後方からはデュムランが一定のペースで追った。残り1kmを切り逃げ切りが濃厚になると、スプリントが得意なコスタに対し、ザカリンがシッティングでペースアップを試みるが振り切ることはできない。コスタは自らの勝ちパターンに持ち込み、冷静にスプリントでザカリンを下し、優勝を飾った。3位には先頭の2人に目前まで迫ったデュムランが10秒差で入った。

個人総合リーダージャージに袖を通したルイ・コスタ(ポルトガル、UAE チームエミレーツ) Photo: Yuzuru SUNADA

 総合成績は前日までから大きく入れ替わり、コスタが総合首位となるなど、この日のステージ上位がそのまま個人総合でも上位に立った。最終日の第4ステージは再び平坦のスプリントステージとなり、総合でのタイム差が付かないことが予想されるため、コスタの総合優勝が有力になった。

■第3ステージ結果
1 ルイ・コスタ(ポルトガル、UAE チームエミレーツ) 4時間34分8秒
2 イルヌール・ザカリン(ロシア、チーム カチューシャ・ アルペシン) +0秒
3 トム・デュムラン(オランダ、チーム・サンウェブ) +10秒
80 小石祐馬(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +6分11秒
100 別府史之(トレック・セガフレード) +11分42秒
147 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +19分17秒

■個人総合成績
1 ルイ・コスタ(ポルトガル、UAE チームエミレーツ) 12時間39分15秒
2 イルヌール・ザカリン(ロシア、チーム カチューシャ・ アルペシン) +4秒
3 トム・デュムラン(オランダ、チーム・サンウェブ) +16秒
89 小石祐馬(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +8分13秒
113 別府史之(トレック・セガフレード) +11分52秒
145 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +19分25秒

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