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バイクインプレッション2017「COLNAGO C-RS 105」 好バランスな仕上がりで伸び感のあるイタリアンレーサー

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 1954年にミラノ近郊のカンビアーゴで誕生した、イタリアの老舗バイクブランド「コルナゴ」。創業者エルネスト・コルナゴはこれまでに日本のバイクショーにも何度も足を運んでいる。フレーム製造に携わる熱心な姿勢は、60年を経った今でも変わらない。コルナゴはプロチームに機材供給を続け、時代を彩り、記憶に残るレーシングフレームを刷新し続けている。今回試乗したのは、ミドルグレードの「C-RS」。アルテグラと105の2パターンの完成車がある、オールマイティな1台だ。

「COLNAGO C-RS 105」(コルナゴ C-RS 105) Photo: Masami SATOU

COLNAGO C-RS 105(コルナゴ C-RS 105)
価格:270,000円(105完成車、税抜)
価格:350,000円(アルテグラ完成車、税抜)
サイズ:420S、450S、480S、500S、520S、540S
カラー:CRIT(ホワイト)、CRBB(マットブラック)、CRRW(レッド)
問い合わせ先:エヌビーエス  http://www.colnago.co.jp/

スペック

フレーム:COLNAGO C-RS CARBON
フォーク:COLNAGO C-RS
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、 11-28T(11s)
ホイール:シマノ・WH-RS010

トップチューブ上端にはイタリアンフラッグカラーでラインが入る。コルナゴのエンブレムとロゴはサドルやシートピラーにも Photo: Masami SATOU
60年以上の歴史より培ったコルナゴの哲学フレームの造形。空力性能と剛性、美しさを兼ね備える Photo: Masami SATOU
プレスフィットBB86を採用する Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 コルナゴは多くのライダーが憧れを抱くハイブランドでありながら、近年はエントリー層にも手の届くミッドレンジも充実をみせている。以前試乗したアルミのミドルグレードは良かったよね。

松尾 印象に残ってますね。重量こそ重いものの、鋭さと伸びは光るものがありました。今回の「C-RS」はとてもバランスに優れたバイクで、ビギナーから中級者までオススメできますし、よりプロスペックでハードなハイエンド機「C60」は辛い……という上級者も満足できるのではないでしょうか。

米山 うん。完成車を手に持った感じでは少し重いかなという印象だったけど、乗ってみるとむしろ軽快。バランスが良く自転車を振りやすい。あと足が気持ちよく回る。

松尾 パリパリとして剛性感ではなく、しっとり。“コルナゴらしさ”は薄めというと、悪く聞こえるかもしれませんが、しっとりとしていながらも伸びと鋭さがあり、気持ちの良い加速ができます。中級者が使いきれる剛性感で、良かったです。

米山 そうだね。乗りやすい味付け。少し辛い場面でも足がスムーズに回るので、こなせていける感覚があった。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 直進安定性が高めです。スプリントでもフロント周りがぶれないので、ペダリングにも集中できるでしょう。カーボンモノコックのフレームですが、うまく突き上げと振動をいなしてくれました。コルナゴの下り時のハンドリングを嫌う人は結構いますが、僕は好きです。弱アンダーステアなので、安心してコーナーも突っ込めます。試乗車は105仕様のほうでしたが、ホイールは共通ですね。上りはもう少し重量が軽いパーツをチョイスしていけば更に良くなるはずです。

米山 ハイエンドのコルナゴを知っていても、これはこれで良さがあるね。この価格帯でこれほどのパフォーマンスが出ているのは優良モデル。

松尾 ええ。C-RSは万人に向いた性格ですが、ミドルレンジでこの領域を味わえるラインナップが増えれば良いなぁと思っています! 

米山 カラーリングはシンプルで飽きの来ないデザイン。フレーム自体の形状も作り込んでいると思う。イタリアンらしいというか、“レーサー”といった味付けだが、硬すぎなくて乗りやすいバイクだ。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOU

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