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山本元喜ら新メンバーが参加“新生”キナンサイクリングチーム 地元ファンとの交流深めた「サイクルデイ in 熊野」

by 福光俊介 / Syunsuke FUKUMITSU
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 UCI(国際自転車競技連合)コンチネンタルチーム、KINAN Cycling Team(キナンサイクリングチーム)が2月4日、5日の2日間にわたり、チームの本拠地である三重県熊野市で開催された2日間のサイクリングイベント「サイクルデイ in 熊野」にゲスト参加し、会場に集まった一般のライダーたちと交流を図った。

参加者の質問に答える山本元喜。イタリアでの経験にも触れた Photo: Shunsuke FUKUMITSU参加者の質問に答える山本元喜。イタリアでの経験にも触れた Photo: Shunsuke FUKUMITSU

プロの練習を一般ライダーが体験

熊野市防災拠点での開講式で挨拶を行うキナンサイクリングチーム Photo: Syunsuke FUKUMITSU熊野市防災拠点での開講式で挨拶を行うキナンサイクリングチーム Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 今年で4回目を迎えたこのイベント。昨年に続きキナンサイクリングチームがゲスト・講師として招かれた。山本元喜、椿大志、阿曽圭佑、野中竜馬、雨乞竜己の5選手に加え、加藤康則ゼネラルマネージャー(GM)、石田哲也監督、南野求メカニックのチームスタッフが出席。下部組織にあたる育成チーム「KINAN AACA」のメンバーも参加した。

 初日、午前中は熊野市防災拠点で、「サイクルクリニック」と称してロード走行のテクニックの実技訓練が行われた。2人1組になって肩を組みながらの走行、肩をぶつけ合いながらの走行、2列でスタートして徐々に列を増やしていく形態の集団走行など、いずれもレースで実際に生かすことができる実践的な内容。加藤GMの進行のもと、キナンサイクリングチームの選手たちがはじめに実演し、それに続いて参加者がメニューに取り組んだ。

キナンサイクリングチームの選手による実演に参加者はくぎ付け Photo: Syunsuke FUKUMITSUキナンサイクリングチームの選手による実演に参加者はくぎ付け Photo: Syunsuke FUKUMITSU
2人1組になって、肩をぶつけ合いながら走る練習 Photo: Syunsuke FUKUMITSU2人1組になって、肩をぶつけ合いながら走る練習 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 最後には4班に分かれて「ボトル拾いリレー」を実施。地面に置かれたボトルを走りながら拾う動作に参加者の多くが悪戦苦闘していたが、バイクの上でのバランス感覚を養うべくトライした。

集団走行訓練では、2列から始めて5 列にまで増やし、混雑した中で安定して走ることを 意識した Photo: Syunsuke FUKUMITSU集団走行訓練では、2列から始めて5 列にまで増やし、混雑した中で安定して走ることを 意識した Photo: Syunsuke FUKUMITSU
ボトル拾いリレーでは参加者の多くが悪戦苦闘 Photo: Syunsuke FUKUMITSUボトル拾いリレーでは参加者の多くが悪戦苦闘 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 午後からは「熊野少年自然の家」へと移動して、屋内でのクリニック。参加者は学生、一般に分かれ、 ローラー台を使ったポジションチェックや座学、和光ケミカルによるメンテナンス講習、ポディウムによるマッサージ講座などを受けた。

和光ケミカルによるメンテナンス講座 Photo: Syunsuke FUKUMITSU和光ケミカルによるメンテナンス講座 Photo: Syunsuke FUKUMITSU
ポディウムによるマッサージ講座 Photo: Syunsuke FUKUMITSUポディウムによるマッサージ講座 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 選手たちと直接話ができる座学では、参加者たちからトレーニング方法や食事に関する質問が多数寄せられ、山本や椿、加藤GMが自身の経験をもとに参加者たちに対してアドバイスを行った。

参加者のポジションをチェックする石田哲也監督(右) Photo: Syunsuke FUKUMITSU参加者のポジションをチェックする石田哲也監督(右) Photo: Syunsuke FUKUMITSU
多くの質問が飛び交った座学の様子 Photo: Syunsuke FUKUMITSU多くの質問が飛び交った座学の様子 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

絆を深めた“恵みの雨”

2日目のサイクリングは雨で中止。体育館で行った開会式で挨拶をする株式会社キナンの角口賀敏会長(写真左) Photo: Syunsuke FUKUMITSU2日目のサイクリングは雨で中止。体育館で行った開会式で挨拶をする株式会社キナンの角口賀敏会長(写真左) Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 2日目は、77km、50km、20kmの3コースに分かれてのサイクリングが予定されていたが、当日は雨が強く中止に。地元の中学校体育館を利用しての催しに変更となった。

 初日からの参加者は、山本を講師に体幹トレーニングと、椿と雨乞を講師にローラー台を使った実践的なトレーニングへ。2日目からの参加者は初日に行われたポジションチェック、メンテナンス講習、マッサージ講座などのプログラムを行った。

ローラー台を使っての実践的なトレーニング Photo: Syunsuke FUKUMITSUローラー台を使っての実践的なトレーニング Photo: Syunsuke FUKUMITSU
体幹トレーニングを行う参加者たち Photo: Syunsuke FUKUMITSU体幹トレーニングを行う参加者たち Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 このほか、初日には選手と参加者との交流を兼ねた夕食会、2日目にはキナンサイクリングチームによるトークショーや、熊野の特産品を使った料理がふるまわれ、サイクリングにとどまらないアクティビティに富んだ2日間となった。

メジャーを使い、それぞれに合ったポジションをチェックした Photo: Syunsuke FUKUMITSUメジャーを使い、それぞれに合ったポジションをチェックした Photo: Syunsuke FUKUMITSU
トレーニング後はふるまわれた料理に舌鼓を打つ Photo: Syunsuke FUKUMITSUトレーニング後はふるまわれた料理に舌鼓を打つ Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 雨により予定通りの進行とはならず、主催者からは「来年こそは晴天の中でサイクリングを!」との声も聞かれたが、地域の一般ライダーたちとの絆がより深まったという意味では、“恵みの雨”となったことをうかがわせた。

2日目の参加者全員で記念撮影 Photo: Syunsuke FUKUMITSU2日目の参加者全員で記念撮影 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

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