ツアー・ダウンアンダー2017 第6ステージユアンがスプリントステージ完全制覇となる大会4勝目 ポートが初の総合優勝

by 平澤尚威 / Naoi HIRASAWA
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 UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアー開幕戦となる「サントス・ツアー・ダウンアンダー」の最終第6ステージが1月22日、オーストラリア・アデレード市街の90kmで争われ、カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)が今大会のスプリントステージ完全制覇となる4勝目を挙げた。リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)は集団でゴールし初の総合優勝。新城幸也(バーレーン・メリダ)はゴールスプリントに参加しチーム最上位の16位でフィニッシュした。

サントス・ツアー・ダウンアンダー第6ステージを制したカレイブ・ユアン Photo: Yuzuru SUNADAサントス・ツアー・ダウンアンダー第6ステージを制したカレイブ・ユアン Photo: Yuzuru SUNADA
山岳賞を確定させたトマス・デヘント Photo: Yuzuru SUNADA山岳賞を確定させたトマス・デヘント Photo: Yuzuru SUNADA

 最終ステージは4.5kmの周回コースを20周するクリテリウム。1周目から、山岳賞をポートと争うトマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル)、第5ステージで敢闘賞を獲得したジャック・バウアー(オーストラリア、クイックステップ フロアーズ)が連日の逃げにチャレンジ。中間スプリントを前に一度は集団に吸収されるも、再びこの2人を含む逃げ集団が形成され、デヘントは山岳賞を確定、バウアーは最後まで逃げ続け敢闘賞を獲得した。

 19周目でバウアーを吸収したメイン集団では、ユアンのオリカ・スコットとダニー・ファンポッペル(オランダ)のチーム スカイのトレインが存在感を発揮。その他のチームも主導権を握ろうと試みるが突き崩せず、オリカとスカイが優位を築いたまま最終ストレートに入っていった。

今大会3度目の2位となったペテル・サガン Photo: Yuzuru SUNADA今大会3度目の2位となったペテル・サガン Photo: Yuzuru SUNADA

 発射台となるアシストの後方では、ユアンとファンポッペルが肩をぶつけ合いながらスプリントに備えるなか、ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)はアシストに引き上げられてユアンの付き位置を確保した。激し位置取りのなか、ユアンはファンポッペルの前でスプリントに入って優勢に。サガンが追い上げるものの、ユアンは少しずつサガンを引き離しながら、最後はバイク1台分のリードでフィニッシュした。

 ユアンはステージ4勝とスプリント賞を獲得、ポートが上りゴールでステージ2勝を挙げての総合優勝と、地元オーストラリアの2人が大活躍の大会となった。

(左から)新人賞のホナタン・レストレポ、総合優勝のリッチー・ポート、ポイント賞のカレイブ・ユアン、山岳賞のトマス・デヘント Photo: Yuzuru SUNADA(左から)新人賞のホナタン・レストレポ、総合優勝のリッチー・ポート、ポイント賞のカレイブ・ユアン、山岳賞のトマス・デヘント Photo: Yuzuru SUNADA

第6ステージ結果
1 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット) 1時間55分28秒
2 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
3 マルコ・クンプ(スロベニア、UAEアブダビ)
4 ダニー・ファンポッペル(オランダ、チーム スカイ)
5 ショーン・ドゥビー(ベルギー、ロット・ソウダル)
6 ロレンゾ・マンザン(フランス、エフデジ)
7 クーン・デコルト(オランダ)
8 ヤシャ・ズッタリン(ドイツ、モビスター チーム)
9 ネイサン・ハース(オーストラリア、ディメンションデータ)
10 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ)
16 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)

個人総合
1 リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 19時間55分49秒
2 エステバン・チャベス(コロンビア、オリカ・スコット) +48秒
3 ネイサン・ハース(オーストラリア、チーム ディメンションデータ) +51秒
4 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ) +54秒
5 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEアブダビ) +59秒
6 ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +1分2秒
7 ラファエル・バルス(スペイン、ロット・ソウダル)
8 ロベルト・ヘーシンク(オランダ、チーム ロットNL・ユンボ)
9 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、チーム サンウェブ)
10 ネイサン・アール(オーストラリア、UniSA・オーストラリア) +1分6秒
71 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)+10分20秒

ポイント賞
カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)

山岳賞
トマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル)

新人賞
ホナタン・レストレポ(コロンビア、カチューシャ・アルペシン)

チーム総合
UniSA・オーストラリア

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