ツアー・ダウンアンダー2017 第4ステージユアンが上りスプリント制し今大会3勝目 サガンは2日連続の2位

by 平澤尚威 / Naoi HIRASAWA
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 オーストラリア・アデレード近郊で開催されている「サントス・ツアー・ダウンアンダー」第4ステージが1月20日、ノーウッドからキャンベルタウンまでの149.5kmで争われ、カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)が集団スプリントでペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)らを破り今大会3勝目を挙げた。新城幸也(バーレーン・メリダ)は25位でフィニッシュ。リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)が個人総合首位をキープしている。

カレイブ・ユアンがツアー・ダウンアンダー第4ステージを制し大会3勝目を挙げた Photo: Yuzuru SUNADAカレイブ・ユアンがツアー・ダウンアンダー第4ステージを制し大会3勝目を挙げた Photo: Yuzuru SUNADA

 スタートとゴールは平野部で、アップダウンのある山間部がメインのステージ。最後は市街地へ下ってきて、ゴール前がわずかに上りになっているスプリンター向けのコースレイアウトだ。

 レース序盤にジャック・バウアー(ニュージーランド、クイックステップフロアーズ)がアタックし、その動きにオンドレイ・シンク(チェコ、バーレーン・メリダ)とキャメロン・マイヤー(オーストラリア、UniSA・オーストラリア)が反応して逃げ集団を形成した。

総合リーダージャージを着るリッチー・ポート(中央) Photo: Yuzuru SUNADA総合リーダージャージを着るリッチー・ポート(中央) Photo: Yuzuru SUNADA
ジャック・バウアー(左)ら3人の逃げ集団 Photo: Yuzuru SUNADAジャック・バウアー(左)ら3人の逃げ集団 Photo: Yuzuru SUNADA

 残り60kmを切ると、逃げ集団ではマイヤーのアタックによってシンクが脱落。さらに残り32kmでマイヤーがちぎれ、バウアーは1分にも満たないタイム差のなか単独で逃げ続けたが、残り約4kmで集団に吸収。勝負はゴールスプリントに持ち込まれた。

 ゴールスプリントに向けてダリル・インピー(南アフリカ、オリカ・スコット)が集団前方までユアンを引き上げると、その後ろにはサガンがぴったりとチェック。残り1kmを過ぎると、サガンのアシストのためか、ボーラ・ハンスグローエの選手が早がけで集団から飛び出した。ユアンを引くインピーが追い上げきれずにいると、チーム スカイはダニー・ファンポッペル(オランダ)を発射した。

ガッツポーズするカレイブ・ユアンと2ステージ連続で2位となったペテル・サガン(右) Photo: Yuzuru SUNADAガッツポーズするカレイブ・ユアンと2ステージ連続で2位となったペテル・サガン(右) Photo: Yuzuru SUNADA

 上りになる残り300m、ボーラの選手が吸収され、ファンポッペルが先頭でスプリントを開始するが、ユアンがその背後に回り込んだ。サガンも他の選手の間を縫うようにしてユアンをチェックするが、弾丸のように突き進むユアンが誰も寄せ付けずゴールに飛び込んだ。今大会、ユアンはここまでスプリントステージを全て制し3勝目を挙げた。

第4ステージ結果
1 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット) 3時間45分19秒
2 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
3 ダニー・ファンポッペル(オランダ、チーム スカイ)
4 ベン・スウィフト(イギリス、UAEアブダビ)
5 ネイサン・ハース(オーストラリア、ディメンションデータ)
6 バティスト・プランカールト(ベルギー、カチューシャ・アルペシン)
7 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ)
8 カルム・スコットソン(オーストラリア、UniSA・オーストラリア)
9 ヤシャ・ズッタリン(ドイツ、モビスター チーム)
10 エンリーコ・バッタリーン(イタリア、チーム ロットNL・ユンボ)
25 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)

個人総合
1 リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 14時間20分18秒
2 ゴルカ・イサギレ(スペイン、チーム スカイ) +20秒
3 エステバン・チャベス(コロンビア、オリカ・スコット) +22秒
4 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ) +24秒
5 ネイサン・ハース(オーストラリア、チーム ディメンションデータ) +27秒
6 ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +29秒
7 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ プロチーム)
8 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEアブダビ)
9 ラファエル・バルス(スペイン、ロット・ソウダル)
10 ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、トレック・セガフレード)
60 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)+3分23秒

ポイント賞
カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)

山岳賞
リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)

新人賞
ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、トレック・セガフレード)

チーム総合
UniSA・オーストラリア

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