ツアー・ダウンアンダー2017 第2ステージリッチー・ポートがゴール前で逃げ切り優勝 リーダージャージも獲得

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 UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーの開幕戦「サントス・ツアー・ダウンアンダー」第2ステージが1月18日、スターリングからパラコーンまでの148.5kmで争われ、リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)がゴール前で逃げ、そのまま山頂ゴールを制した。地元オーストラリアで幸先の良いスタートを切り、総合リーダージャージも獲得。新城幸也(バーレーン・メリダ)は61位でフィニッシュした。

山頂ゴールで第2ステージを制したリッチー・ポート Photo: Yuzuru SUNADA山頂ゴールで第2ステージを制したリッチー・ポート Photo: Yuzuru SUNADA

 アデレード近郊で開催されるツアー・ダウンアンダー。第2ステージはまず、標高300~500mほどの山間部に位置する約21kmのアップダウンのある周回コースを5周する。その後のラスト30kmもアップダウンを繰り返しながら、残り4kmは渓谷沿いのヒルクライム。最後は山頂ゴールという、総合を狙う選手らが動き出しそうなステージだ。

序盤に2人で逃げるオンドレイ・シンク(手前)とキャメロン・マイヤー Photo: Yuzuru SUNADA序盤に2人で逃げるオンドレイ・シンク(手前)とキャメロン・マイヤー Photo: Yuzuru SUNADA

 スタート後、キャメロン・マイヤー(オーストラリア、UniSAオーストラリア)、オンドレイ・シンク(チェコ、バーレーン・メリダ)が2人でエスケープ。中盤にはヤシャ・ズッタリン(ドイツ、モビスター チーム)が単独で逃げ、集団はこれを容認していたが、残り40kmで吸収した。
 
残り30kmからのダウンヒルで、アデレード郊外の市街地に入って細かな揺さぶりがあるが、どれも決定打にはならない。集団はひとつのまま、10%を含む渓谷沿いの曲がりくねったヒルクライムに入り、ゴールを目指す。

アップダウンの続く第2ステージを走る集団 Photo: Yuzuru SUNADAアップダウンの続く第2ステージを走る集団 Photo: Yuzuru SUNADA

 前日の第1ステージを制したカレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)が集団の先頭に立ち、献身的にオリカ・スコットをひき、集団はスピードアップ。散発的なアタックのあと、残り3kmのテクニカルなアップダウンでペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)が先頭に立ち、一気に集団に揺さぶりをかけた。

 その動きをきっかけに集団は活性化。カウンターでリッチー・ポート、ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター チーム)、エステバン・チャベス(コロンビア、オリカ・スコット)らが逃げを試みる。

ポディウムで総合リーダージャージを着たリッチー・ポート Photo: Yuzuru SUNADAポディウムで総合リーダージャージを着たリッチー・ポート Photo: Yuzuru SUNADA

 ポートの圧倒的なスピードにイサギレはついていくことができず、残り1kmでチャベスと2、3位グループを形成することになった。ポートは大差をつけてもダンシングを続け、最後は2位に16秒差をつけて圧勝。昨年の同大会第5ステージ以来の勝利で、リーダージャージに袖を通した。


第2ステージ結果
1 リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 3時間46分06秒
2 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター チーム)+16秒
3 エステバン・チャベス(コロンビア、オリカ・スコット)
4 ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)+19秒
5 ネイサン・ハース(オーストラリア、チーム ディメンションデータ)
6 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEアブダビ)
7 ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、トレック・セガフレード)
8 マイケル・ストーラー(オーストラリア、UniSAオーストラリア)
9 マイケル・ウッズ(カナダ、キャノンデール・ドラパック)
10 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ プロチーム)
61 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)+1分48秒

個人総合
1 リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 7時間10分14秒
2 ゴルカ・イサギレ(スペイン、チーム スカイ) +20秒
3 エステバン・チャベス(コロンビア、オリカ・スコット) +22秒
4 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ) +24秒
5 ネイサン・ハース(オーストラリア、チーム ディメンションデータ) +27秒
6 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEアブダビ) +29秒
7 ネイサン・アール(オーストラリア、UniSAオーストラリア)
8 ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
9 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ プロチーム)
10 ラファエル・バルス(スペイン、ロット・ソウダル)
61 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)+1分58秒

ポイント賞
リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)

山岳賞
リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)

新人賞
ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、トレック・セガフレード)

チーム総合
UniSAオーストラリア

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