ツアー・ダウンアンダー 2017ダウンアンダーの“顔見せ”クリテでユアンが2連覇 ピープルズ・チョイス・クラシック

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 ロードレースの世界最高峰、UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーの初戦「サントス・ツアー・ダウンアンダー」が1月15日、オーストラリア・アデレード市街で行われたピープル・チョイス・クラシックで開幕し、50.6kmのクリテリウムレースをカレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)が集団スプリントを制して優勝した。新チームでの初レースとなった新城幸也(バーレーン・メリダ)は64位でゴールした。

カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)がピープルズ・チョイス・クラシックを2連覇した Photo: Yuzuru SUNADAカレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)がピープルズ・チョイス・クラシックを2連覇した Photo: Yuzuru SUNADA
新チームのバーレーン・メリダでの初レースに臨む新城幸也(1月14日のチームプレゼンテーション) Photo: Yuzuru SUNADA新チームのバーレーン・メリダでの初レースに臨む新城幸也(1月14日のチームプレゼンテーション) Photo: Yuzuru SUNADA

 この日のレースは、ツアー・ダウンアンダー本戦の成績にはカウントされないが、出場全選手が出走する顔見せ的なもの。1周2.3kmの市街地コースを22周で行われた。

 スタート直後のアタック合戦を経て、3周目にベン・オコーナー(オーストラリア、チーム ディメンションデータ)、ウィリアム・クラーク(オーストラリア、キャノンデール・ドラパック)の2人が集団から抜け出しに成功した。5周目のスプリントポイントを先頭通過したクラークはすぐに集団へと後退したが、オコーナーはそのまま単独で逃げ続けた。

 中盤は比較的リラックスムードだったメイン集団だが、残り5周ごろから本格的にペースアップ。30秒まで開いたオコーナーとの差を一気に詰め、19周目に吸収した。残り3周、終盤は各チームが主導権争いを繰り広げるハイスピードバトルになった。

 残り1周を先頭で通過したのは、世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア)を擁するボーラ・ハンスグローエ。サガンが絶好のポジションに付けて集団スプリントへと突入したが、緩やかな上りのスプリントで鋭く飛び出したのはユアンだった。

 すかさずサガンが反応して追いかけるが、上りの加速では小柄なユアンに分があり、サガンは差を詰められない。ゴールライン前でサム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)が追い込むが届かず、オーストラリアのクリテリウムチャンピオンジャージを着るユアンが、開幕レースを勝利で飾った。ユアンは昨年もこのレースで勝利しており、2連覇となった。

表彰台に上がるユアン。昨年はダウンアンダー本戦でもステージ2勝を飾っている Photo: Yuzuru SUNADA表彰台に上がるユアン。昨年はダウンアンダー本戦でもステージ2勝を飾っている Photo: Yuzuru SUNADA

 新城は序盤のアタック合戦や終盤の位置取り争いで、幾度か集団の先頭に立つ走りを見せた。最後はチームメイトのニッコロ・ボニファツィオ(イタリア、バーレーン・メリダ)を4位に送り込み、40秒遅れの64位でゴールした。

 ツアー・ダウンアンダーの本戦は17日から22日まで、全6ステージで行われる。

ピープルズ・チョイス・クラシック結果
1 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット) 1時間3分41秒
2 サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ) +0秒
3 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
4 ニッコロ・ボニファツィオ(イタリア、バーレーン・メリダ)
5 エドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード)
6 マーク・レンショー(オーストラリア、チーム ディメンションデータ)
7 ショーン・ドゥビー(ベルギー、ロット・ソウダル)
8 バティスト・プランカールト(ベルギー、カチューシャ・アルペシン)
9 パトリック・ベヴィン(ニュージーランド、キャノンデール・ドラパック)
10 ヤシャ・ズッタリン(ドイツ、モビスター チーム)
64 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ) +40秒

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