2017年新春インタビュー<2>「チャンピオンジャージに恥じない走りを」 初山翔が2017年の抱負を語る

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 昨年の6月に東京都・大島で開催された全日本選手権エリート男子で、ブリヂストンアンカー サイクリングチームの初山翔は自身初の優勝を飾った。ナショナルチャンピオンというビッグタイトルを手にして約半年、日の丸を背負ったジャージの重み、今シーズンの抱負をインタビューで語った。

全日本王者として2017シーズンが始まった初山翔(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム) Photo: Shusaku MATSUO全日本王者として2017シーズンが始まった初山翔(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム) Photo: Shusaku MATSUO

「ナショナルチャンピオンの重みを知ってほしい」

――ナショナルチャンピオンになって何を感じましたか

2016年6月に開催された全日本選手権で初めてナショナルチャンピオンジャージに袖を通した Photo: Shusaku MATSUO2016年6月に開催された全日本選手権で初めてナショナルチャンピオンジャージに袖を通した Photo: Shusaku MATSUO

 普段の練習からナショナルチャンピオンジャージを着てトレーニングを行なっているのですが、ふとした時にタイトルの重みを感じることがあります。やはり、念願だったジャージを着ることができて嬉しく思います。仲間や、業界の人たちからも尊敬してもらえるのでありがたいですね。

 一方で、業界以外の方たちには日の丸を背負ったナショナルチャンピオンの重みがまだわかっていただけていないと感じています。温度差を感じる場面はとても多いですね。メディアもそうですが、選手側から情報や、競技の側面を発信していく必要があると考えることが多くなりました。

「スプリントでは自信があった」と勝利した瞬間を振り返った Photo: Shusaku MATSUO「スプリントでは自信があった」と勝利した瞬間を振り返った Photo: Shusaku MATSUO

 身近ではチーム内のフランス人選手(ダミアン・モニエ)はナショナルチャンピオンの意味を特に理解してくれています。フランスで国内タイトルを取るのは日本と比べても格段に難しいでしょう。彼らから受ける尊敬で自分はナショナルチャンプだと再認識しました。2016年は全日本選手権優勝後に海外のレースを走る機会がありませんでしたが、2017年は次大会の6月までにいくつかレースがプログラムに入っています。海外の選手たちからも注目されるはずです。恥じない走りをしたいと思っています。

 僕らもまだまだロードレースがマイナーというのは理解しています。認知度アップに力を入れていきたいですね。

――2017シーズンの目標は?

大磯クリテリウムで積極的に先頭を牽く初山 Photo: Shusaku MATSUO大磯クリテリウムで積極的に先頭を牽く初山 Photo: Shusaku MATSUO

 トレーニングはもう始めています。3時間から長くても4時間くらいで、徐々に強度を上げていくイメージです。ちょうどきょう(12月25日)の「大磯クリテリウム」のようなレースに参加できると、短い時間で高負荷をかけられるし、モチベーションも上がるのでいい機会ですね。

 過去にツール・ド・おきなわ、インドネシアでのステージ優勝の経験がありましたが、全日本選手権の優勝は自分の中でも頭一つ抜けている成績です。2017シーズンで全く走れないとまぐれで勝ったと言われてしまいます。全日本チャンピオンらしい走りをして実力を示したいと思います。ジャージに負けない走りが目標です。もちろん、再び全日本選手権を取りたいですね!

「ジャージに負けない走りを」と強調した Photo: Shusaku MATSUO「ジャージに負けない走りを」と強調した Photo: Shusaku MATSUO

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