伸びやかな加速が気持ちいいランドローバーのコンパクトSUV「ディスカバリースポーツ」を試乗 スポーティな走りが魅力

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
  • 一覧

 “自転車遊び”にフィットする車選びにまた1台、頼もしい選択肢だ。SUV車ながらスポーティーな外観と走りを実現したイギリスの車ブランド、ランドローバー「ディスカバリースポーツ」。実際にCyclist編集部員がバイクを積み込み、高速道路やワインディングロードで試走して伸びやかで気持ちの良い加速を確かめた。

“鶴の壁”を力強く上るランドローバー「ディスカバリー スポーツ」 Photo: Kenta SAWANO

上質な本格スポーツSUV

バックスタイルもスポーティな佇まい Photo: Kenta SAWANO

 ランドローバーは「レンジローバー」をハイエンドモデルに、上質で本格的な走破性能をもつSUVをラインナップしている。ディスカバリースポーツはコンパクトSUVとしてラインナップし、都市部から、オフロードなどの悪路における性能を追求。フルタイム4WDを生かした場所を選ばない安定した走りを可能としている。

 試乗した車両の外観はすぐにランドローバーだとわかるアイラインをはじめ、ルーフをツートンにしており、文字通りスポーティな印象だ。引き締まったブラックのホイールも、アグレッシブな走りを予感させる。内装は本革のシートを採用。パノラミックルーフが開放的で、インパネ回りなどはシンプルながらラグジュアリーだ。

整った運転席周り。インパネはシンプルな印象 Photo: Kenta SAWANO
個性的なアイラインがすぐに“ランドローバー”だと認識できる Photo: Kenta SAWANO

 試乗は地方のシクロクロス観戦に向かう際に行った。荷室に位置する3列目の補助席をリクライニングさせ、両輪をはずしたシクロクロスバイク1台を積むとちょうど収まった。両手がふさがった状態でも、リヤバンパー下に脚をかざすとハンズフリーでテールゲートが開く機能がありがたい。

最後部座席をラゲッジスペースとして使用 Photo: Kenta SAWANO
両手がふさがっていても、リヤバンパー下に脚をかざすとハンズフリーでテールゲートが開く Photo: Kenta SAWANO

 もともと重厚な印象があったSUV車だが、ランドローバースポーツは下から湧き上がるトルクに押され、重々しいイメージは払拭された。信号待ちからの加速でもレスポンスよく反応し、都市部でのストレスも希薄だ。また、回転数を上げても伸びやかで、気持ちがいい。ハンドリングは軽快で、SUVらしからぬ運動性能といえる。

スポーティな走りがSUVの重厚さを感じさせない Photo: Kenta SAWANO

 ミラーで確認する視覚も広いほか、パーキング時に役立つサラウンドカメラシステムが搭載され、高い車格の割に取り扱いがしやすい。ドライバーの死角に車が入るとサイドミラーのライトが点滅して教えてくれる機能もストレスのないドライブに貢献してくれた。

ワインディングロードでもレスポンスの良い機敏さが光った Photo: Kenta SAWANO

 ワインディングロードに入り、アクセルをより踏み込むと車のジャンルを忘れてしまうほどアスリートな一面を見せる。ついペダルを踏みすぎてコーナリングの進入がタイトになったが、ディスカバリースポーツは鮮やかに対応。気持ちの良いスポーティな走りを楽しむことができた。今回はオフロードは試せなかったが、荒地での性能を堪能してみたいと切に思う。視点が高く、高速走行の長距離運転でも快適。300kmほどの運転だったが、疲労度は少なかったと感じる。

 切っても切り離せない自転車と車の関係の中で、サイクルスポーツに親和性の高い一台といえる。走破性能とスポーティさを両立するディスカバリースポーツで、自転車遊びをさらに深くまで追求することができるだろう。

イベントだけでなく、移動のドライブも楽しめた「ディスカバリースポーツ」 Photo: Kenta SAWANO

ランドローバー「ディスカバリースポーツ」
価格:5,100,000円~
エンジン:2.0リッター Si4 ターボチャージド・ガソリンエンジン
全長:4,610mm
全幅:1,895mm
全高:1,725mm
最小回転半径:5.6m
車両重量:1920kg

フォトギャラリー


関連記事

この記事のタグ

自動車

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載