工具はともだち<106>スポーツバイクのメンテナンスを手軽に学ぶ「SBM入門講座」

by 重田和麻 / Kazuma SHIGETA
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 2回目となるKTC×Cyclistイベント「私にもできる!ライド&メンテナンス」も無事終了しました。ほっとする間も無く年末の慌ただしさに翻弄される毎日ですが、今回のイベントでは昨年に続きTOJ京都ステージの一部をゲストであるポタガールのまさみんやCHIZUさん、そしてCyclist読者にはおなじみのRENさんと共に走るライドイベント、RENさんが講師をする「やってみようタイヤ交換」など盛りだくさんの内容で皆さんに楽しんでいただきました。

「私にもできる!ライド&メンテナンス」でスタートする、まさみん(中央)らサイクリスト Photo: Yoshihiko Fukumoto「私にもできる!ライド&メンテナンス」でスタートする、まさみん(中央)らサイクリスト Photo: Yoshihiko Fukumoto

無事終了、KTC×Cyclistイベント

 参加いただいた読者の皆様をはじめ、ライドを先導いただいたシルベストサイクルさんやタイヤ交換の体験イベントでお世話になった「サイクルベースあさひ」さんなど多くの方のご協力のお蔭で実現した第2回目のイベントですが、今後も3回目、4回目と続けていけるようにがんばりたいと思います。

講師のドゥロワー代表の山路篤さん Photo: Kazuma SHIGETA講師のドゥロワー代表の山路篤さん Photo: Kazuma SHIGETA

スポーツバイクのメンテナンス講座

 話は変わって、イベントをこなす傍ら、スポーツバイク初心者の私は取材と勉強を兼ね、「一般財団法人 自転車産業振興協会」さんが主催するSBM入門講座におじゃましました。今回の「工具はともだち」では番外編として、この講座のレポートをお伝えしたいと思います。

 まず、このSBMとは「スポーツバイクメカニック」の事で、スポーツバイクのメンテナンス技術の幅広い普及と高度化のため、レベル別に入門講座、基礎講座、養成講座、修了検定が実施されています。入門講座は、学生、社会人、シニア、自転車販売店の方など幅広く受講可能でスポーツバイクのメンテナンスについて基本から学びたい方にお勧め。セミナー方式(座学)や駅近での夜間講義もあり、仕事帰りに気軽に参加できるものなんです。

講座では初心者にもわかり易く丁寧に解説頂きました Photo: Kazuma SHIGETA講座では初心者にもわかり易く丁寧に解説頂きました Photo: Kazuma SHIGETA

 そして、今回私が参加した講義はドゥロワー代表の山路篤さんを講師に迎え「ロードバイクの日常点検とトラブル対応」についてお話しいただきました。ロードバイクの維持・管理の基本をわかり易く解説いただき、あっという間の90分でしたが、日常点検にはほとんど工具を使わない事にショックを受けながらも、よくよく考えてみれば「車もバイクも日常点検では工具は使わないよなぁ」と一人で納得しておりました(笑)

 しかしながら、ロードバイクに乗られる方には是非受講いただきたい内容でしたので、興味がある方は自転車産業振興協会さんのホームページをご覧下さい。

メンテナンスでトラブルを回避

 さて、そもそも自転車産業振興協会さんは読んで字のごとく産業振興がメインのお仕事。そんな協会さんがなぜ一般のユーザー向けにこうした講座をおこなっているのか気になってお聞きしたところ、近年増加傾向にあるロードバイクですが、サイクルショップに持ち込まれるロードバイクの状態が思わしくない物が多かったり、各地で開催されるイベントでも未整備で参加される方がいたりと、サイクリスト側があまりにもメンテナンスをしていないケースが見られる事に起因しているようです。

 機械物はなんでもそうですが、メンテナンスをしていればそんなに壊れる事はありません。しかし、メンテナンスをしないと、いつどんな故障に見舞われるかもわかりませんし、それは事故にもつながりかねません。簡単なメンテナンスは自分でもできますし、長距離ライドやイベント、大会などへ参加される時はできればショップでみてもらう事が肝要ですね。

 また、機械というのは使わずに放置している方が意外とトラブルが起きやすくなるものです。年末年始と忙しい日々に追われて乗らずに放置したバイクに乗る時は気を付けて下さいね。

Cyclistロゴ入りエプロン付き「デジラチェ工具セット」販売中

Cyclist × KTC オリジナルデジラチェ工具セット Photo: SANKEI netShopCyclist × KTC オリジナルデジラチェ工具セット Photo: SANKEI netShop

 CyclistとKTCとのコラボレーションによる自転車メンテナンス向け「オリジナルデジラチェ工具セット」が好評です!

 デジタル式トルクレンチに、収納用ブローケースや、自転車整備に活躍する5つの付替え用ビットソケット、ソケットホルダー、さらにCyclistとKTCのロゴが入ったオリジナルショートエプロンが付属しています。価格は4万3869円(税込)で、セット内容を別々に購入するよりもグッとお得な設定になっています。
(産経デジタル)

→「オリジナルデジラチェ工具セット」商品販売ページ(産経netShop)

重田和麻(しげた・かずま)

KTC(京都機械工具)入社後、同社の最高級ツール「nepros」(ネプロス)の立ち上げに携わった後、販売から企画、商品開発とさまざまな立場で同商品と歩みを共にしてきた。スポーツ自転車は初心者だが、工具についてはプロフェッショナル。これまでの経験を生かして、色々な角度からサイクリストに役立つ工具の情報を提供する。

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