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旅サイクリスト昼間岳の地球写真館<38>5日で走り切った500kmの砂漠地帯 迎えてくれた心優しいトルクメニスタンの家族

by 昼間岳 / Gaku HIRUMA
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暑さでたまらずトラックの日陰を拝借する。とても優しい人たちだった Photo: Gaku HIRUMA暑さでたまらずトラックの日陰を拝借する。とても優しい人たちだった Photo: Gaku HIRUMA

【2014年7月中旬】トルクメニスタン マリ

夕暮れは真っ赤に染まる Photo: Gaku HIRUMA夕暮れは真っ赤に染まる Photo: Gaku HIRUMA

 中央アジアにトルクメニスタンと言う国がある。この国は観光ビザを取得することができず、5日間のトランジットビザしかおりない国だ。500km弱の砂漠地帯をわずか5日で走り切らなければならない。

 真夏の中央アジア砂漠。気温はもう少しで50度にすら届きそうだ。焼き付けるような日差しと、吹き付ける熱風を避けるため、肌を完全に隠す。360度の地平線が永遠に続く。

陽が昇る前に必死に距離を稼ぐ Photo: Gaku HIRUMA陽が昇る前に必死に距離を稼ぐ Photo: Gaku HIRUMA
本当に快く迎えてくれたトルクメニスタンの家族たち Photo: Gaku HIRUMA本当に快く迎えてくれたトルクメニスタンの家族たち Photo: Gaku HIRUMA

 幸運だったのは、仲間と走れた点と、トルクメニスタン人が底抜けに優しかったことだ。

 夜、少し大きめの街にさしかかり、疲れ果てた僕らは一軒の家庭で、テントを張らせて下さいとお願いした。すると、喜んで招き入れてくれて、ご飯を振る舞ってくれ接待してくれた。

 翌朝の出発時、気持ちですと一人10ドル渡そうとしたら、大したことはしていなんだ。それより旅を終えたらまたおいで。と言って受け取ってもらえなかった。

 体のラインが綺麗に出る民族衣装に身を包む美しい女性。砂漠のど真ん中にまさにオアシスのように点在するクーラーの効いたチャイハナ(喫茶店)。心優しいトルクメニスタンの家族たち。

 いつか自由旅行ができるようになったら、あの家族を訪ねに行きたい。

昼間岳昼間岳(ひるま・がく)

小学生の時に自転車で旅する青年を見て、自転車で世界一周するという夢を抱いた。大学時代は国内外を旅し、卒業後は自転車店に勤務。2009年に念願だった自転車世界一周へ出発した。5年8カ月をかけてたくさんの出会いや感動、経験を自転車に載せながら、世界60カ国を走破。2015年4月に帰国した。ブログ「Take it easy!!

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