CYCLE MODE 2016ガノー「ジェニックスA1」 Jプロツアー総合優勝のチームUKYOが駆るエアロロード
千葉・幕張で11月4~6日に開催された「サイクルモード・インターナショナル2016」で、アキコーポレーションはレーシングバイクブランド「ガノー」を大いにアピールし、ガノーとしては初めてのエアロロード「GENNIX A1」(ジェニックスA1)を展示した。
BBやヘッドの剛性を強化
ジェニックスA1はBB規格にBB386を採用して剛性を高め、ヘッド周りの剛性も強化。さらに、剛性の高いカーボン素材であるRTCC2を使用している。ガノーがバイクを供給するJプロツアー「チームUKYO」が使用して実戦デビュー。選手からは剛性の高さや推進力が好評だという。
リアブレーキはダイレクトマウントでシートステーに設置している。ブレーキとシフターのケーブルは内蔵でき、バッテリーホルダーを備えるなどシマノ・Di2に対応。フレームキットでの販売で、専用のシートポストやヘッドキャップが付属する。2017年の年明け頃の発売を予定している。
■ガノー「ジェニックスA1」フレームキット
サイズ:450、480、510、530
税抜価格:298,000円
3Tは“大人の自転車旅”を提案
パーツブランドの「3T」は、同ブランド初のバイクとなるグラベルロード「EXPLORO LTD」(エクスプローロLTD)を発売する。前後スルーアクスルで高い剛性を備え、エアロ性能が高いフレーム形状を採用している。700×40Cという幅広のタイヤクリアランスも特徴で、オン・オフロード問わず使える。
3Tはエクスプローロで「ホテルに泊まる2泊3日の旅」というコンセプトの楽しみ方をライダーに提案している。小さな荷物を積んでライドして、ホテルに泊まり、おいしいグルメを食べるような“大人の自転車旅”だ。ガノーは各国で2泊3日の旅をしながら世界中をまわるツアーを開催していて、来年には日本にもそのツアーが訪れる予定となっている。
■3T「エクスプローロLTD」
サイズ:S、M、L
税抜価格:410,000円
上りも下りも得意な“コナらしい”一台
マウンテンバイクブランド「コナ」は、上りも下りも高いレベルで両立する“コナらしい”エンデューロバイク「プロセス134」が注目モデル。

トップチューブ高を下げることで、コーナーで倒した時にひざがフレームに当たりにくく、曲がりやすい設計になっている。ハンドリング性能を上げるため、短いステムをアッセンブルできるようにフレームを設計。2017年モデルではヘッドアングルが従来より1度深くなったことで、下りでの安定感が増している。
■コナ「プロセス134」
サイズ:XS、S、M、L
税抜価格:306,000円