CYCLE MODE 2016デローザブースは美しいイタリアンテイスト ウーゴもトークショーに“参加”
千葉・幕張メッセで11月6日まで開催されるサイクルモード2016の「DE ROSA」(デローザ)のブースは、フルモデルチェンジを果たした新型「PROTOS」(プロトス)や、「SK Pininfarina」(エスケーピニンファリーナ)の特別モデルなど美麗なバイクたちが会場を彩っている。ブース内で行われたトークショーでは4日、創始者のウーゴ・デローザ氏もイタリアからテレビ電話で“参加”し、集まったファンに向けて笑顔で手を振った。
新型プロトスが登場 特別色も

プロトスはデローザが誇る、ハイエンドレーシングのカーボンロードバイク。2017年モデルで第3世代にフルモデルチェンジを果たし、サイクルモードでお披露目となった。来日したクリスティアーノ・デローザCEOは「20〜25%軽量化し、剛性も20%アップした」とその性能に自信をもつ。
新型プロトスは通常カラーの数色に加え、デローザのロゴを全面に散りばめた「REVO」を特別仕様車として用意する。Revoカラーは今後ウェアやグッズへの展開も予定しており、その一つとしてKASKのMojitoヘルメットのREVOバージョンを、サイクルモードの期間中に4種類のデザインから投票を行い、発売するモデルを決定するという。




アイドルに初の完成車

また中核モデルの「IDOL」(アイドル)に、日本国内向けとしては初の完成車モデルが登場した。カンパニョーロのポテンツァをメインコンポに、シロッコをホイールとして選択。これらのブラックカラーに合わせたフレームカラーを新たに設定し、全体で映える美しい完成車に仕上げた。フレームセット販売の通常モデルにも日本限定カラーが複数用意されている。
エントリーモデルの「NICK」(ニック)は、デローザの3代目にあたるニコラスの名を冠したカーボンロード。通常は完成車販売だが、新しい特別カラー「ITALIA Glossy」はフレームセットでの販売。左右非対称のイタリアンテイストあふれるカラーリングだ。
ウーゴの登場に拍手

ブースの正面には、ピニンファリーナと共同開発したSKピニンファリーナの、華やかな特別仕様車が飾られた。またブースのステージでは1日数回、クリスティアーノCEOらによる最新モデルのプレゼンテーションも開かれている。
4日夕方のステージでは、創始者のウーゴ・デローザ氏もサプライズ登場。82歳になったが元気な様子で、ファンからの質問に回答しながら和やかな笑顔を見せていた。