CYCLE MODE 2016クオータ初のグラベルバイクが登場、スラムの電動コンポも体験できるインターマックスブース
千葉市の幕張メッセで11月6日まで行われる「サイクルモードインターナショナル2016」で、インターマックスのブースでは「KUOTA」(クオータ)初のグラベルロードモデル「K-ALL ROAD LFS」(ケーオールロードエルエフエス)を展示している。そのほか、「SRAM RED eTap」(スラム レッド イータップ)の体験展示や「MET」(メット)の新型ヘルメット「RIVALE HES」(リヴァーレHES)など、各ブランドとも最新アイテムをはじめとする見応えのある展示となっている。(Text/Photo: 齋藤むつみ)
2つのカモ柄で登場したグラベルロード

各ブランドが勢ぞろいしたブースには初日から数多くの来場者が詰めかけ、商品に見入ったり直接スタッフの説明を受けてりした。ブースの中央に位置する「KUOTA」(クオータ)の2017年モデルは、ハイエンドモデル「KHAN」(カーン)をはじめとする多くのモデルの新色が登場。唯一、ニューモデルとして披露されたのは、迷彩柄をまとった、ブランド初のグラベルロード「K-ALL ROAD LFS」(ケーオールロード エルエフエス)だ。
カーボンモノコックフレームはクオータらしさを感じる洗練されたデザインが「K-UNO」(クノ)などの上位モデルを連想させ、素性の良さを感じさせる。カラーは2色展開で、ホイールにマヴィックのアクシウムDISCを装備し、ティアグラ仕様と、ソラ仕様の完成車、そしてフレームセットでの販売となる。ティアグラ完成車は27万2千円、ソラ完成車は24万9千円、フレームセットは17万5千円(いずれも税抜き)だ。



「DEDACCIAI STRADA」(デダチャイストラーダ)は、エアロ性能にも自信のあるオールラウンダー「VERTIGINE」(ヴェルティジーネ)が新登場。フレームセットのみの設定で、価格は16万9千円(税抜)だ。
スラムのワイヤレス電動コンポを体験しよう
2016年7月より取扱を開始した、「SRAM」(スラム)のロード系コンポーネントと、「ZIPP」(ジップ)のホイール製品も展示。スラムは、5年の歳月をかけたワイヤレスコンポーネント「RED eTap」(レッドイータップ)を実際に触って試すことができる。他社の電動コンポーネントとは異なる左右のレバー操作でのリア変速や、長押しでの多段変速動作など、操作性をチェックしてみると良いだろう。


上位モデルに見紛う新型ヘルメット
トッププロも使用するイタリアのヘルメットブランド「MET」(メット)からは、上位モデルのデザインコンセプトを受け継ぐ「STRALE」(ストラーレ)が登場。優れたクーリング性能とエアロ性能、軽量化にも貢献するコンパクトなシェルデザインが、人気を博しそうだ。カラーは7色、価格は1万1900円(税抜)と手頃だ。