紋付袴で顔見せフルーム、サガンが餅つきを堪能 地元文化に触れたさいたまクリテリウム市内交流会

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 さいたま市のスーパーアリーナで10月28日、「J:COM presents 2016 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」に出場する選手による市内交流会が開催された。選手たちは地元の伝統文化や餅つき体験を満喫。翌日の本戦を前に、和やかなムードのなか地元の高校生やファンとの交流を楽しんだ。

餅つきを楽しんだ海外選手たち Photo: Naoi HIRASAWA餅つきを楽しんだ海外選手たち Photo: Naoi HIRASAWA

フルームは黄色の羽織で登場

JRさいたま新都心駅の改札前で和装した選手らが記念撮影 Photo: Naoi HIRASAWAJRさいたま新都心駅の改札前で和装した選手らが記念撮影 Photo: Naoi HIRASAWA

 紋付袴に身を包んだ選手たちは、JRさいたま新都心駅前に徒歩で到着。ことしのツール・ド・フランスで個人総合優勝し、マイヨジョーヌを獲得したクリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)は黄色の羽織を、ポイント賞ジャージのマイヨヴェールを獲得したペテル・サガン(ティンコフ、スロバキア)は緑色の羽織を着て登場した。地元の高校生が掲げた横断幕にサインを行った選手たちは、列を作って翌日に向けた顔見せを行った。

海外選手たちの和装行列を岩槻高校の生徒らがお出迎え Photo: Naoi HIRASAWA海外選手たちの和装行列を岩槻高校の生徒らがお出迎え Photo: Naoi HIRASAWA
4賞の選手はジャージと同じカラーの羽織を着用 Photo: Naoi HIRASAWA4賞の選手はジャージと同じカラーの羽織を着用 Photo: Naoi HIRASAWA
岩槻黒奴保存会によるパフォーマンス Photo: Naoi HIRASAWA岩槻黒奴保存会によるパフォーマンス Photo: Naoi HIRASAWA

 再び徒歩で移動した選手一行は、翌日のメイン会場となる「さいたまスーパーアリーナ」に到着。ステージ前では岩槻黒奴保存会による、奴振りのデモンストレーションが披露された。厳かな雰囲気なかで行われたパフォーマンスは参覲交代の先頭を表現したもの。選手たちは真剣な表情で見つめていた。

サガンは小鼓を体験

 その後、ステージ上に設置されたジャンボひな壇には雛人形に扮した選手が登壇。5人囃子にはサガン、ラファウ・マイカ(ティンコフ、ポーランド)、ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール ラモンディアル)、アダム・イェーツ(イギリス、オリカ・バイクエクスチェンジ)、マルセル・キッテル(ドイツ、エティックス・クイックステップ)が担当し、サガンは小鼓に興味を示していた。

あぐらで座る五人囃子役のマルセル・キッテル Photo: Naoi HIRASAWAあぐらで座る五人囃子役のマルセル・キッテル Photo: Naoi HIRASAWA

 お内裏様のポジションについたのはフルームで、着物について聞かれると「息をするのが苦しいね」とコメントしつつ、最上位での眺めを堪能していた。このパフォーマンスは岩槻区が400年近く前から人形作りの町として栄えたことが由来だ。

男雛はクリストファー・フルーム。五人囃子の(左から)マルセル・キッテル、アダム・イェーツ、ペテル・サガン、ラファウ・マイカ、ロマン・バルデ Photo: Naoi HIRASAWA男雛はクリストファー・フルーム。五人囃子の(左から)マルセル・キッテル、アダム・イェーツ、ペテル・サガン、ラファウ・マイカ、ロマン・バルデ Photo: Naoi HIRASAWA
五人囃子の衣装をまとったアダム・イェーツ Photo: Naoi HIRASAWA五人囃子の衣装をまとったアダム・イェーツ Photo: Naoi HIRASAWA

新城が別府に“ダメ出し”

楽しそうに餅つきを体験したクリストファー・フルーム Photo: Naoi HIRASAWA楽しそうに餅つきを体験したクリストファー・フルーム Photo: Naoi HIRASAWA

 日本文化を体験するコーナーでは「餅つき」が用意。トップバッターは別府史之(トレック・セガフレード)が打ち手を、新城幸也(ランプレ・メリダ)は返し手を担当した。餅つきの経験がある別府に対し、「もっと早く打たなきゃ」と新城がダメ出しを行い笑いを誘った。また、「餅は今まで食べたこと無い」というフルーム、「餅の味は想像もつかない」とコメントしたマイカも豪快に杵を打ち下ろした。

 打たれた餅を“4賞ジャージ”に見立て、黄色のきなこ、緑の豆打(ずんだ)、赤ようかんが練りこまれた水玉、白い大福で表現。まだ温かいつきたての餅を選手たちは頬張った。クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク、オリカ・バイクエクスチェンジ) に味を尋ねると「歯ごたえは不思議だけど、おいしいね!でもこれは何?」と豆打を記者に質問。豆だと伝えると「健康的だね」と驚いていた。サガンも「変わった味だ」と連呼しながら口へと運んでいた。

マイヨジョーヌをイメージしたきな粉もちを食べるクリストファー・フルーム Photo: Naoi HIRASAWAマイヨジョーヌをイメージしたきな粉もちを食べるクリストファー・フルーム Photo: Naoi HIRASAWA
別府史之(右)と新城幸也がコンビを組んで餅つき Photo: Naoi HIRASAWA別府史之(右)と新城幸也がコンビを組んで餅つき Photo: Naoi HIRASAWA

 J:COM presents 2016 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムは翌28日に開催し、ポイントレースが14時から、メインレースのクリテリウムは15時からさいたま新都心周辺の特設コースで行われる。

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2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

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