夜を昼に変えるような明るさキャットアイの世界で最も明るい自転車用ライト「VOLT6000」をインプレ

by 後藤恭子 / Kyoko GOTO
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 自転車アクセサリーブランドのキャットアイが、超高輝度ハイパワー充電式ライト「VOLT6000」(ボルト6000)を発売した。特徴は最大6000ルーメン(lm)という、自転車用ライトでは世界最高の明るさを誇るハイパワー。同社の超広角配光のレンズ技術を併せることで、遠方かつ広範囲に光を拡散し、夜間でも昼間と同じような走行環境を作り出す。しかもバッテリーは外付けで、ライト本体の重量はわずか118gと軽量。その威力と使い勝手を、森でのナイトライドで確かめた。

キャットアイ「VOLT6000」、ダイナミックモード(6000lm)。夜でもストレスのない視界を確保 Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」、ダイナミックモード(6000lm)。夜でもストレスのない視界を確保 Photo: Kyoko GOTO

冷却ファンで明るさとコンパクト化を両立

キャットアイ「VOLT6000」のライトユニットとバッテリー。リモートスイッチも付属 Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」のライトユニットとバッテリー。リモートスイッチも付属 Photo: Kyoko GOTO

 ボルト6000は街中ではなく、夜にマウンテンバイク(MTB)を楽しむ場合など光源のない場所での使用を想定したライト。144個のLEDが敷き詰められており、進行方向の路面だけでなく前方一帯を明るく照らす。その超強力な光量から、最大6000lmを放つ「ダイナミックモード」は公道での使用を禁じているほどだ(やむを得ず公道で使用する場合はローモードあるいはオールナイトモードを厳守)。

 この超強力な光量を実現させた仕組みは、ライトユニットの後部に搭載した冷却用ファン。発光による温度上昇を抑える冷却ファンを搭載することで安定した光量を実現し、明るさの最大化とライト本体のコンパクト化を可能にした。

キャットアイ「VOLT6000」のライトユニット。超ワイドに配光する同社の「オプティキューブテクノロジー」を搭載 Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」のライトユニット。超ワイドに配光する同社の「オプティキューブテクノロジー」を搭載 Photo: Kyoko GOTO
キャットアイ「VOLT6000」のライトユニット(側面) Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」のライトユニット(側面) Photo: Kyoko GOTO
キャットアイ「VOLT6000」のライトユニット(後部)。冷却ファン部分 Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」のライトユニット(後部)。冷却ファン部分 Photo: Kyoko GOTO

 バッテリーは外付けで、ケーブルで本体と接続する。バッテリーの重量は550g。ライト本体をハンドル部分に搭載する場合は、バッテリーはバイクのトップチューブの下部分にベルクロテープで2点留めし、固定する。

キャットアイ「VOLT6000」の搭載例 Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」の搭載例 Photo: Kyoko GOTO
キャットアイ「VOLT6000」ライトユニット搭載例 Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」ライトユニット搭載例 Photo: Kyoko GOTO

 ライト本体はわずか118gと軽量。ハンドル周りに装着した際に重さを感じないのはもちろん、ヘルメットに装着しても重さでヘルメットやライトがずれる心配はない。ヘルメットへの装着も想定したパーツが付属しており、ヘルメット用ブラケットや手元で操作できるリモートスイッチ、そしてバックパックにバッテリーを格納するための延長ケーブルがあらかじめセットとして組み込まれている。

ヘルメットにも取り付け可能。延長コードを使いバッテリーをバックパックなどで背負う格好に Photo: Shusaku MATSUOヘルメットにも取り付け可能。延長コードを使いバッテリーをバックパックなどで背負う格好に Photo: Shusaku MATSUO
ヘルメット用ブラケットが付属。照射角度の調節が可能 Photo: Shusaku MATSUOヘルメット用ブラケットが付属。照射角度の調節が可能 Photo: Shusaku MATSUO

“光のバリア”に守られているような安心感

 点灯モードは最大光量のダイナミック(6000lm)、ハイ(4000lm)、ミドル(2000lm)、ロー(1000lm)、オールナイト(500lm)、ハイパーコンスタント(2000/500lm)の6パターン。スイッチを長押しするとダイナミックモードで起動し、スイッチ1クリックごとに順次減光する。どのモードからでもダブルクリックでダイナミックモードに切り替えることができ、再び長押しすることで消灯する。

6000lmの光を放つ「ダイナミックモード」 Photo: Kyoko GOTO6000lmの光を放つ「ダイナミックモード」 Photo: Kyoko GOTO
ダイナミックモード(6000lm)で乗車した時の視野。30m以上先の視界も確保 Photo: Kyoko GOTOダイナミックモード(6000lm)で乗車した時の視野。30m以上先の視界も確保 Photo: Kyoko GOTO

 ダイナミックモードは点灯した瞬間、闇に包まれていた森が昼間のような景色に一変するような光量。30m以上先まで視界を確保し、さらに同社の広角配光を可能にするレンズ技術「OPTICUBEテクノロジー」で、ライトが照射する一方向だけでなくバイク前方の森全体の景色を見渡すことができた。暗がりの不安が一気に吹っ飛ぶ6000lmの威力に、思わず試走する編集部員からも「おおぉ~っ!」と驚きの声が上がった。

キャットアイ「VOLT6000」、ダイナミックモード(6000lm) Photo: Kyoko GOTOキャットアイ「VOLT6000」、ダイナミックモード(6000lm) Photo: Kyoko GOTO

 実際に使用した印象は、夜にも関わらず開けてゆく視界に、“光のバリア”に守られているような安心感と快適さを憶えた。ミドルモードで2000lm、ローモードでも約1000lmという明るさは、まったく光源のない環境下においては心強い光量だ。悪路を走る中で唯一、ベルクロでバイク本体にくくりつけたバッテリーががたつかないか不安だったが、その心配もなく、またヘルメットに装着した状態でもライトの重量は響かず、ストレスなく快適に走行できた。

 進行方向の安全確認だけでなく、周囲の障害物も含めて総合的に進路を判断するMTBだけに、ナイトライドでは圧倒的に心強い味方となると感じた。

CATEYE「VOLT6000」
■超高輝度COB採用のハイパワー充電式ライト
■OPTICUBEテクノロジーによつ超広角配光
■14.4V-6800mAhの-大容量リチウムイオン充電池
■リモートスイッチ付属
■ヘルメット用ブラケット付属
■バッテリーインジケータ搭載
■全6モード点灯時間
ダイナミック(6000lm/約1時間)、ハイ(4000lm/約2時間)、ミドル(2000lm/約4時間)ロー(1000lm/約8時間)、オールナイト(500lm/約12時間)、ハイパーコンスタント(500lm点灯+2000lm点滅/約11時間)
■標準充電時間:約5時間
■繰返し充放電回数:標準300回 (定格容量の70%の容量低下まで)
■サイズ・重量
 ライトユニット:47x59x52mm/118g (ブラケット・ケーブル含む)
 バッテリーユニット:199x46x68mm/550g
 リモートスイッチ:29x36x21mm/10g
■税抜価格:100,000円

(取材協力:RAMON BIKES

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