ステージレースでは「世界で戦える」と実感與那嶺恵理、フランスのUCIレースで総合5位 9月11日にスペインでワールドツアー出場

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最終ステージのスタート前。終盤2ステージは不調に苦しめられた Photo: Poitou-Charentes.Futuroscope.86最終ステージのスタート前。終盤2ステージは不調に苦しめられた Photo: Poitou-Charentes.Futuroscope.86

 フランスで9月1〜6日に行われた女子の国際レース「ツール・ド・アルデーシュ」(Tour Cycliste Féminin International de l’Ardèche、UCI2.2)で、與那嶺恵理(ポワトゥー-シャラント・フュテュホスコープ・86)が個人総合5位で最終ステージをゴールした。

 3日目の第3ステージ、“魔の山”モン・ヴァントゥー山頂ゴールで5位に入った與那嶺は、終盤戦で調子を落としながらもチームメイトのアシストを受けて総合順位を守りきり、UCIポイントを獲得した。

 與那嶺は「毎日、チームメイトが自分の勝利を犠牲にしてでも、私の総合順位のために、サポートをしてくれました。チームで獲得した総合5位です」と仲間を称える。フランスでナンバーワンのエリートチームで総合エースを任されたことで、「いい意味でのプレッシャー」を受け、結果につなげることができたという。

第4ステージのスタート前に笑顔。モン・ヴァントゥーの第3ステージに続く、厳しい上りのステージで8位に入った Photo: Poitou-Charentes.Futuroscope.86第4ステージのスタート前に笑顔。モン・ヴァントゥーの第3ステージに続く、厳しい上りのステージで8位に入った Photo: Poitou-Charentes.Futuroscope.86

 技術面ではまだ弱点のある與那嶺だが、チームメイトの位置取りのテクニックや下りのスキルが非常に高く、「一緒に走ってステイしてと言われて、その通りに走ると、とても気持ちよく集団内を移動することができました。下りに関しては今まで経験してきた中で一番速く走れたと思います」と驚きを隠せない。

 チームには男子UCIワールドチームを経験しているスタッフも多く、レースに向かう姿勢や準備についても高水準で、学ぶことが多いという。

 今シーズンのステージレース参加はこれが最後。初めて海外中心で過ごしたシーズンを振り返り與那嶺は、「ワールドツアー、ジロローザ、UCI含め、ステージレースでは私は戦える実感を持てました」と世界との距離を語った。

ブエルタ最終日の「マドリードチャレンジ」に出場

チームのメカニック、ケヴィンと Photo: Poitou-Charentes.Futuroscope.86チームのメカニック、ケヴィンと Photo: Poitou-Charentes.Futuroscope.86

 今シーズン、ステージレースでは2度の女子ワールドツアーでいずれも総合20位台、2クラスのレースでは安定して10位以内に入った。

 「総合成績については、自分がそれを世界で狙える位置に来ていると強く自覚しました。自分の耐久力にも少し自信を持つことができてきています。来年はワールドツアーの総合で3位以上を獲得できるようにすることが目標です」と與那嶺は来シーズンに向けての意気込みを語った。

 11日にはスペインでワンデイのUCI女子ワールドツアー、「マドリードチャレンジ・バイ・ラ・ブエルタ」に出場する。現在開催中の男子のワールドツアー、ブエルタ・ア・エスパーニャの最終日に、同じコースを使って行われるレースだ。「大好きなスペイン。とてもワクワクしています」と語る與那嶺。すでにワールドツアーに対する気後れはまったくないようだ。

 ファンに対して、「ステージレース中、たくさんの応援をSNSを通じていただきとても力になりました。レースレポートを継続して書くことで、自分を見直すとても良い機会にもなりました。今後とも、応援よろしくお願いします!」とメッセージを送っている。

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ロードレース 與那嶺恵理

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