今年で30回の記念大会ツール・ド・北海道が開幕 第1ステージの1km個人TTはアベラストゥリが勝利

by 福光俊介 / Syunsuke FUKUMITSU
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 国内3大ツールの1つ、ツール・ド・北海道(UCIアジアツアー2.2)が9月1日、札幌市内で開幕。初日は2ステージで構成され、大会の幕開けとなる午前中の1km個人タイムトライアルはジョン・アベラストゥリ(スペイン、チームUKYO)がステージ優勝。総合首位のグリーンジャージを手にし、午後の第2ステージに臨むこととなった。

ツール・ド・北海道2016、開幕の1km個人タイムトライアルを制したのは、ジョン・アベラストゥリ Photo: Sonoko TANAKAツール・ド・北海道2016、開幕の1km個人タイムトライアルを制したのは、ジョン・アベラストゥリ Photo: Sonoko TANAKA

国内のステージレースでは唯一のラインレース

 雄大な北海道を舞台に行われるこの大会。国内のステージレースでは唯一、個人タイムトライアル以外ではラインレースでステージ編成される。毎年、開催地域が移動し、今年は道央地区が舞台。札幌で開幕し、日本百名山の1つであり“蝦夷富士”と称される羊蹄山の麓にある倶知安町が大会中盤の拠点となる。今大会は3日間4ステージで行われ、総走行距離は511km。最終ステージが219kmと長丁場となるほか、標高700~800mの山岳(KOM)を複数箇所通過するなど、例年にも増して上りの重要度が高くなっている。

 また、1987年に初開催され、今回で30回の記念大会でもある。それにふさわしく、6カ国から20チームが参戦。かつてレースを席巻したオーストラリアやアイルランドのチームが招待されたほか、この大会の特徴でもある学生チームも5校がスタートラインにつく。

開幕の個人TTはアベラストゥリが勝利

 第1ステージの個人タイムトライアルは、札幌市の豊平川河川敷地を走る1kmで争われた。午前8時30分に第1走者の藤田俊輔(京都産業大学)がスタート。以後1分おきに次々と選手が飛び出した。

第1ステージを勝利したジョン・アベラストゥリ。9月1日午後の第2ステージでは総合首位のグリーンジャージを着用する Photo: Sonoko TANAKA第1ステージを勝利したジョン・アベラストゥリ。9月1日午後の第2ステージでは総合首位のグリーンジャージを着用する Photo: Sonoko TANAKA

 平坦かつほぼ一直線のコースをものにしたのは、58番スタートのアベラストゥリ。強さが一定しない向かい風の中、フィニッシュタイムは1分14秒16。2位にはシリル・ティエリー(スイス、ヴェロクラブ メンドリシオ)が0.87秒差、3位にはリカルド・スタキオッティ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が0.92秒差で続いた。日本勢では、吉田隼人(マトリックスパワータグ)の4位が最高だった。これにより、アベラストゥリは第2ステージでグリーンジャージを着て出走する。なお、上位ならびに有力選手たちはいずれも僅差で終えており、本格的な勝負は今後のステージにゆだねられることとなる。

◇         ◇

 第2ステージは、札幌市南区のアパホテル&リゾート札幌前から倶知安町公民館手前までの111km。このステージからラインレースとなる。午後1時から戦いの火蓋が切って落とされる。

ツール・ド・北海道2016第1ステージ(1km個人TT)結果
1 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チームUKYO) 1分14秒16
2 シリル・ティエリー(スイス、ヴェロクラブ メンドリシオ) +0.87秒
3 リカルド・スタキオッティ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +0.92秒

個人総合時間賞
1 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チームUKYO) 1分14秒
2 シリル・ティエリー(スイス、ヴェロクラブ メンドリシオ) +1秒
3 リカルド・スタキオッティ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1秒

ポイント賞
ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チームUKYO) 10pts

チーム総合
1 チームUKYO 3分50秒
2 宇都宮ブリッツェン +4秒
3 キナンサイクリングチーム +4秒

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ツール・ド・北海道2016

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