トラックとMTB競技を伊豆市で実施「伊豆半島全体を自転車競技の聖地に」 静岡県知事が定例会見で東京五輪に言及

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 静岡県の川勝平太知事は8月24日の定例会見で、2020年の東京五輪で自転車競技のトラック種目、マウンテンバイク種目が伊豆市で開催するにあたって、「伊豆半島全体を自転車競技の聖地にするという方向での議論が望ましい」との見通しを述べた。

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静岡県の川勝平太知事 =2016年2月23日(牧井正昭撮影)静岡県の川勝平太知事 =2016年2月23日(牧井正昭撮影)

(定例会見抄録)

【ブラジル訪問】

 川勝平太知事「本来私が行くべきところを、宿泊料金が規定を大幅に上回るので、実務を担当する県幹部がエコノミークラスで行ってツインルームを2人で分けて、涙ぐましい努力をしながら成果を上げて帰国した」

 ――知事自身がブラジルに行かなかった影響は

 「経費が節減された。しかし、ブラジル航空技術大学と県内大学との間で締結された協定書には、私の名前がある。本来なら(私が)立ち会った方がスムーズだった。やはりトップが行かないと大変なことになる。今回は例外的だ」

 ――知事が行かなかったことでのマイナスの影響はなかったのか

 「まあ、(私が)行くべきだったと思う。相手の好意を抜きにして成立しないような取り決めを求めるのだから、一緒に道を開拓した人間が来ないのは失礼に当たる。その面では、マイナスといえばマイナスだった。しかし、今回は例外的な事情で、東京都の舛添要一前知事の旅費問題があったことを、手紙で丁寧に説明した。こういうことは2回3回とあってはならない」

 ――リオデジャネイロ五輪では、本県ゆかりの選手の活躍が目立った。県民栄誉賞の授与など県として顕彰する考えは

 「(顕彰する)考えを持っている。人の県ゆかりの選手が大活躍して、メダルを4つ獲得した。県ではこれまで、五輪の金メダリストには県民栄誉賞を、その他のメダリストや個人競技の入賞者には知事特別表彰を授与している。今大会も同様に、県民に希望と活力を与える顕著な功績をたたえるため、表彰の準備を今、前向きに考えている」

 ――いつごろまでに授与するのか

 「選手たちも興奮冷めやらぬところだと思うので、興奮が冷める前に差し上げたい。準備が整い次第、9月にも」

東京五輪自転車トラックレース競技が行われる伊豆ベロドローム。マウンテンバイク競技も隣接する日本サイクルスポーツセンター内で行われる Photo: Kyoko GOTO東京五輪自転車トラックレース競技が行われる伊豆ベロドローム。マウンテンバイク競技も隣接する日本サイクルスポーツセンター内で行われる Photo: Kyoko GOTO

 ――4年後の東京五輪では、県内で自転車競技が行われる。ブラジル出張の報告も踏まえ、本県の課題はどこにあると考えるか

 「関係市町と、実際に(ブラジルに)行った県幹部、伊豆市長らとの間で情報を共有する必要がある。伊豆半島全体を自転車競技の聖地にするという方向での議論が望ましい。大会を本県と伊豆市が責任を持って成功させることは大前提で、同時に、地域の魅力の発信に向けて関係地域全体が協力できるようにしたい」

産経新聞・静岡版より)

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2020東京五輪

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