ブルーノで行く!ヨーロッパ自転車旅<1>初めての海外旅へ期待膨らむ 険しい山道や嵐が「成長させてくれるはず」

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 旅する自転車「BRUNO」(ブルーノ)が取り組むキャンペーン「BRUNOが応援する『旅』 ~世界の自転車旅をサポート~ 若者よ旅に出よ!」で挑戦者に選ばれた溝口哲也さん(20)のヨーロッパの旅が、8月25日にスタートしました。『Cyclist』では溝口さんが発信するレポートをもとに、企画の監修に携わったモデルの山下晃和さんが、経験豊富な旅サイクリストの視点を交えて旅の様子をお伝えします。今回は日本を出発するまでの“足慣らし”や、溝口さんの意気込みを紹介します。

溝口哲也さんが海外旅に向けた足慣らしとしてブルーノ「700C ツーリング ドロップ」で東京~愛知間を自走 Photo: Tetsuya MIZOGUCHI溝口哲也さんが海外旅に向けた足慣らしとしてブルーノ「700C ツーリング ドロップ」で東京~愛知間を自走 Photo: Tetsuya MIZOGUCHI

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足慣らしで東京~愛知を自走

 東京・代官山で17日に開かれた壮行会には、多くのメディアが集まり、想像を超えて盛り上がるイベントとなった。自転車ブランドとして旅の支援金を用意し、サポートしていくシステムは初めての試みであり、そういった活動の一挙手一投足が、海外自転車旅を実現したいという人たちにとっての足がかりになるからであろう。

Photo: Tetsuya MIZOGUCHIPhoto: Tetsuya MIZOGUCHI

 溝口さんはその興奮冷めやらぬイベントの翌日、サイクルショップ「サイクルスポット」の都内の店舗で、ブルーノの「700C ツーリング ドロップ ワールドツアー」を最終的なパーツで組んで、海外旅に最適なモデルとして仕上げてもらった。また、その足慣らしとして東京から愛知県の自宅まで自走で帰ったとの報告があった。

旅をサポートする「ブルーノ」と「サイクルスポット」のフラッグを自転車に装備 Photo: Tetsuya MIZOGUCHI旅をサポートする「ブルーノ」と「サイクルスポット」のフラッグを自転車に装備 Photo: Tetsuya MIZOGUCHI
溝口哲也さんの旅の装備 Photo: Tetsuya MIZOGUCHI溝口哲也さんの旅の装備 Photo: Tetsuya MIZOGUCHI

 「最初は、今までの自転車とジオメトリーやポジションが違うので、少々戸惑いましたが、じきに慣れてくると以前乗っていた自転車に似ていると感じるようになりました。強いて言うならダブルレバーに慣れていたので、何度か無意識にダウンチューブに手を持っていっておりました」

「いいとこ取り」のツーリングバイク

Photo: Tetsuya MIZOGUCHIPhoto: Tetsuya MIZOGUCHI

 世界を旅する日本人の自転車乗りは、大きく分類して、アメリカンツーリングスタイルとランドナースタイルがいるように思う。前者がMTBやアメリカのブランドのフレームでアッセンブルするような現代的で機能面を追求したスタイルで、後者が日本独自に発展していったクラシカルなクロモリフレームやダブルレバーなどシンプルさを追求した昔ながらのスタイルだ。

 溝口さんは、どちらかというと後者のほうだった。よって、ブルーノのようなクラシカルなフォルムを持っていて先進的なパーツをまとったモデルは、いいとこ取りであり、最適だと言える。

 溝口さんから自宅に戻ったというメールと共に、旅の意気込みが伝わってくるレポートが届いた。

自転車は自分の力で進むもの

 いよいよ、人生初の自転車での世界旅行に出発します!今まで行ったことのない土地、未経験の言語や文化に不安もありますが、どんな旅行になるのだろうと期待に胸を膨らませています。

Photo: Tetsuya MIZOGUCHIPhoto: Tetsuya MIZOGUCHI

 今回の旅行では、「海外を自転車で旅する」という初めての経験をするのですが、同時に旅を支援してくださるダイアテック様や応援して下さる方々がいて、初めて組織の一員として旅行をすることになります。役割を果たせるよう、責任を持って旅行を完遂しようと思います。そして、このような長旅をできる機会は非常に貴重なので、精一杯楽しんで来ようと思います。

 きっと思いがけない出会いや困難、素晴らしい景色などたくさんの出来事が私を待ち受けているはずです。これから体験する全てのことは、かけがえのない経験であり財産になると信じて、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

 その乗り物として、自転車は最も適した道具だと考えています。

Photo: Tetsuya MIZOGUCHIPhoto: Tetsuya MIZOGUCHI

 というのも、自転車は自分の力で進むものです。逆に言えば自分の力でしか進むことができません。どんなに山道が険しかろうと、嵐が吹き荒れようと自力で乗り越えた経験は、自信に繋がり、私を成長させてくれるはずです。今までも自分の力で走ったからこそ、生まれる出会いや見える景色がありました。

 今回の旅行を通じて、そんな自転車の素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいと思っています。

 彼が通っている豊橋技術科学大学のウェブサイトにも、彼の旅はニュースとして掲載された。8月25日には、スペインのバルセロナに到着したとの報告があった。今後のレポートも期待したい。

Photo: Tetsuya MIZOGUCHIPhoto: Tetsuya MIZOGUCHI

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