子供たちが描くデザイン教室も大人のヘルメット着用をアピール 「大阪チャリヘルコレクション」AIGジャパンが開催

by 上野嘉之 / Yoshiyuki KOZUKE
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 米国系の保険会社、AIGジャパン・ホールディングス(HD)は26日、自転車運転時のヘルメット着用を推進するイベント「大阪チャリヘルコレクション」をJR大阪駅北側の複合施設「グランフロント大阪」で開催した。親子でヘルメットに思い思いの絵を描くデザイン教室も実施。また同社は、高校生向けにヘルメット100個を大阪府に寄贈した。

大阪府の広報担当副知事「もずやん」に高校生向けのヘルメット100個を寄贈するAIGジャパン・ホールディングスのロバート・ノディン社長 =2016年8月26日、大阪・梅田のグランフロント大阪 ©AIG Japan Holdings大阪府の広報担当副知事「もずやん」に高校生向けのヘルメット100個を寄贈するAIGジャパン・ホールディングスのロバート・ノディン社長 =2016年8月26日、大阪・梅田のグランフロント大阪 ©AIG Japan Holdings

都市に似合うおしゃれな装い

 大阪チャリヘルコレクションは、大阪府が自転車保険の加入義務化などを柱とする自転車条例を今年7月に施行したことを受けてAIGジャパンHDが企画。特に、大人の自転車ヘルメット着用率が非常に低いことに着目し、大阪の街並みに似合うおしゃれなヘルメットをモデルが身につけ、ショー形式で披露した。

木目の模様が温かみを感じさせるデザイン ©AIG Japan Holdings木目の模様が温かみを感じさせるデザイン ©AIG Japan Holdings
男性でもスタイリッシュに着用できるマットブラックのヘルメット ©AIG Japan Holdings男性でもスタイリッシュに着用できるマットブラックのヘルメット ©AIG Japan Holdings
大阪ならでは? ウェアとコーディネートしやすいヒョウ柄のヘルメット ©AIG Japan Holdings大阪ならでは? ウェアとコーディネートしやすいヒョウ柄のヘルメット ©AIG Japan Holdings
ショーでは、エアバッグ型のヘルメットも披露された。通常は首に巻いておくが(右)、転倒時などにはエアバッグが膨張して頭を覆う(左) ©AIG Japan Holdingsショーでは、エアバッグ型のヘルメットも披露された。通常は首に巻いておくが(右)、転倒時などにはエアバッグが膨張して頭を覆う(左) ©AIG Japan Holdings
子供たちが思い思いにデザインを描いたヘルメットも展示された ©AIG Japan Holdings子供たちが思い思いにデザインを描いたヘルメットも展示された ©AIG Japan Holdings

 また、ショーに先立って開かれた「チャリヘル・デザイン教室 in 大阪」には、小・中学生56人と保護者39人の計約95人が参加。大阪府内の自転車事故発生状況や事故防止の取り組みを学んだ後、デザインの専門家を講師に迎え、おとな(家族)に着用してもらいたいデザインを考えて塗装していった。テーマは「かぶってお出かけしたくなるわが家のおまもりヘルメット」。完成したヘルメットは、参加した子どもたちから、両親や祖父母ら大切な人へのプレゼントにするという。

 子供と一緒に参加した親は、完成したヘルメットを前に「デザインは斬新だけれど、安全に対する子供の思いを強く感じることができた。自転車に乗るときは、このヘルメットを着用して一緒に出掛けられたらいいなと思った」と話していた。

事故を未然防止 「アクティブ・ケア」

 大阪チャリヘルコレクションは、AIGジャパンHDがこの日、グランフロント大阪に新オフィスを開設すると同時に、大阪府との間で8分野にわたる連携協定に調印したことを記念して開かれた。

 大阪での新オフィスは日本法人の本社機能の一部を担い、これでAIGジャパンHDは東京と大阪の本社2極体制になった。同社は東日本大震災で東京本社が被災し、一時的に大阪へ本社機能を移転した時期があったという。

 AIGジャパンHDのロバート・ノディン社長は産経新聞のインタビュー取材に応じ、「大阪は関西国際空港をはじめインフラの整う便利な拠点。東京と大阪の本社2極化で、地震など災害に屈しない体制を作りたい」とアピールした。

AIGジャパンHDが新たに開設した大阪オフィスは、本社機能の一部を担う ©AIG Japan HoldingsAIGジャパンHDが新たに開設した大阪オフィスは、本社機能の一部を担う ©AIG Japan Holdings

 大阪府との連携協定には、次の8項目が盛り込まれた。

リスク管理能力向上のための研究、啓発 / 外国企業の拠点立地とビジネス環境づくり / 関西国際空港の利用促進 / 国際物流の促進 / 中小企業の海外進出支援 / 教育分野における日米交流 / こどもの安全 / 防災・減災

産経新聞のインタビューに答えるロバート・ノディンAIGジャパンHD社長 =26日午後、大阪市北区 Photo:  Kotaro HIKONO産経新聞のインタビューに答えるロバート・ノディンAIGジャパンHD社長 =26日午後、大阪市北区 Photo: Kotaro HIKONO

 今後は府と共同で、中小企業の災害対策や、海外進出の際のリスク対策に関するセミナーなどを開く。災害時の事業継続への支援や、損害保険商品を広める構えだ。

 またAIGグループは同日、契約者らの事故を未然に防ぐために「アクティブ・ケア」と題した活動に取り組むことも発表した。起きてしまった出来事への経済的な補償だけでなく、そもそも事故が起こらないようにリスクを最小化する予防的サービスを積極的に提供していく方針という。保険をより身近なものへと変え、顧客にとっての保険の価値を拡大していく狙いだ。

 ノディン社長は「リスクをよく知ることで、人は積極的な活動ができる。年間50万件に及ぶ保険金支払いデータを、顧客の暮らしに生かしたい」と述べた。近く、大阪に事件・事故のリスク研究を行う拠点を新設する。

連携協定に調印した松井一郎大阪府知事(右)とAIGグループHDのロバート・ノディン社長 ©AIG Japan Holdings連携協定に調印した松井一郎大阪府知事(右)とAIGグループHDのロバート・ノディン社長 ©AIG Japan Holdings

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