カラーと性能を同時にブラッシュアップ消耗したレバーフードを交換リフレッシュ 「シェイクスフード」をインプレッション

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 ブレーキやギアチェンジを行うロードバイクのレバーにはゴム素材のフードが被せてあり、手のひらとのグリップの役割を果たしている。しかし、長期で使うとゴムが伸びて浮いてきたり、緩くなって力をロスしてしまうことがある。そこで使い込んだ純正品から、アウタートップの「シェイクスフード」へと交換。リフレッシュとカラーのカスタマイズを試みた。

しっかりとレバーにはまり、リフレッシュしたレバーフード Photo: Shusaku MATSUOしっかりとレバーにはまり、リフレッシュしたレバーフード Photo: Shusaku MATSUO

職人によるハンドメイド

 今回、交換したのは記者の私物のアルテグラ「ST-6800」の純正品で、長期の使用でレバーから浮き、ゴワゴワの状態になっていた。ダンシングをするとグリップが振りに合わせて捻じれるのがわかり、パワーロスを感じていた。冬の時期でフルフィンガーグローブをしてるならまだいいが、シーズン中ではカッチリとした状態で使いたい。

使い古して、ゴムにシワがよっているのがわかる Photo: Shusaku MATSUO使い古して、ゴムにシワがよっているのがわかる Photo: Shusaku MATSUO
軽く握るとゴムが伸び、隙間ができるほどズレやすい Photo: Shusaku MATSUO軽く握るとゴムが伸び、隙間ができるほどズレやすい Photo: Shusaku MATSUO
店に置かれたシェイクスフードの一部。カラーやタイプ別に並べられていた Photo: Shusaku MATSUO店に置かれたシェイクスフードの一部。カラーやタイプ別に並べられていた Photo: Shusaku MATSUO

 シェイクスフードはシマノのアルテグラ(6800)、105(5800)、ティアグラ(4700)のレバー全てに対応。全10色展開で、ハードタイプとソフトタイプの2種類がラインナップされている。長年ゴルフのグリップで培った技術を生かし、カラーカスタムにとどまらず、機材としての性能をアップさせる製品として登場。成型から着色まで職人によるハンドメイドでつくられているのが特徴だ。

交換時間は約10分

 交換作業は東京都渋谷区のプロショップ、「なるしまフレンド神宮店」の小畑郁メカニックに依頼した。自ら交換することも考えたが、手に触れパワーを伝える繊細なパーツであるため、プロの手による作業を選んだ。

 レースにも使用するため、チョイスしたのは硬めの握り心地を実現したハードタイプ。カラーは車体の色に合わせてホワイトを選んだ。一般的なレバーフード交換のタイミングを小畑さんに伺うと「オーバーホールの際に一緒におススメすることが多いです。あとはワイヤー交換のタイミングでしょうか」と回答。シェイクスフードはカラーの選択肢が多いこと、しっかりとしたグリップ力が欲しいということで女性からの問い合わせも多いという。

「なるしまフレンド神宮店」の小畑郁チーフメカニックに交換を依頼 Photo: Shusaku MATSUO「なるしまフレンド神宮店」の小畑郁チーフメカニックに交換を依頼 Photo: Shusaku MATSUO

 交換にかかった時間は約10分。純正品の取り外しから、取り付けまでスムーズに行われた。シェイクスフードを無理な力で伸ばしすぎないようコツが必要で、ワコーズ「フォーミングマルチクリーナー」を潤滑と洗浄に使うことがポイントだという。なるしまフレンドの工賃は両側交換で1000円だった。

潤滑を良くするためワコーズ「フォーミングマルチクリーナー」を塗布 Photo: Shusaku MATSUO潤滑を良くするためワコーズ「フォーミングマルチクリーナー」を塗布 Photo: Shusaku MATSUO
レバーの汚れを予め取り、密着力を保つことがポイントだという Photo: Shusaku MATSUOレバーの汚れを予め取り、密着力を保つことがポイントだという Photo: Shusaku MATSUO

グリップが復活 カラーもGOOD

車体と合ったカラーでコーディネートを楽しめる Photo: Shusaku MATSUO車体と合ったカラーでコーディネートを楽しめる Photo: Shusaku MATSUO

 早速乗車してみると、明らかに使い込まれてヨレた純正品より“カッチリ感”が強い。シェイクスフードに施された凹凸の滑り止めがグリップ力を増し、軽い力でもロスなく握りこむことができる。若干“ぺたぺた”した触り心地で、汗や雨に濡れてもグリップ力を極端に失わないのが嬉しい。車体に合わせたカラーも映えており、率直にかっこよく思えた。

東京・渋谷区にあるプロショップ「なるしまフレンド神宮店」に作業を依頼した Photo: Shusaku MATSUO東京・渋谷区にあるプロショップ「なるしまフレンド神宮店」に作業を依頼した Photo: Shusaku MATSUO

 シェイクスフードは他人とは違うカラーコーディネートをライダーが満足できる一方、シリアスなレーサーも納得ができる性能を備えている。取扱いショップでも気軽に交換ができるので、消耗品として常に性能を保つために交換したくなる製品だ。

(取材協力:なるしまフレンド神宮店)

アウタートップ「シェイクスフード」概要
税抜価格:3,000円
タイプ:ハード(硬度60度)、ソフト(硬度50度)
対応レバー:ST-6800(アルテグラ)、ST-5800(105)、ST-4700(ティアグラ)
カラー:ブルー、レッド、イエロー、ホワイト、ショッキンググリーン、ショッキングピンク、セレストブルー、ブラック、ショッキングオレンジ
重量:ペア40g(公差±2g)

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