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バイクインプレッション2016「CANNONDALE SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC」 フラッグシップ機に追加のディスクブレーキ仕様

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 キャノンデールは、洗練された高性能マシン「SUPERSIX EVO Hi-MOD」をロードバイクの最上級モデルとして従える、アメリカの総合バイクブランド。昨年フルモデルチェンジを果たしたそのフラッグシップモデルに、2017年モデルとしてディスクブレーキ搭載モデルが発表された。ディスクブレーキ化に伴い、フレームの細部は新たに設計されているが、キャリパーブレーキモデルと比べても、性能と信頼性は揺るぎない。

「CANNONDALE SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC ULTEGRA」(キャノンデール スーパーシックス エヴォ ハイモッド ディスク アルテグラ) Photo: Masami SATOU「CANNONDALE SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC ULTEGRA」(キャノンデール スーパーシックス エヴォ ハイモッド ディスク アルテグラ) Photo: Masami SATOU

CANNONDALE SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC ULTEGRA(キャノンデール スーパーシックス エヴォ ハイモッド ディスク アルテグラ)
価格:490,000円(アルテグラ完成車、税抜)
サイズ:44、48、50、52、54、56
カラー:カシミア、バーシーカーグリーン
問い合わせ先:キャノンデール・ジャパン http://www.cannondale.com/ja-JP/Japan

スペック

フレーム:New SuperSix EVO Disc,BallisTec Hi-MOD Carbon
フォーク:New SuperSix EVO Disc,SPEED SAVE,BallisTec Hi-MOD Full Carbon
変速機:シマノ・アルテグラ(F)&(R)
ギヤ:キャノンデール・ホローグラムSi 52×36T、 11-28T(11s)
ホイール:マヴィック・アクシウム ディスク
重量:8.00kg(54サイズ完成車実測値)

ディスクブレーキ化に伴い設計されたスルーアクスル採用のフロントフォークは、負担のかかるハブ付近を強化するため、カーボンの積層を見直したが、変わらず細身だ  Photo: Masami SATOUディスクブレーキ化に伴い設計されたスルーアクスル採用のフロントフォークは、負担のかかるハブ付近を強化するため、カーボンの積層を見直したが、変わらず細身だ  Photo: Masami SATOU
BB規格はプレスフィットBB30aを採用。シートチューブは幅広に扁平してBB部へと接続し、チェーンステーも横に扁平がかかる絶妙な形状  Photo: Masami SATOUBB規格はプレスフィットBB30aを採用。シートチューブは幅広に扁平してBB部へと接続し、チェーンステーも横に扁平がかかる絶妙な形状  Photo: Masami SATOU
レースユースを念頭に、リヤは着脱容易なクイックレリーズを採用  Photo: Masami SATOUレースユースを念頭に、リヤは着脱容易なクイックレリーズを採用  Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 UCI(国際自転車競技連合)が国際大会でのディスクブレーキ使用を一旦ストップしている状況ではあるものの、ロードバイクにディスクブレーキを本格装備するブランドが増えて、主だったブランドからは出揃った。キャノンデールはエンデュランス系モデルのシナプスには早々とディスクブレーキを採用していたが、2017年モデルではスタンダード系のロードバイクにもディスクブレーキ仕様のモデルが幅広くラインナップされるようになったね。

松尾 今回試乗した「SUPERSIX EVO Hi-MOD」だけでなく、注目株の「CAAD OPTIMO」にもディスク仕様がありますね。「SUPERSIX EVO Hi-MOD」は元から細身ながらしゃきしゃきとした剛性の高いバイクですが、足元をディスク化したことでより高剛性になった印象を受けました。

米山 ディスクブレーキも違和感がなく、しっかり効いてくれるし、フィーリングも良い。性能面でマイナス要素が特に見当たらない。

松尾 足元の剛性が上がったので、パワーロスがより少なくなったと思います。スルーアクスルなのでねじれにも強く、よほどのパワーをかけるか、路面からの衝撃がない限りはヨレないでしょう。

米山 うん。走りは軽快というよりは、スピードを乗せてからが真価を発揮するバイクという印象。単純に走っていても良いけど、レースレベルで走るとより良さが出るバイクだと感じた。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 ええ。乗り味はやはりレーシングバイクです。剛性が高く、安定感もあるのですが、“テクニックがないライダーがゆっくり走るのに安心”という感じではなく、レーサーがガンガン踏んで走った先にある高性能さでした。

米山 オールラウンドに走れるので、平坦から峠越えまで、さまざまなコースに安心してアタックできるだろう。

松尾 加速は剛性が高いので、体幹をしっかり使ってパワーをかけると速いです。上りはしっかりと踏まないと進まないです。下りは全く不安なし。フォークの強さが効いて、かなり突っ込んだブレーキングでも大丈夫でした。

米山 グラフィックがなかなか新しい印象。フレーム、パーツも含めて、独自の世界観を創り上げている。

松尾 細身でホリゾンタルに近いフレームのディスクロードは抜群にかっこいいですね! レーサーでなくとも欲しくなるバイクだと思います。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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