リオデジャネイロ五輪・自転車競技トラックウィギンスが通算5個目の金メダル 団体追い抜き優勝でイギリス最多のメダリストに

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 リオデジャネイロ五輪・自転車競技トラック種目の2日目が8月12日に行われ、男子団体追い抜き決勝で、ブラッドリー・ウィギンス(チーム・ウィギンス)率いるイギリスが3分50秒265の世界新記録でオーストラリアを下し金メダルを獲得した。36歳を迎えたウィギンスは五輪で通算5個目の金メダル。これまでの銀メダル1、銅メダル2と合わせ、通算8個目の五輪メダルとなり、全競技を通じて英国史上、最も多くのメダルを獲得したアスリートになった。

5個目の金メダルを獲得し、指で5をアピールするブラッドリー・ウィギンス Photo: Yuzuru SUNADA5個目の金メダルを獲得し、指で5をアピールするブラッドリー・ウィギンス Photo: Yuzuru SUNADA

 リオオリンピック・ベロドロームの250mトラックを16周する4000mで行われた男子団体追い抜き決勝で、ウィギンスはエドワード・クランシー、スティーブン・バーク、オーウェン・ドウルと出走。サーヴェロのTTバイクで力走し、オーストラリアを0.743秒差で制した。ニュージーランドとの準決勝で樹立していた3分50秒570の世界記録を更新した。ウィギンスは公式ツイッターで「UNBELIEVABLE!」(信じられない)とツイートした。

男子団体追い抜きでブラッドリー・ウィギンスを先頭に力走するイギリスチーム Photo: Yuzuru SUNADA男子団体追い抜きでブラッドリー・ウィギンスを先頭に力走するイギリスチーム Photo: Yuzuru SUNADA

 これまでウィギンスはトラックで6個(金4、銀1、銅1)、ロード種目で1個のメダルを獲得し、同じく自転車競技トラック種目のクリス・ホイの7個(金6、銀1)に並んでいた。今回の金メダル獲得でホイを超え、単独で英国で最も多くのメダルを獲得したアスリートになった。

 トラック競技出身のウィギンスは20歳で参加した2000年のシドニー五輪・男子団体追い抜きで初の銅メダルを獲得。その後は五輪でメダルを量産し、北京五輪後に、ロードレースの舞台に活躍の場を移した。2012年のツール・ド・フランスで総合優勝、2012年ロンドン五輪ロード種目の個人タイムトライアルで金メダル、2014年世界選手権個人タイムトライアル優勝などの成績を残し、2015年にチーム・ウィギンスを結成。トラック競技に戻り、6月にはアワーレコードの世界新記録(54.526km)を更新。リオデジャネイロ五輪での金メダルを目指していた。

男子団体追い抜きで優勝し、金メダルを獲得したイギリスチーム。左から、スティーブン・バーク、オーウェン・ドウル、エド・クランシー、ブラッドリー・ウィギンス Photo: Yuzuru SUNADA男子団体追い抜きで優勝し、金メダルを獲得したイギリスチーム。左から、スティーブン・バーク、オーウェン・ドウル、エド・クランシー、ブラッドリー・ウィギンス Photo: Yuzuru SUNADA
男子団体追い抜きでブラッドリー・ウィギンスを先頭に力走するイギリスチーム Photo: Yuzuru SUNADA男子団体追い抜きでブラッドリー・ウィギンスを先頭に力走するイギリスチーム Photo: Yuzuru SUNADA

■ウィギンスの五輪メダル
金メダル:2004年アテネ五輪個人追い抜き、2008年北京五輪個人追い抜き、団体追い抜き、2012年ロンドン五輪個人タイムトライアル(ロード)、2016年リオ五輪団体追い抜き
銀メダル:2004年アテネ五輪団体追い抜き
銅メダル:2000年シドニー五輪団体追い抜き、2004年アテネ五輪マディソン

スタート前のブラッドリー・ウィギンス Photo: Yuzuru SUNADAスタート前のブラッドリー・ウィギンス Photo: Yuzuru SUNADA
細かいタトゥーの入ったブラッドリー・ウィギンスの右手 Photo: Yuzuru SUNADA細かいタトゥーの入ったブラッドリー・ウィギンスの右手 Photo: Yuzuru SUNADA

■男子団体追い抜き決勝
1 英国 3分50秒265(世界新記録、オリンピック新記録)
2 オーストラリア 3分51秒008

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