多様なコース、32種目で盛り上がる真夏のMTBの祭典「シマノ・バイカーズフェスティバル」、愛好家約2400人が満喫

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 2日間で32ものレース・ツーリング種目が繰り広げられるマウンテンバイク(MTB)の祭典「第26回シマノ・バイカーズフェスティバル」が7月30、31日の2日間、長野県富士見パノラマリゾートで開かれた。関東の梅雨明け宣言後の週末ということもあり、天候に恵まれた会場では、約2400人ものMTB愛好家らがレースやツーリングに熱中した。(写真・文 大星直輝)

スタートする「キッズXC BOYS-1」の参加者たち Photo: Naoki OHOSHIスタートする「キッズXC BOYS-1」の参加者たち Photo: Naoki OHOSHI

 富士見パノラマリゾートは、南アルプス山脈の入笠山の東斜面に面したスキー場で、夏の間はトレッキングや展望が楽しめるほか、ゲレンデのMTBコースで知られる。日本最大級のダウンヒルコースを持ち、上級者向き「Aコース」から初心者向き「Cコース」「体験コース」など幅広いレベルの参加者が楽しめ、プロライダーも練習に通うという、まさに「MTBの聖地」だ。

 そんな豊富なコースだけに、今大会でもレース種目が17種類、ツーリング種目は15種類にのぼった。会場には数多くの参加者の笑顔があふれ、思い思いに気持ち良い汗をかいていた。

集団でジャンプを決めるDHの選手達 Photo: Naoki OHOSHI集団でジャンプを決めるDHの選手達 Photo: Naoki OHOSHI
ポタガール埼玉のいくみんこと栗原育美さんは「キング・オブ・マウンテン」に参加 Photo: Naoki OHOSHIポタガール埼玉のいくみんこと栗原育美さんは「キング・オブ・マウンテン」に参加 Photo: Naoki OHOSHI
コース上の「マナスル山荘」で濃厚なソフトクリームを味わうサイクルライフナビゲーターの絹代さん Photo: Naoki OHOSHIコース上の「マナスル山荘」で濃厚なソフトクリームを味わうサイクルライフナビゲーターの絹代さん Photo: Naoki OHOSHI
補給所でフルーツを食べる参加者ら。とにかく暑かったとの事 Photo: Naoki OHOSHI補給所でフルーツを食べる参加者ら。とにかく暑かったとの事 Photo: Naoki OHOSHI

 31日に行われた第1競技の「ビギナーXC」には中学生以上の22人が参加。スタート後、緩やかな上りを進み、テクニカルな森林コースに入る。森を抜けて立体交差の橋を渡り、ゲレンデのアップダウンを進んだ後、スタート・ゴール地点に戻るという1周1.2km、高低差30mのコースだ。

 レース時間は約10分と短いこともあり、スタートからフルスピードで進む。多くの大人をおさえ、地元の15歳、小池徹平さんが1位でチェッカーを受けた。その後の「キッズXC」では参加する小学生らはもちろん、応援する親たちも白熱した様子でレースが進む。思うように結果が出なかったためか、ゴール後に泣き出してしまう子の姿も見られた。

スタートダッシュをする参加者ら Photo: Naoki OHOSHIスタートダッシュをする参加者ら Photo: Naoki OHOSHI
華麗にコーナーを抜ける参加者ら Photo: Naoki OHOSHI華麗にコーナーを抜ける参加者ら Photo: Naoki OHOSHI
1位でテェッカーを受ける徹平さん Photo: Naoki OHOSHI1位でテェッカーを受ける徹平さん Photo: Naoki OHOSHI
立体交差を駆け上る Photo: Naoki OHOSHI立体交差を駆け上る Photo: Naoki OHOSHI

 「GIRLS-2」のレースで優勝した中島瞳さん(11)は、大会参加5回目で全て優勝しているという実力者。「このコースは坂もあり、テクニックも必要なので、普段からの練習が必要。将来はオリンピックの選手になりたい」と、頼もしいコメントが返ってきた。

大会5連覇を達成した中島瞳さんの走り Photo: Naoki OHOSHI大会5連覇を達成した中島瞳さんの走り Photo: Naoki OHOSHI
スタート前の「キッズXC GIRLS-2」の参加者ら Photo: Naoki OHOSHIスタート前の「キッズXC GIRLS-2」の参加者ら Photo: Naoki OHOSHI

 午前中は涼しかった気温もぐんぐん上がり、「2時間エンデューロ」は暑さとの戦いに。ソロ優勝の兼子博昭さん(スワコレーシングチーム)はゴール後、すぐに全身水を浴びてクールダウンしていた。

 「とにかく暑かったです。MTBはコントロールする魅力があります。コースも難しいほど差がでるので面白い」と存分にレースを満喫した様子。レース中は飲み水にボトル4本、体にかけるためにボトル3本を使ったそうだ。

2時間エンデューロ・ソロで優勝した兼子博昭選手は「コースは走りやすかったけれど、とにかく暑かった」 Photo: Naoki OHOSHI2時間エンデューロ・ソロで優勝した兼子博昭選手は「コースは走りやすかったけれど、とにかく暑かった」 Photo: Naoki OHOSHI
ゲレンデのコースを走る「2時間エンデューロ」の参加者ら Photo: Naoki OHOSHIゲレンデのコースを走る「2時間エンデューロ」の参加者ら Photo: Naoki OHOSHI
緑の中を走る「シークレットツーリング」の参加者 Photo: Naoki OHOSHI緑の中を走る「シークレットツーリング」の参加者 Photo: Naoki OHOSHI

 その他、ゲレンデ200mを直登する「激坂ヒルクライム」や、未就学児童対象の「ミルキー」も大盛り上がり。DHの選手はフルフェイスのヘルメットでジャンプを決めていたりと、MTBの祭典にふさわしい盛り上がりを見せていた。

100メートルのコースをキックバイクで走る「ミルキーレース」。会場が拍手と歓声に包まれる Photo: Naoki OHOSHI100メートルのコースをキックバイクで走る「ミルキーレース」。会場が拍手と歓声に包まれる Photo: Naoki OHOSHI
「激坂ヒルクライム」のスタート地点 Photo: Naoki OHOSHI 「激坂ヒルクライム」のスタート地点 Photo: Naoki OHOSHI<br />

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