ワールドチーム昇格へ一歩ペテル・サガンがドイツの「ボーラ・ハンスグローエ」へ移籍 2017年から3年契約

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 ドイツのUCI(国際自転車競技連合)プロコンチネンタルチーム「ボーラ・ハンスグローエ」(現ボーラ・アルゴン18)が、ロードレース世界王者のペテル・サガン(スロバキア、ティンコフ)と2017年から3年契約したことを公式ウェブサイト上で発表した。ペテル・サガンをアシストする役割として、実兄のユライ・サガンをはじめミカエル・コラー、エリック・バシュカ(共にスロバキア)、マチェイ・ボドナル(ポーランド)がティンコフから同時に移籍することが決まっているほか、数週間以内にその他有力選手との新規契約も発表するとしている。

7月19日、ツール・ド・フランス第16ステージで大会3勝目を挙げたぺテル・サガン Photo: Yuzuru SUNADA7月19日、ツール・ド・フランス第16ステージで大会3勝目を挙げたぺテル・サガン Photo: Yuzuru SUNADA

バランスのいいチームへ

 ペテル・サガンを迎えることについてチームマネージャーのラルフ・デンク氏は「素晴らしい名誉」とし、続けて「だからこそ親しめる環境も整えたかった」とペテル・サガンと同時に4選手をティンコフから移籍させる理由を語った。また、「ペテルの我々チームに対する信頼は、2015年のチームの活躍とレース中集団内で確かな存在感を示してきた結果だと受け止めている」と喜びを表した。

 同チームの2017年の展望としてはまず、春のクラシックレースに参戦。多くの新メンバーによって強化されたチームとして、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャといった“グランツール”参戦・活躍を狙う。デンク氏は、「来季はバランスのいいチームにすることが目標。ペテル・サガンの加入によってクラシックレースでの活躍が望めるが、さらにグランツールで戦えるチームにしたい」と有力選手獲得へ意欲を見せている。

2017年ツールのドイツ開幕も視野

 また来季第2スポンサーとしてチームに加わることが確定している、水栓・シャワーヘッドなどを手掛けるドイツ企業「ハンスグローエ」のトーステン・クラップロスCEOは、「ペテル・サガンの加入でワールドチームへの昇格へ一歩近づいた。世界ナンバーワンブランドを目指すハンスグローエとして、世界王者との契約に興奮を抑えられない」とコメントしている。

 ペテル・サガンをはじめとする有力選手の加入は、ドイツチームとして2017年のツール・ド・フランス開幕地(グランデパール)がドイツ・デュッセルドルフであることも視野に入っている。同チームはデュッセルドルフでのグランデパールにおける“アンバサダー”になるべく、7月2日〜24日に行われたツール・ド・フランスではドイツ国旗を袖にあしらったスペシャルジャージを着用した。

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