バイクインプレッション2016「CANYON ULTIMATE CF SL 7.0」 レベルアップに最適なバランスの良いオールラウンダー

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 キャニオンは開発からバイクの組立まで自社で一貫して行っているドイツのバイクブランド。直接販売という独自のセールススタイルで日本にも届けられ、オンロード、オフロード、トライアスロン、シティ用と幅広い車種を日本までの配送費用を加味しても魅力的なプライスで取り揃えている。今回試乗したのはアルティメット CF SLXフレームに次ぐグレードのカーボンフレームをシマノ・105コンポーネントで組み上げた「アルティメット CF SL 7.0」だ。

CANYON ULTIMATE CF SL 7.0(キャニオン アルティメット CF SL 7.0) Photo: Masami SATOUCANYON ULTIMATE CF SL 7.0(キャニオン アルティメット CF SL 7.0) Photo: Masami SATOU

CANYON ULTIMATE CF SL 7.0(キャニオン アルティメット CF SL 7.0)
価格:196,000円(完成車、税抜)※配送費用別途
サイズ:XS、S、M、L、XL、2XL、3XL
カラー:ステルス×レッド、ステルス×ホワイト
問い合わせ先:キャニオン・ジャパン https://www.canyon.com/ja/

スペック

フレーム:CANYON ULTIMATE CF SL R22
フォーク:CANYON ONE ONE FOUR SLX F17
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 52×36T、 11-32T(11s)
ホイール:マヴィック・アクシウムCL
重量:7.55kg(Sサイズ完成車実測値)

1-1/4″- 1-1/2″サイズのテーパーコラムを採用する高剛性なフルカーボンフォーク  Photo: Masami SATOU1-1/4″- 1-1/2″サイズのテーパーコラムを採用する高剛性なフルカーボンフォーク  Photo: Masami SATOU
特殊なコラムサイズに対応する「ACROS AI-70 FIBER」ヘッドセット。プレッシャープラグを省くため軽量に組み上がる Photo: Masami SATOU特殊なコラムサイズに対応する「ACROS AI-70 FIBER」ヘッドセット。プレッシャープラグを省くため軽量に組み上がる Photo: Masami SATOU
両端まで細いシートステー上にキャリパーブレーキを装備。コンチネンタル製のハイグレードタイヤを採用する Photo: Masami SATOU両端まで細いシートステー上にキャリパーブレーキを装備。コンチネンタル製のハイグレードタイヤを採用する Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 1世代前のアルティメットのトップモデルの形状をそのままに、ミッドレンジ用に展開したモデル。剛性は若干落としてあるようで、硬くて困るほどの超高剛性ではない、バランスの良い1台という印象だ。

松尾 コンポーネントやホイールは堅実で、長い期間使える、それなり以上のものを装備しながら、1世代前のハイエンドモデルをこの価格で購入できるのは本当に魅力ですね! 送料、箱代、税金が加わるにしても、コストパフォーマンスは高いと思います。

米山 うん。この状態でも重量は8kgを余裕で切っているよ。まだグレードアップの余地もあるし、若干物足りなく感じる個性は、徐々に手を加えて出していくと良いね。

松尾 ええ、グレードアップが容易なこの構成が魅力です。フレームはカーボン素材のグレードは下げられているとはいえ、設計自体がレーシーなので、高いレベルの走りにも対応します。「ULTIMATE」らしく、低重心で軽い振りが特長ですね。上りではダンシングが得意です。

米山 ダンシングもシッティングも好感触。直進性も良く、ある程度スピードを出してからが真価を発揮すると思う。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 安定していて、スタビリティも優れていると思います。加速については、とても反応がいいわけではないので、軽い振りと身体のリズムを合わせていきたいですね。剛性は最大パワーの踏み込みで、もう少しパリッとしていればいいですが、それは上位モデルに任せましょう。

米山 このグレードにおいてはあらゆる面でそつのない、失敗のないロードバイクだね。

松尾 はい。バランスが良く、乗り心地も振動吸収性はそこそこで、「エアロード」より良いですし、万能な性格なので、エントリーライダーが先のレベルを見越した選択にしても良いかもしれませんね。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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