“雰囲気が違う”タフなコース萩原麻由子がドイツのステージレースで55位完走 シーズン後半へ「仕切り直し」

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 ウィグル・ハイファイブの萩原麻由子が、7月15日から21日まで開催されたドイツのステージレース「インターナショナル・テューリンゲン・ルントファールト デル フラウエン」(UCI2.1)に出場し総合55位で完走した。

最終日のスタート。笑顔が絶えない良い雰囲気のチーム ©Bart Hazen / Wiggle HIGH5最終日のスタート。笑顔が絶えない良い雰囲気のチーム ©Bart Hazen / Wiggle HIGH5

 7月1日から10日間にわたって開催された通称“ジロ・ローザ”「ジロ・デ・イタリア・インターナショナーレ・フェミニーレ(UCI2.女子ワールドツアー)」を走り終えた萩原は、久しぶりにドイツの拠点に戻ると、落ち着く間もなく1週間のステージレースに臨んだ。

 肋骨骨折からの欧州復帰戦となったジロ・ローザに続き、コンディションは良くなかったものの、タフなコース設定のなか最終日まで走り切り、チームはいくつかのステージで区間上位入賞、エマ・ヨハンソン(スウェーデン)の山岳賞獲得などの結果を残した。

 萩原は次のようにレポートを寄せ、レースを振り返るとともにシーズン後半への意気込みなどを語った。

「一度打ちのめされたほうが強くなれる」

 10日間のジロ・ローザのあと、中4日でドイツ一週間・7ステージのテューリンゲンに参戦しました。ジロ・ローザでの疲労も残っていましたが、ドイツでのステージレース参加は初めてであり、慣れない道路やナショナルチームが多いなど、いつもと違う雰囲気のレースに初日は手こずりました。

 しかし日を追うごとに集団全体にも慣れ、いつもどおりに、普段どおりに走れるようになっていきました。それでもテクニカルで少しベルギー的要素の入る独特なドイツのレースに大変苦戦しました。

テューリンゲンでは厳しい石畳の登坂区間もコースに組み込まれた ©Bart Hazen / Wiggle HIGH5テューリンゲンでは厳しい石畳の登坂区間もコースに組み込まれた ©Bart Hazen / Wiggle HIGH5

 そして中盤、第4ステージ以降からは疲労感がどっと出始め、上りで脚が「空っぽ」になるという感覚に初めて見舞われました。力強く踏みたいが力が入らず、するすると集団から遅れてしまう。そして寄せ集まったグルペットでゴールにたどり着くという、ラスト3ステージは毎日そんな日々でした。チームのためにも良くは働けず、できたことと言えば序盤のアタックに反応することぐらいでした。

 初めて走ったこのテューリンゲンというレースは、今まで走ったステージレースとはまた異なるレースで、年間のステージレースの中でも非常にタフなコース設定のレースだということを知りました。周囲にはこのレースをリオ五輪の最終調整としている選手もおり、それぞれの様子を伺わせていました。

 今回は散々でしたが、これらを身を持って知れたことを良いこととしたいです。そして改めて3週間を走る男子のグランツアーレースの凄さを思い知ります。人間、打ちのめされてからが真価が問われると言うか、私の場合は一度打ちのめされておいたほうが、さらに強くなれる部類の人間なので、またさらに強くなるよう鍛錬を積もうと思いました。

 7月1日から17レースを終え、あまり調子良く走れているとは言えない日々ですが、今後のスケジュールも決まり、シーズン後半に向け仕切り直して挑もうと思います。

 次は7月30日の「ライド・ロンドン」を経て、8月7~14日の「ラ・ルート・ド・フランス」に出場します。女子のステージレースは10日間のジロ・ローザが最長、次に長いのが1週間となっています。今年3つ目の長いステージレースを経て、調子を上げていきたいと思っているところです。

萩原麻由子のレーススケジュール

7/30 Prudential Ride London Grand Prix(イギリス、1.WWT)
8/7-8/14 La Route de France(フランス、UCI2.1)
8/27 GP de Plouay-Bretagne(フランス、1.WWT)
9/6-9/9 Lotto Belgium Tour(ベルギー、UCI2.2)
9/24 Giro dell’ Emilia(イタリア、UCI1.1)
9/25 Gran Premio Bruno Beghelli (イタリア、UCI1.1)
※変更の可能性あり

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