title banner

ツール・ド・フランス機材レポート<3>ランプレ・メリダはリアクトとスクルトゥーラ カチューシャはキャニオンにeTAP装備

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
  • 一覧

 ツール・ド・フランスを走るバイク紹介の3回目は、UCIワールドチーム5チームの機材をレポートする。随所に最新メカニックを採用しており、ステージのコースに合わせたパーツセレクトも確認できた。

<1>ディメンションデータはローターのパワーメーター採用
<2>トレック・セガフレードは「マドン」と「エモンダ」から選択 

ランプレ・メリダ

 今期唯一ツール・ド・フランスを走る日本人、新城幸也が所属するのがランプレ・メリダ。使用するバイクはエアロロードの「リアクト チーム」と、軽量オールラウンダーの「スクルトゥーラ」だ。

ルイ・メインティス(南アフリカ)は「リアクト チーム」を選択 Photo: Shusaku MATSUOルイ・メインティス(南アフリカ)は「リアクト チーム」を選択 Photo: Shusaku MATSUO

 ルイ・メインティス(南アフリカ)はリアクト チームにローターのクランクと楕円チェーリングを装着。パワーメーターは新型の「2INPOWER」がチョイスされていた。ホイールはフルクラムで40mmハイトの「スピード40T」、タイヤはコンチネンタルの「コンペティション プロLTD」。

ローターの楕円チェーンリングに、新型パワーメーター「2INPOWER」が装着 Photo: Shusaku MATSUOローターの楕円チェーンリングに、新型パワーメーター「2INPOWER」が装着 Photo: Shusaku MATSUO
FSA製のハンドルにはプロロゴのバーテープが巻かれる Photo: Shusaku MATSUOFSA製のハンドルにはプロロゴのバーテープが巻かれる Photo: Shusaku MATSUO

チーム カチューシャ

 チーム カチューシャの大半の選手はキャニオンの「エアロード CF SLX」を使用するが、イルヌール・ザカリン(ロシア)はオールラウンダーの「アルティメット CF SLX 9.0 エアロ」を選ぶ。エアロ効果を追及した「エアロコックピット」ではなく、ポジションを優先し、ハンドルとステムはノーマルタイプが装着されていた。

イルヌール・ザカリン(ロシア)はオールラウンドバイクの「ULTIMATE CF SLX 9.0 AERO」をチョイス Photo: Shusaku MATSUOイルヌール・ザカリン(ロシア)はオールラウンドバイクの「ULTIMATE CF SLX 9.0 AERO」をチョイス Photo: Shusaku MATSUO

 コンポーネントは無線で電動のスラム「eTAP」(イータップ)が全車に取り付けられ、ホイールはステージごとにジップのハイト違いを履き替えていた。チーム カチューシャはツール・ド・フランスに1選手5台、計45台のバイクを用意している。

スラムの無線電動コンポーネント「eTAP」を装着 Photo: Shusaku MATSUOスラムの無線電動コンポーネント「eTAP」を装着 Photo: Shusaku MATSUO
ハンドルは一体式のカーボンハンドル「エアロコックピット」ではなく、「H32」を選択 Photo: Shusaku MATSUOハンドルは一体式のカーボンハンドル「エアロコックピット」ではなく、「H32」を選択 Photo: Shusaku MATSUO

エティックス・クイックステップ

 エティックス・クイックステップはスペシャライズドのバイクを使用する。ダニエル・マーティン(アイルランド)や、トニー・マルティン(ドイツ)は「S-ワークス ターマック」をチョイス。スプリンターのマルセル・キッテル(ドイツ)はエアロロードの「S-ワークス ヴェンジ ヴァイアス」を選択していた。

ダニエル・マーティン(アイルランド)が使用するスペシャライズド「S-ワークス ターマック」 Photo: Shusaku MATSUOダニエル・マーティン(アイルランド)が使用するスペシャライズド「S-ワークス ターマック」 Photo: Shusaku MATSUO

 マーティンのバイクは、ツールマレー峠を上る第8ステージでリアスプロケット32Tを使用。パワーメーターは装着されていない。ホイールはROVAL「CLX40」が選ばれていた。身長に対して比較的小さいフレームサイズをチョイスしながら、ハイトが高いヘッドチューブキャップを取り付けている。

ツールマレー峠を上る第8ステージはリアスプロケットに32Tが装着されていた Photo: Shusaku MATSUOツールマレー峠を上る第8ステージはリアスプロケットに32Tが装着されていた Photo: Shusaku MATSUO
パワーメーターは装着されず、通常のシマノ「FC-9000」が採用。Kエッヂのチェーンキャッチャーが取り付けられる。 Photo: Shusaku MATSUOパワーメーターは装着されず、通常のシマノ「FC-9000」が採用。Kエッヂのチェーンキャッチャーが取り付けられる。 Photo: Shusaku MATSUO

チーム ロットNL・ユンボ

 チーム ロットNL・ユンボはビアンキのバイクが供給されている。「オルトレ XR4」を使用する選手がほとんどだが、ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)は「オルトレ XR2」を使用していた。

ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)はビアンキ「オルトレXR2」を使用 Photo: Shusaku MATSUOウィルコ・ケルデルマン(オランダ)はビアンキ「オルトレXR2」を使用 Photo: Shusaku MATSUO

 ステムはビアンキの代表的なカラー「チェレステ」のラインが施されたFSA「OS 99」を装着。ヘッドキャップのアンカーボルトもチェレステカラーだった。クランクにはパイオニアのパワーメーター「ペダリングモニター」が全車に取り付けられていた。

ステムはチームカラーが施され、アンカーボルトは「チェレステ」カラー Photo: Shusaku MATSUOステムはチームカラーが施され、アンカーボルトは「チェレステ」カラー Photo: Shusaku MATSUO
パワーメーターは日本のパイオニア「ペダリングモニター」がシマノ「FC-9000」にインストール Photo: Shusaku MATSUOパワーメーターは日本のパイオニア「ペダリングモニター」がシマノ「FC-9000」にインストール Photo: Shusaku MATSUO

アージェードゥーゼール ラモンディアル

 アージェードゥーゼール ラモンディアルはフォーカスのハイエンドバイク「イザルコ マックス」を全選手がツール期間中に駆っている。細身の車体が特徴のフレームで、シートポストは振動吸収性に優れた「CONCEPT CPX PLUS POST」が採用されていた。

AG2Rはフォーカスのハイエンドバイク「イザルコ マックス」を使用する Photo: Shusaku MATSUOAG2Rはフォーカスのハイエンドバイク「イザルコ マックス」を使用する Photo: Shusaku MATSUO

 メカはスラムの無線電動コンポーネント「eTAP」が装着される。ジップのハンドル、ステムが取り付けられ、ホイールはミドルハイトの「303」を履いている。ペダルはルックの「KEOブレード」を使用していた。

コンポーネントはスラム「eTAP」 Photo: Shusaku MATSUOコンポーネントはスラム「eTAP」 Photo: Shusaku MATSUO
ジップの「303」にコンチネンタルのプロスペックタイヤ「コンペティション プロLTD」が装着。幅は25mm。 Photo: Shusaku MATSUOジップの「303」にコンチネンタルのプロスペックタイヤ「コンペティション プロLTD」が装着。幅は25mm。 Photo: Shusaku MATSUO

この記事のタグ

ツール・ド・フランス2016 ツール2016・コラム

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

サイクリストTV

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載

連載