新製品情報スペシャライズドが2017年モデルを発表 eTAP装備のS-WORKSターマックが登場

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 アメリカのバイクブランド、スペシャライズドが2017年モデルの発表を行った。販売店関係者やメディアが集まる会場にはレーシングモデルの「S-WORKS TARMAC DISC RED eTAP」(S-ワークス ターマック ディスク レッド イータップ)をはじめとするバイクラインナップと、パーツ類、ウェア、アクセサリ類などが展示紹介された。新製品の陣容を2回に分けて紹介する。 (齋藤むつみ)

「S-WORKS TARMAC DISC RED eTAP」(S-ワークス ターマック ディスク レッド イータップ) Photo: Ikki YONEYAMA「S-WORKS TARMAC DISC RED eTAP」(S-ワークス ターマック ディスク レッド イータップ) Photo: Ikki YONEYAMA

注目のスラムRED eTAPを独占供給

 ロードバイクのフラッグシップ、「S-WORKS TARMAC DISC RED eTAP」(S-ワークス ターマック ディスク レッド イータップ)は、注目されるスラムのワイヤレスコンポーネント、RED eTAPと、ディスクブレーキを採用した完成車モデルだ。ホイールはローバル・CLX32を装備する。

 「S-WORKS AMIRA SL4 RED eTAP」(S-ワークス アミラ SL4 レッド イータップ)は女性用の最上級モデルで、同じくスラムのRED eTAPを採用している。

 RED eTAPに関してはスラムと独占供給契約を結んでおり、デリバリー初期3カ月はスペシャライズドのみが完成車に搭載できるという。また、先月発表されたばかりのシマノ・新型デュラエースを装備したモデルも登場する。

「S-WORKS AMIRA SL4 RED eTAP」(S-ワークス アミラ SL4 レッド イータップ) Photo: Mutsumi SAITO「S-WORKS AMIRA SL4 RED eTAP」(S-ワークス アミラ SL4 レッド イータップ) Photo: Mutsumi SAITO
新型R9100系デュラエースを装備する「S-WORKS TARMAC DA」 Photo: Ikki YONEYAMA新型R9100系デュラエースを装備する「S-WORKS TARMAC DA」 Photo: Ikki YONEYAMA

■S-WORKS TARMAC DISC RED eTAP(S-ワークス ターマック ディスク レッド イータップ
税抜価格:950,000円

■S-WORKS AMIRA SL4 RED eTAP(S-ワークス アミラ SL4 レッド イータップ)
税抜価格:900,000円

■S-WORKS TARMAC DA(S-ワークス ターマック DA)
税抜価格:830,000円

グロッシーなサガンレプリカカラー

 2017年モデルは、現在、ツール・ド・フランスでポイント賞ジャージを纏い活躍中のペテル・サガン(スロバキア、ティンコフ)のレプリカカラーモデルが、「TARMAC COMP」(ターマック コンプ)、「VENGE ELITE」(ヴェンジ エリート)、「ALLEZ E5 ELITE SAGAN WC REPLICA」(アレー E5 エリート サガン WC レプリカ)の3機種で展開される。光るグロスカラーの車体にアルカンシェルカラーをデコレーションし、ヘッドにはゴールドで「S」の文字が入る。

サガン・ワールドチャンピオンカラーの「TARMAC COMP」(ターマック コンプ)サガン・ワールドチャンピオンカラーの「TARMAC COMP」(ターマック コンプ) Photo: Mutsumi SAITO

 なお、「TARMAC COMP」はカーボンのグレードがFact9rからFact10rへと上がり、2016年モデルのS-WORKSとEXPERTグレードに採用されていた新型ターマックの設計を受け継ぐモデルへと進化している。「ALLEZ E5 ELITE SAGAN WC REPLICA」はシマノ・ティアグラ仕様のエントリーグレードで、魅力的な価格で登場している。2016年モデルとしても「S-ワークス ターマック」で途中投入されたカラーリングだが、今回はエントリーグレードからミッドレンジで展開され、“サガンとお揃い”が手に届きやすくなったと言えるだろう。

グロスサガンレプリカはアルカンシェルカラーだグロスサガンレプリカはアルカンシェルカラーだ Photo: Mutsumi SAITO
「VENGE ELITE」(ヴェンジ エリート) Photo: Ikki YONEYAMA「VENGE ELITE」(ヴェンジ エリート) Photo: Ikki YONEYAMA
アルミフレームの「ALLEZ E5 ELITE」でもサガンカラーを展開 Photo: Ikki YONEYAMAアルミフレームの「ALLEZ E5 ELITE」でもサガンカラーを展開 Photo: Ikki YONEYAMA

■TARMAC COMP(ターマック コンプ)
税抜価格:300,000円

■VENGE ELITE(ヴェンジ エリート)
税抜価格:275,000円

■ALLEZ E5 ELITE SAGAN WC REPLICA(アレー E5 エリート サガン WC レプリカ)
税抜価格:136,000円

日本限定の「ジャパニーズ・カタナ」

 数あるロードバイクの中で異彩を放っていたのが50本限定の「S-WORKS TARMAC FRAMESET JAPAN EDITION」(S-ワークス ターマック フレームセット ジャパンエディション)だろう。カラーリングネームは「カタナ」。“刀”を投影したデザインと、「速」と「鋭」漢字ペイントが日本らしくもあり、アメリカらしくもある。随所にエンボス加工が施されるなど、凝ったペインティングだ。

「S-WORKS TARMAC FRAMESET JAPAN EDITION」(S-ワークス ターマック フレームセット ジャパンエディション) Photo: Mutsumi SAITO「S-WORKS TARMAC FRAMESET JAPAN EDITION」(S-ワークス ターマック フレームセット ジャパンエディション) Photo: Mutsumi SAITO
チェーンステーとシートステーは刀の「柄」(つか)のデザイン Photo: Mutsumi SAITOチェーンステーとシートステーは刀の「柄」(つか)のデザイン Photo: Mutsumi SAITO
フォークに入る漢字は左右で異なる Photo: Mutsumi SAITOフォークに入る漢字は左右で異なる Photo: Mutsumi SAITO

■S-WORKS TARMAC FRAMESET JAPAN EDITION(S-ワークス ターマック フレームセット ジャパンエディション)
税抜価格:450,000円

ノンエアータイヤ採用の「アリバイ」が新登場

「ALIBI」(アリバイ) Photo: Ikki YONEYAMA「ALIBI」(アリバイ) Photo: Ikki YONEYAMA

 シティバイクにはシンプルに求められる性能が整った「ALIBI」(アリバイ)がデビュー。毎日の通勤や通学での使用に最適な、メンテナンスの容易性を重視し、パンクせず空気を入れる必要もないポリマー樹脂のノンエアータイヤを採用し、チェーンはサビを防ぐ特殊コーティングが施されている。タイヤ寿命は3000〜5000kmを想定しているそうで、交換の際は通常のチューブを入れた仕様になる。

 また、落ち着いたアースカラーの車体にフェンダーとキャリアを標準装備した「ALIBI SPORT EQ」(アリバイ スポーツ EQ)もラインナップ。ノーマルのアリバイがフロントシングルなのに対し、こちらはトリプルクランクを採用しているモデルだ。

ハンドルはBMXのようなライザーバー Photo: Mutsumi SAITOハンドルはBMXのようなライザーバー Photo: Mutsumi SAITO
気になるエアなしのタイヤの乗り心地だが、違和感は殆どないという Photo: Mutsumi SAITO気になるエアなしのタイヤの乗り心地だが、違和感は殆どないという Photo: Mutsumi SAITO
フロントはシンプルなシングル仕様。チェーンにはサビを防ぐ特殊コーティング Photo: Mutsumi SAITOフロントはシンプルなシングル仕様。チェーンにはサビを防ぐ特殊コーティング Photo: Mutsumi SAITO
フェンダー、キャリア付、フロントトリプル仕様の「ALIBI SPORT EQ」(アリバイ スポーツ EQ) Photo: Ikki YONEYAMAフェンダー、キャリア付、フロントトリプル仕様の「ALIBI SPORT EQ」(アリバイ スポーツ EQ) Photo: Ikki YONEYAMA

■ALIBI(アリバイ)
税抜価格:48,000円

■「ALIBI SPORT EQ」(アリバイ スポーツ EQ)
税抜価格:70,000円

かつてないほど入門機が充実

 2017年モデルは「TARMAC SL4」(ターマック SL4)や「ROUNBAIX SL4」(ルーベ SL4)のように、カーボンフレームにシマノ・ティアグラ、またはソラなどのコンポーネントを装備した20万円以下クラスのバイクの充実ぶりが目立つ。

 また、アルミフレームロードの「ALLEZ SPORT」(アレー スポーツ)や「ALLEZ ELITE」(アレー エリート)については、15万円を切る価格設定だ。多彩なアッセンブリーだけでなく、モデルごとに用意されるカラーが良い意味で分散していて、バリエーションが豊富に用意されていた。

 サガンカラーなど、一部の車種はすでにデリバリーを開始。スペシャライズドのウェブサイトのイヤーモデル更新は8月3日予定となっている。

カーボンフレームながら完成車20万円を切る「TARMAC SL4」 Photo: Ikki YONEYAMAカーボンフレームながら完成車20万円を切る「TARMAC SL4」 Photo: Ikki YONEYAMA
エアロタイプのアルミフレーム採用の「ALLEZ DSL SL SPRINT COMP」 Photo: Ikki YONEYAMAエアロタイプのアルミフレーム採用の「ALLEZ DSL SL SPRINT COMP」 Photo: Ikki YONEYAMA

■「TARMAC SL4」(ターマック SL4)
税抜価格:175,000円

■「ROUNBAIX SL4」(ルーベ SL4)
税抜価格:190,000円

■ALLEZ DSL SL SPRINT COMP(アレー DSL SL スプリント コンプ)
税抜価格:150,000円

■「ALLEZ SPORT」(アレー スポーツ)
税抜価格:100,000円

■「ALLEZ ELITE」(アレー エリート)
税抜価格:126,000円

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