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ツール・ド・フランス機材レポート<2>トレック・セガフレードはエアロロードの「マドン」と軽量な「エモンダ」から選択

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 ツール・ド・フランスを走るバイク紹介の2回目は、3つのUCIワールドチームとプロコンチネンタルチーム2つの機材をレポートする。オリジナリティに富んだパーツセレクトが多く確認できた。

<1>ディメンションデータはローターのパワーメーター採用

トレック・セガフレード

 トレック・セガフレードはメインバイクに「マドン9」を使用する。また、選手の好みで「エモンダ」もチョイスされていた。マドンはフレームやステム一体型ハンドル、ブレーキなどのエアロ効果を追及し、トータルの性能に優れている。

トレックのエアロロード「マドン9」 Photo: Shusaku MATSUOトレックのエアロロード「マドン9」 Photo: Shusaku MATSUO

 メインコンポーネントはシマノ「デュラエースDi2」でコード類は全てフレームに内蔵。持ち手の幅が広いエアロハンドルや、振動吸収性を高めた「IsoSpeed」(アイソスピード)が目を引いた。

ハンドルはエアロ効果を追及した一体タイプ Photo: Shusaku MATSUOハンドルはエアロ効果を追及した一体タイプ Photo: Shusaku MATSUO
シートチューブは振動吸収性に優れた「アイソスピード」が取り入れられている Photo: Shusaku MATSUOシートチューブは振動吸収性に優れた「アイソスピード」が取り入れられている Photo: Shusaku MATSUO

ティンコフ

 ティンコフはスペシャライズドのオールラウンドバイク「Sワークス ターマック」を使用している選手が多い。世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア)はエアロ性能に優れる「S-ワークス ヴェンジ ヴァイアス」をチョイスしていた。

チームカラーのスペシャライズド「Sワークス ターマック」が用意される Photo: Shusaku MATSUOチームカラーのスペシャライズド「Sワークス ターマック」が用意される Photo: Shusaku MATSUO

 足回りはスペシャライズドブランドで固められ、ホイールはRovalの「CLX60」、タイヤは「Sワークス ターボ」が装着される。ミケル・ヴァルグレンアンデルセン(デンマーク)はシャロータイプのハンドルを選択し、サドルとの落差を稼いでいた。ハンドルにはシマノのDi2用サテライトスイッチが取り付けられ、山岳コースでスムーズな変速を可能にしていた。

ハンドルにはシマノの電動コンポーネント用スイッチ「SW-R600」が装着され、上ハンドルを握ったままシフトチェンジを可能にしている Photo: Shusaku MATSUOハンドルにはシマノの電動コンポーネント用スイッチ「SW-R600」が装着され、上ハンドルを握ったままシフトチェンジを可能にしている Photo: Shusaku MATSUO
Rovalの「CLX60」にスペシャライズドの「Sワークス ターボ」のチューブラータイヤが装着 Photo: Shusaku MATSUORovalの「CLX60」にスペシャライズドの「Sワークス ターボ」のチューブラータイヤが装着 Photo: Shusaku MATSUO

イアム サイクリング

 スイス国籍のイアム サイクリングはスコットの軽量オールラウンドバイク「アディクト」を採用。フレームにはスイス国旗があしらわれ、全体が赤白を基調としたカラーリングだった。

スコットのオールラウンドバイク「アディクト」が使用される Photo: Shusaku MATSUOスコットのオールラウンドバイク「アディクト」が使用される Photo: Shusaku MATSUO

 コンポーネントはシマノ「デュラエースDi2」で固められている。クランクはSRMのパワーメーター採用され、チェーンリングは53-39T。マティアス・フランク(スイス)のクランク長は172.5mmだった。ホイルはDTスイスの「RC55T」が装着されていた。

ステム上にはステージ中の山岳ポイントなどがわかるメモが張られる Photo: Shusaku MATSUOステム上にはステージ中の山岳ポイントなどがわかるメモが張られる Photo: Shusaku MATSUO
パワーメーターはSRMを使用。チェーンリングは53-39Tだった Photo: Shusaku MATSUOパワーメーターはSRMを使用。チェーンリングは53-39Tだった Photo: Shusaku MATSUO

コフィディス

 プロコンチネンタルチームのコフィディスは、スペインのオルベアのレーシングバイク「オルカ」を選手が駆っている。

コフィディスはオルベアの「オルカ」がメインバイク Photo: Shusaku MATSUOコフィディスはオルベアの「オルカ」がメインバイク Photo: Shusaku MATSUO

 ステムやハンドル、クランクやブレーキなど、FSA製のパーツが多く使用されているのが特徴だった。ホイールはヴィジョンの「メトロン40」で、ペダルはルック「KEOブレード」。リアディレーラーのプーリーは社外品に換装されていた。

ブレーキキャリパーはFSAの「SL-K」 Photo: Shusaku MATSUOブレーキキャリパーはFSAの「SL-K」 Photo: Shusaku MATSUO
コンピューターはSRMの旧型「PC7」を使用していた Photo: Shusaku MATSUOコンピューターはSRMの旧型「PC7」を使用していた Photo: Shusaku MATSUO

ディレクト エネルジー

 トマ・ヴォクレール(フランス)やシルヴァン・シャヴァネル(同)ら、フランスで人気の選手が在籍するのがフランスのディレクト エネルジーだ。フレームはスペインのバイクブランドBHの軽量モデル「ウルトラライト」を採用している。

BHの「ウルトラライト エボ」は軽量で、万能な走りをみせる Photo: Shusaku MATSUOBHの「ウルトラライト エボ」は軽量で、万能な走りをみせる Photo: Shusaku MATSUO

 ステム、ハンドル、シートポストや、クランク、ブレーキキャリパーに至るまでFSA製のパーツが多く採用されていた。ホイールはヴィジョンの「メトロン40」が装着される。

ブレーキはFSAの「SL-K」が装着される Photo: Shusaku MATSUOブレーキはFSAの「SL-K」が装着される Photo: Shusaku MATSUO
クランクはFSAの「Kフォースライト」にパワーメターの「パワー2マックス」が組み合わされ、チェーンリングは板状のものが使用されていた Photo: Shusaku MATSUOクランクはFSAの「Kフォースライト」にパワーメターの「パワー2マックス」が組み合わされ、チェーンリングは板状のものが使用されていた Photo: Shusaku MATSUO

<3>ランプレ・メリダはリアクトとスクルトゥーラ

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ツール・ド・フランス2016 ツール2016・コラム

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