title banner

「機材ドーピング」阻止へ厳しい目「隠しモーター」見つかるか? ツール・ド・フランスでUCIが抜き打ち検査

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
  • 一覧

 自転車競技で「隠しモーター」を使って不正に記録を伸ばす「機材ドーピング(メカニカルドーピング)」が世界トップレベルのレースでも問題視されるなか、国際自転車連合(UCI)はツール・ド・フランスでもスタート直前の選手のバイク検査を行い、不正阻止に躍起になっている。

モーターを探知できるタブレット端末を選手のバイクにかざし、検査するUCIスタッフ Photo: Shusaku MATSUOモーターを探知できるタブレット端末を選手のバイクにかざし、検査するUCIスタッフ Photo: Shusaku MATSUO

 ツール・ド・フランス第10ステージが開催された7月13日、スタート地点には「機材ドーピング」に目を光らせるUCIの検査官2人の姿があった。2人はアージェードゥーゼール ラモンディアルやトレック・セガフレードなど複数のチームに赴き、選手らのバイクを検査して回る。

 各チームのスタッフとコンタクトを取りながら、選手がその日に使うバイクも1台1台チェック。モーターを探知可能なタブレット端末をかざし、バイクのトップチューブ、ダウンチューブ、ホイールのリムまで、1台あたり1分以上かけて入念に調べていく。すでにチームカーの屋根に搭載された予備のバイクを含め、全てのバイクが対象だ。

UCIはモーターを検知するタブレットを用いて検査を行う Photo: Shusaku MATSUOUCIはモーターを検知するタブレットを用いて検査を行う Photo: Shusaku MATSUO
チームカーの屋根に搭載された予備バイクまで入念にチェック Photo: Shusaku MATSUO"チームカーの屋根に搭載された予備バイクまで入念にチェック Photo: Shusaku MATSUO"

 検査官はCyclist編集部の質問に対し、「スタート前の時間になるべく多くのバイクを検査します」と語り、各チームが集まるエリアをせわしなく動き回っていた。

 「機材ドーピング」をめぐっては、UCIシクロクロス世界選手権に出場した女子選手のバイクから隠しモーターが見つかり、UCIが今年4月、選手を6年間の出場停止処分とし、罰金約230万円を科したと発表している。

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

ツール・ド・フランス2016 ツール2016・その他 機材ドーピング

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

  • タイム
    アルプデュエズ01 ディスク

    ディスクブレーキで伝統の走りを進化

  • リブ
    AVAIL ADVANCED

    走る好奇心を止めない リブの新型‟無敵”ロードバイク

  • インプレッション一覧へ

    連載